不動産営業について書かれた記事には、ネガティブなものが多いと思いませんか?
長所とかメリットを書いたものも存在しているのでしょうが、歩合の魅力等について書かれている事が多いのではないかと思います。
『日常で感じる良い面』にクローズアップされた記事は意外と少ないですよね。
この記事では、転職者向けに、不動産営業の楽な部分についてご紹介したいと思います。
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仕事量について
一般的なサラリーマンの仕事量と比較するのは難しいかもしれませんが、不動産営業の仕事量はかなり少ない自信があります。(笑)
契約に絡む仕事が無い時には、本当に楽なものです。
私は、学生時代に色々とアルバイトをしましたが、不動産営業はアルバイトよりも肉体的に楽です。
特に飲食業等と比べると、体の負担はかなり少ないはずです。
基本的に車で移動するので、慢性的に運動不足になり、「不動産営業は太るよ」と言う人が多いです。
営業職は、バタバタと動いているイメージがあるかもしれませんが、不動産営業については例外だと思います。
普段は、意外とゆったりしたスケジュールで動いていますし、力仕事は全くと言って良い程に存在しません。
体力的に楽なのは、この仕事の最大の長所だと思います。
ストレスについて
契約がとれない時には、勿論ストレスを感じることもあります。
お客様に対してのストレスを感じる人もいるのでしょうが、私は顧客へのストレスを感じる事はあまり無かったです。
業者や、他社営業の態度等にストレスを感じることはありましたが、これは一過性のものです。
不動産営業は、外出時の解放感の方が大きいので、日常的に気分転換しやすい環境にあります。
普通の会社なら、自分の好きな時に外出することができない事が多いですよね。
不動産営業は、「下見でも行くかな」等と自分で予定を決めて、外に出られるのです。
実際に、下見をしないで遊んでいる人もいるくらいなので、ストレスを解消できる『隙』のようなものが仕事中に存在している職業です。
これも、他の業種には無い特色なのではないかと思います。
契約ありき
全ての会社に当てはまるとは言い切れませんが、営業は契約をとっていれば何も文句は言われません。
月に1本契約がとれていれば、後は遊んでいても良いという風潮さえあります。
実際、支店長から「契約がとれたら何していてもいいぞ」と言われたこともあります。
私の同僚には、就業中にスーパー銭湯やカラオケに行っている人もいました。
それで頑張れるならOKという会社だったのです。
その代わり、契約がとれない時には必死で頑張らなくてはいけません。
大手企業では、さすがに何をしていても良いというのは難しいでしょうが、見なかった事にする上司なら結構いると思います。
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時間が余る
普通の会社であれば、時間が空くということも少ないでしょう。
何かしらやることはあって、手が空かないように仕事が割り振られますよね。
ところが、不動産営業の場合、手持ちの顧客への追客でやることが無くなっても、特にやらされることがありません。
自分で考え、その時間を次の契約に活かさなくてはいけないのです。
契約へのプレッシャーはかかりますが、その代わりに一般企業に存在するようなストレスは少ないという側面を持っています。
顧客が少ない時には、本当にやることが無くなってしまうこともありますが、それも含めて自分の責任なのです。
このように、会社から仕事を詰め込まれない部分は、業界長所かもしれません。
「自分次第」というスタイルが好きな人には、プラスに考えられる部分だと思います。
上司・仕事量の不満
一般の会社では、上司の指示に対する不満の他、自分の仕事量等にも不満を募らせることがあると思います。
自分だけが手間のかかる仕事をさせられる、といった事が起きやすいのではないでしょうか。
不動産営業のメリットとして、これらの不満が少ない事も挙げられると思います。
上司からの命令で何かをするというよりは、与えられた任務が達成できなかった時に指導されるという関係です。
この為、基本的には人の仕事を手伝うこともなければ、上司に仕事を押し付けられることもありません。
このようなストレスが無いことを考えれば、良い環境だと感じる人もいるでしょう。
労働対効果
不動産営業で最も楽だと感じる部分は、労働に対する対価が大きい事です。
仕事内容としては大変重要なものなので、その価値に見合っていないとは言いません。
しかし、単純に仕事量で見た時には、かなり割が良い内容だと思うのです。
ほんの数日の仕事で、数百万円も売り上げがたつのですから、当然ですよね。
賃貸の仲介営業と比べても、売買のほうが仕事が少ないと思いますが、報酬は圧倒的に売買の方が多いです。
顧客数の絶対数や価格の違いはあるものの、お得感がスゴイです。
仲介営業としては、売買の不動産営業が最も楽に稼げると思います。
まとめ
個々の長所を聞かされても、それほど魅力的には感じないかもしれません。
しかし、まとめてみると、不安部分と相殺できる事もあるのではないでしょうか。
私は、この業界で成功したこともあり、仕事内容には良い印象のほうが多いです。
ネガティブな記事が多い中、その事をもっと伝えたいと考えています。
トップページには、あなたの不安を解消できる記事もあると思います。
転職を考えている方は、参考にして検討してみてください。