世界的に5G関連の株が上昇して、テック(開発・テクノロジー)産業への注目が集まっています。
5Gの普及と、これに伴うサービスの増加によって、オフィスの必要性が低下するとも言われ始めました。
不動産業においても、『不動産テック』等と言われる新ジャンルが登場し始めました。
これまで、不動産業を開業する人といえば、仲介業を経験した元不動産営業マンとか、大手で土地仕入れ経験をした人等が目立ちました。
しかし、これからの時代は、それほど不動産経験が無い人でも、IT系の不動産業者として起業するケースが増える可能性があります。
そして、この分野は、もしかするとIT系単体での独立よりも競争率が低く、稼ぎやすい可能性すらあります。
若い世代の方々は、誰も目をつけていない今だからこそ、将来の選択肢として注目しておくと良いと思います。
不動産業界の特徴と変化
不動産屋の社長というと、ベンツを乗り回して豪邸に住んでいるバブリーなイメージがありますよね。
実際、この業界で働いていると、絵に描いたようなタイプの人物とよく出会います。
ステータスを持つことを好み、リスクテイクに対しても積極的な人達です。
しかし、今後成功する不動産屋の社長は、少しイメージが変わってくるかもしれません。
つまり、本来なら不動産屋になるようなタイプではない人が、不動産業で活躍できる環境になってきたということです。
質素倹約で、お金もそれほど使わず、大衆車に乗っている大金持ち・・・みたいな人が出てくるのではないかと思います。
これは、どの業界にも言える事ですが、契約までのプロセスと、契約業務自体がWEB上で完結できる世界になることで、社長になるタイプが変化するからです。
これこそ、時代の変化ですよね。
これまでは、リスクを負える勇気がある人が経営者になる時代でした。
しかし、現代では、ローリスクハイリターンな成功方法がたくさんありますので、臆病な人でも一定の成功を手にできる環境があります。
また、事業を始めるにしても、事務所が無くてもできる仕事が増えてきました。
最終的には、不動産業も自宅で開業できる時代になるかもしれません。
コロナの影響は、それくらい世の中を変えましたよね。
若者達が小資本で起業できる環境を整える事も、日本の経済成長に寄与するでしょう。
彼等に足りない経験や知識については、アウトソーシング(WEB上での人材利用)の仕組みを考案すれば良いのです。
先日、保険業界においても、第一生命がWEB上で保険契約を簡潔するシステムを稼働する予定を公表しました。
これまでライフネット生命がWEB媒体をリードしていましたが、とうとう保険業各社がWEB上でのシェアを取り合う時代になってきたわけです。
誰でもできる化が進む未来
最近、「誰でもできる」というツールが増えたと思いませんか?
「誰でも、簡単に~できる」というキャッチコピーが、当たり前のように存在しますよね。
本来なら、プロに頼まなければ実現できない事が、素人でも簡単に出来てしまう事が増えているという事です。
3Dプリンタの登場で、製品の開発スピードも驚異的に速くなりましたよね。
ひと昔前なら、ホームページを自分で作成することも難しかったです。
ブログや動画投稿等もそうですが、次々に最新のテクノロジーが低価格で利用できるようになり、より身近なものになりました。
自宅をスタジオ化して動画配信し、それで生計を立てる人が出てくるなんて、少し前には想像もしていなかった事です。
ほんの小さな変化が、このように身近なところに出てくるようになり、そうなるまでの時間も日々早まっているように感じます。
取り残されないよう、新しい知識に目を向けていきましょう!
アフィリエイトの役割
保険業や不動産業は、これまで「対面できない」とか「担当者の顔が見えない」という部分に顧客が不安を感じる業種でしたよね。
WEBだけでは集客から契約まで完了させるのが難しい業種(信用商売)だったのです。
ところが、ユーザー達の世代が変わり、コロナでWEB商談が当たり前になると、『WEBでの集客』が売り上げの差を分けることになります。
そして、WEBでの集客なら、人件費をかけずに24時間何件でも契約できますので、成功した時にはかなり利益率が高いでしょう。
どうやら、「人」(営業マン)に対する信頼が必要だった時代から、WEBページや企業への信頼(大手が強い)へシフトしていく流れは、避けられそうにありません。
これに対して、何か対抗策を持たなければ、小さな会社が潰れてしまいますよね。
私は、それがアフィリエイトとVR(メタバース)だと思うのです。
グーグルや楽天の業績を見れば、これは明らかなことです。
大手の集客力に対抗するためには、アクセスを集めているブロガーやYouTuber等の力を利用するのが一番です。
彼等にフィーを与え、アフリィエイト記事を作成して宣伝してもらうという選択肢は、今後も広がりを見せるのではないでしょうか。
戦い方が変わるわけですから、今から準備をしていかなければ時代遅れになる可能性があるという事ですね。
アフィリエイトの広告先
アフィリエイト広告を掲載する際にも、色々な代行会社があります。
A8.net等が有名ですが、このようなアフィリエイト広告を仲介してくれる媒体をどこにするかは、今後かなり重要な要素になると思います。
つまり、アフィリエイトを利用する側の立場から「この会社が一番良い」と感じる媒体を選ぶことが重要です。
アフィリエイトに参加するブロガー達は、報酬が高く、成果が出やすいバナーを使いたいと考えますよね?
