不動産営業職については、キツイからやめた方が良いという人も多いですよね。
WEB上の記事には、不安を感じるようなネガティブなタイトルを付ける人も少なくありません。
どんなタイトルを付けるのも自由ですが、内容については本当の事を書かなければいけないと思います。
読み手は、その記事にどれだけの信憑性があるのかを判断する必要がありますよね。
そこで、この記事では、私の実体験から見た不動産営業のキツさの真相と、記事の信憑性を見抜くコツ等をご紹介します。
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ネガティブな記事
不動産営業に魅力を感じた人が、この業界をリサーチしようとすると、必ずネガティブなタイトルの記事に遭遇することになります。
実際の所、会社によってはそのような一面もあるのでしょう。
しかし、たった一つの記事だけでこの業界を理解することは、到底できないことです。
「辛い」・「厳しい」・「ブラック企業」等、ネガティブな言葉が入っている記事を閲覧すれば、「やめた方が良い」という結論へ導く内容であることも多いと思います。
一部の人達の意見を真に受けて、不動産業界に対して誤った先入観を持たないように気を付けてください。
少なくとも、3社以上の不動産会社で働き、10年以上この業界で生き残った人でなければ、業界を語る資格はないと感じます。
ブログ増加の弊害
ブログ等で短期間にアクセスを集めようとするには、雑記ブログが良いのだそうです。
雑記ブログとは、旬の話題や、芸能人の記事等を書くものです。
瞬間的なアクセスを狙って、これから発生するトレンドを先読みする手法です。
トレンド記事は、『アクセスを集める』という目的に対しては、とてもスマートな戦略なのですが、読み手には弊害もありそうですよね。
もし、不動産業界とは全く関係の無い人(サイト運営者)が、不動産営業についてネガティブな記事を書いていたとしたらどう思いますか?
アクセスUPを狙ったネタ記事の可能性が高いですよね。
真実の見分け方
私は、不動産営業を短期間で辞めた人達が、この業界について語ることに疑問を感じます。
中学校・高校等の部活動でもそうですが、厳しい部活動等をやり遂げた人だけが言える事と、すぐに辞めた人達が言えることには大きな差があります。
経験者と名乗る人の記事であっても、その理解度には大きな個人差があるということです。
Googleが検索順位を決める際、そのような信憑性の低い情報を検知してくれる日が来るのを心待ちにしていますが、現時点では無理でしょう。
今の所、人間の目(読み手)でそれらを判断するしかない状況ですので、ネガティブな記事を見る際には、そのブログのHOME等へ行き、ブログ全体の趣旨を確認すると良いと思います。
そして、サイトのテーマに深く関係する内容であれば、一定の信憑性を認めることができると判断するのが良いのではないでしょうか。
雑記サイト等のネタ記事に翻弄されないようにしましょう。
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ポジティブな記事
逆に、ポジティブなタイトルの記事を見る場合には、楽観的すぎる事がリスクになるかもしれませんよね。
例えば、「これを読めば絶対に成功できる!」等、必要以上に期待させる内容等です。
しかし、実際の成功体験に基づく情報であれば、少なくともネタとか嘘では無く、ある程度のヒントはあるのかもしれません。
結論的には、ポジティブな情報を信じてもチャンスは逃しません。
期待外れに終わる可能性はあるかもしれませんが、機会損失はしませんよね。
しかし、ネガティブな情報を信じれば、チャンスに挑戦しなくなり、得られるはずの結果を失うこともあるでしょう。
読み手は、自分の判断力をしっかりと持たなければいけないということですね。
私は、目につく記事や、参考になる記事に出会った時は、必ず『お気に入り』に登録するようにしています。
これは、継続して読むためではなく、その他の記事もチェックして、本当に信じてよいか確認するためです。
ブログは、興味のある記事を拾い読みしているだけでも、その人の人柄等が見えてくるものです。
また、継続して読んでいると、その書き手の経験値や実力も見えてきます。
このように、リサーチをする際には、記事に対しての信憑性を求める動きをとることが大事なのではないかと感じています。
不動産営業のキツさとは?
私は、不動産業界に10年以上いましたし、4社の不動産会社で働きました。
どの会社も、環境や社風等が大きく異なり、業界云々というよりも、個々の会社によるというのが正直な感想です。
単純に、仕事がキツイかと聞かれれば、「むしろ、楽です」と答えます。
私は、不動産業界にくる前に、他業種での社会も経験しているので、この差はすごく感じます。
一般企業の大変さに比べれば、不動産営業職はかなり楽な仕事です。
しかし、契約をとるのはキツイかと聞かれれば、「まあ、そうですね」と答えます。
契約をとることは簡単ではありませんし、それを求められる環境に対しても精神的にキツイ時はあります。
何事もそうですが、総合的に考えて相殺できる部分があるからやっていけるのです。
だから、一概には「キツイ」とは言えないのが、この問題(噂)の真相だと考えます。
まとめ
私は、不動産営業職という仕事にネガティブなイメージを持っていません。
クリーンな営業マンをたくさん知っていますし、楽しい面もたくさんあります。
そして、良い営業マンが増えることで、益々業界が良くなっていくと考えています。
ですから、少しでも興味を持っている人達のチャンスを消してしまうような記事を見ると、とても残念でなりません。
実際、悪い面もあるとは思いますが、それはどの業界にも言える事だと思うのです。
それに、昔に比べれば、随分とクリーンな業界になってきたと感じます。
私も、不動産営業という仕事に夢を持つ人達に、適切な希望と注意点を与えられる記事を書いていきたいと思います。