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不動産営業

売れる営業マンの正体

私は、仕事を通じて不動産業界のトップクラスの営業マン達と多く接してきました。

縁あって、保険業界や自動車販売等の方面でもトップクラスの営業マンと知り合っている方だと思います。

そんな人達に共通している特徴は、トップレベルの要素(正体)と言っても良い部分だと思います。

意外にシンプルな特徴なので、営業職の方々は参考にしてみてください。

 

性格適性

私は常々、能力的な適正よりも、顧客に対する思いが強い人の方がトップになり易いと考えています。

簡単に言えば、礼儀・テクニック・知識等の要素よりも顧客を思う気持ちが本物かどうかの方が重要なんです。

 

誰でも、充分に営業マンとして成績を残せる可能性はあります。

本質的な部分に目を向けて、「」の面で意識すべき事があるという事です。

 

性格的な適正としては、トップクラスな人達の中にだらしない人は一人もいません

当たり前のことですが、約束を守り、スピード感をもって行動することができる人しかいませんでした。

 

営業職に向かない人の特徴

営業職としてダメなタイプにも共通点があります。

まずは、不適正な要素を確認することも大切だと思います。

 

以下、営業としてダメな人によく起こる事象です。

  • 頻繁に遅刻する
  • 約束を忘れる
  • 忘れ物が多い
  • 継続力がない
  • 必要な努力をしない

 

上記の全てに当てはまる人は、営業職はやめておくのが賢明です。

これらを強く意識しないと回避できないような人は、営業職である時間が苦しいものになりますから、長続きしないでしょう。

気を抜くとすぐにボロが出るので、一流にはなれません。(2流として花咲く可能性はありますが)

 

逆に、自然に回避できるような性格の人は、苦痛なく一般的な営業職の要素を満たせるので「向いている」と言えます。

 

人的魅力

特別に「人から好かれる人」とか、「可愛がられる人」っていますよね。

末っ子タイプに多い傾向がありますが、このような特性を持つ人は、それだけで強い武器を持っているようなものです。

真似して出来るものではないので、天性の特性はある意味で最強だと思います。

 

営業職は、スピード(レスポンス)や礼儀作法が重要だと思われている傾向があります。

その他、機転を利かせる才能とか、話術等も一般的に重要視されている要素と言えるでしょう。

 

でも、これらの能力って、天性の才能を超えられないんです。

言い方を変えれば、天性の才能がある人に負けないために努力して積み重ねる部分です。

 

極端な話、どんな失敗をしても顧客から愛されていれば関係を切られることはありませんよね?

このような魅力がないからこそ、それ以外の部分を強化するしかなくなるわけです。

 

私自身、あまり人間的魅力がある方ではないので、常に努力して武装していくタイプでした。

それでもトップにはなれますし、別に劣等感を持つ必要もないのですが、そもそも営業の適正という観点からするとマイナスからのスタートを余儀なくされるタイプの人も多いってことです。

 

私が知る限り、本当に飛びぬけた成績を出す人達は、他の人にはない人間的魅力があると感じます。

 

私の結論

一般的に、トップレベルと言われるのは、富裕層を相手にした営業職のことを意味します。

証券マンとか、商社マン等の営業職は、頭が良くて誠実そうなキャラクターを想像しますよね。

実際、売れている人達もそんなタイプの人が多いのかもしれません。

 

でも、必ずしもそれが正解ではありませんし、貴方が富裕層と合わないタイプなのであれば、もう少し下のレンジの営業マンをやればいいのです。

別のレンジでは貴方の方が優秀な可能性もありますから、あまり固定概念に囚われなくてOKです。

 

富裕層の中にもフランクな人はいますし、一流っぽいTHE営業マンや、税理士タイプ嫌う人もいます。

このような相手の場合、一般的な営業マンでは対応できない(担当に選ばれない)こともあるでしょう。

 

結局のところ、「当たり前のことを当たり前にやる」という能力さえあれば基本的な適性は申し分ありません。

それに加え、他の営業マンよりも貴方の人間的魅力顧客を思う気持ちがあれば、きっとライバルに勝つことでしょう。

 

独自のスタイルを意識している

上司が自分と同じような営業マンを育てようとし、自分と同じような営業マンになれそうな人だけに「才能がある」と感じているケースってよくありますよね。

でも、これって、コピーロボットを製造しているようなものです。

結局はオリジナルを超えることが出来ないので、あまり優れた成績が出ないまま終わります。

 

売れている人達は、自分の魅力とか強味を理解しているので、誰にも真似をできない部分で勝負します。

それが彼等独自のスタイルを確立しているのです。

単純な話、誰でも真似できるような営業スタイルは、いつか誰かに負けるってことです。

 

最後の一人に残る営業マンは、「この人でなければダメだ」と思わせる人です。

顧客がこのような感情を持つ要素を考えてみれば、今のスタイルが正しいかどうかの判断になるのではないでしょうか。

それが一流の視点だと思います。

 

まとめ

結局のところ、一般的な営業活動であれば、顧客のことを思う気持ちが一番大切で、それをどう伝える(伝わる)かだと思います。

私は、どんなにきちんとした人だとしても、本気で顧客のことを考える人の方が才能があると感じますし、魅力的に見えます。

一見して営業に向いていなそうな人でも、このような心を持っている人には才能を感じます。

自分のレベルに合わせた顧客をターゲットにすれば、誰もがトップ営業になれますから、まずは顧客を思う心に適性があるかどうかに着目すべきだと思います。

本来、営業マンとしてトップに立つ事って、全然スゴイことではないんです。

ターゲットを合わせ、当たり前のことを継続していれば、必ず成果が出るものなので、諦めずに頑張ってみてくださいね。

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