彼等のやる気が出なければ、広告費をかけても無駄になります。
このような観点から、私が最も良いと思うのは、「もしもアフィリエイト」です。
報酬ボーナス制度によって、参加者のやる気を向上させる仕組みを採用していて、他の媒体に比べて成果もでやすいと感じます。
おそらくですが、バナーデザイン等について、クリック率の良いデザイン等を見抜く力が高いのだと思います。
他社で同じアフィリエイトをしていた場合と比べても、成果の発生率が全く違いますので、かなりオススメです。
アフィリエイト募集をしたい時には、「もしもアフィリエイト」に依頼すると良いと思います。
今が起業のチャンス?
何かIT系の仕事で独立したいと考えている人は、不動産業についても検討してみる価値があると思います。
アイデア次第では、ビッグビジネスになる可能性があり、時代の変化している今は、起業家にとって最大のチャンスです。
例えば、誰かが不動産営業経験のある人がフリーランスとして登録できるサイトを創ったとしましょう。
SNS等を活用しつつ、当サイトのような不動産営業や宅建受験生が利用しているサイトと組めば、簡単に営業経験者等の人材登録数を伸ばすことができるでしょう。
この登録人材達が自宅で作業できる環境を整え、システム化することができれば、彼等が不動産実務の一部を代行する事ができるようになります。
全国に登録している主任者の中から、手を上げる人をマッチングさせればいいのです。
山林などの残置処分等、遠隔地の業務も気軽に依頼できる時代が、もうすぐそこまで来ています。
新しい形の不動産人材派遣のようなものですね。
不動産業を開業する人達は、店舗にはお金をかけず、このようなシステム利用に投資するようになるかもしれません。
私が思いつく程度のアイデアですから、きっと誰かが既に動き始めていることでしょう。
人件費と店舗費用がいらなくなれば、不動産業のリスクはかなり軽減されますので、若者でも起業が容易になるでしょう。
更に、ブロックチェーン等の開発が進み、WEB上で契約が可能になれば、もはや店舗はいらないと言っても良いでしょう。
地方の取引についても、都内の業者がWEB上でできるわけです。
調査等もネット上でできる項目が増えていますし、遠隔操作で調査させる人員と仕組みさえあれば、なんとでもなります。
このような仕組みを最初に手に入れた企業が、圧倒的なシェアを握り、スタンダード企業になります。
最終的な事業規模を考えると、ものすごい大企業になる可能性すらありますよね。
メルカリがそうだったように、ほんの数人で始めた会社が、あっという間に世界的企業になれる時代なのです。
誰も気付いていないニッチなところに、貴方の発想力を使ってみてはいかがでしょうか。
WEBに強い人材が鍵
これまで、自分のやりたい事を形にするには、エキスパートを集めなければなりませんでした。
しかし、アフターコロナの世界では、WEBに強い人材さえいれば、何でもできてしまいます。
それほどWEB知識が無くても、ブログやHPでの正攻法や、SEOの仕組み等を理解しているだけで人材の価値が上がります。
特に、自己サイトでの成功経験を持つブロガー等は、アドバイザーとしての需要が増すと思います。
ブログ界で有名な人のコンサル料は、段々と高くなっているようです。
師として学びたいブロガーがいる人は、今が安く相談できるチャンスかもしれませんね。
企業ホームページの再構築
WEB相談が集客のメインになってくると、ホームページ上でいつでも相談できる体制をとる企業も出てくると思います。
常駐するコンサルタント等に、チャット的な感覚でいつでも相談ができるようになれば、ホームページを訪れる意味は増大するでしょう。
企業は、WEB化によって人件費が削減できますから、今までよりも利益が増える可能性が高いです。
そして、その利益を広告費やホームページ構築に使うことになります。
リアルタイムで常駐するWEB相談員の状況等を見える化し、より便利なWEB環境を提供するサービス事業は、かなりの需要が見込めるでしょう。
おそらく、不動産に特化したWEB構築サービスも登場するはずです。
まとめ
不動産業界にはITに詳しい人が少なく、斬新なビジネスアイデアを生み出すような人はIT系に多いという特徴があります。
どちらが儲かるかは、どんな規模で何をやるかによりますが、不動産事業のIT化を先取れる人は、大金を掴める可能性が高いでしょう。
新しいサービスや仕組みを考案する力のある人と、不動産事業の知識を持つ人が組めば、かなり優位性の高い事業が展開できるはずです。
キーワードは、『コラボ』ですね。