良い不動産業者に就職又は転職をするには、その各社の社風やノルマの状況等を事前によく調べる事が大切ですよね。
それが、「良い会社に就職・転職する方法」だと言っても過言ではないと思います。
実は、不動産会社の場合、会社の規模によって共通する特徴等もあります。
この記事では、そんな部分に焦点を当てながら、良い就職・転職先の見分け方をレクチャーしたいと思います。
※本記事で掲載している転職サイトは、全て掲載許可を得ております。
条件の良い求人はすぐに無くなる!
当たり前の話ではありますが、雇用条件の良い企業の求人倍率は高くなります。
「転職したい!」と思う人が多いので、すぐに応募が終了していまいますよね。
タイミングが合えば良いのですが、「今は動けないしな・・」等と見送りをするしかない状況の人も結構いるのではないでしょうか。
不動産業界での転職では、転職先の条件面(歩合等)がかなり重要な要素となりますし、それと同じくらい企業の集客力も大事な世界です。
この為、長期的に条件の良い会社を把握し、特定の企業に絞ってタイミングを待つのがベストだと思います。
これには、常に情報を入手し、各社の歩合率や社風等を把握する動きが欠かせません。
将来のステップアップのためにも、『宅建Jobエージェント』のような無料ツールで情報収集しながら、次に移りたい企業の目標設定をすると良いです。
宅建を取得して備える
これから就職を予定している人や、他業種から不動産業界へと転職しようとする場合、宅建士の資格を持つことも必須です。
雇用条件や選べる企業の幅が広がりますし、「持っていないリスク」が大きい業界でもあります。
当サイトでは、全て無料で使用できる宅建独学テキストを公開しています。
テキスト以外にも、スケジュールの立て方から、傾向と対策まで網羅した記事がアップされていますので、有効利用して合格を目指していただければと思います。
宅建士の資格を持つことによって、資格手当が発生する為、年収にも大きな影響を与えます。
これから取得を目指す人は、早めに勉強を始めて、早期取得を目指してください。
優良企業の採用情報をチェック
自分が憧れる不動産会社等がある場合には、企業HPの「採用情報」をマメに確認しておきましょう。
注意していただきたい点としては、企業イメージだけで応募しない事です。
私の実体験ですが、とてもクリーンで良いイメージのあった大手企業でも、内情を知ると意外にガッカリするようなケースもあります。
実名は挙げられませんが、社内の雰囲気や、面接官の態度等から、「この会社は辞めた方がいいな」と感じることもありました。
ですから、先入観にとらわれず、色々な手段を講じて興味のある企業の内部情報を掴むことが成功の鍵になります。
転職で失敗しないための防衛策は、事前のリサーチ力にかかっていると心得ましょう。
不動産会社専門の転職サービス
例えば、宅建JOBエージェントの場合では、担当アドバイザーに希望条件を伝えておくと、無料で各社の内部情報やノルマ等を教えてもらう事ができます。
担当者が会社との接点を持っている可能性が高いですし、アドバイザー自体も不動産業界に精通しているのが強みです。
日本マーケティングリサーチ機構による「2024年6月期 指定領域市場調査」では、以下のような実績のあるサービスですので、安心して利用できると思います。
転職支援実績 No.1(直近1年)
転職支援実績 No.1(累計)
利用者数 No.1
選考通過率 No.1
面接通過率 No.1
今すぐ転職するわけではなくても、登録さえしておけば無料でサービスを受けられますので、長期的に調査を進めていくと良いと思います。(今のところ、東京・神奈川・埼玉に限るサービスです)
不動産業界は、特殊な業界なので、一般的な転職サイトを使ってもあまり意味がありません。
使うなら、不動産業界に特化した専門サービスを活用する事がコツです。
好条件の不動産会社を探すコツ
もう少し深く踏み込んだコツをご紹介しておきますね。
何かと言うと、転職エージェントに聞いておく質問についてのコツです。
「こんな部分についてよく聞いておくといいよ」という部分をご紹介しておきますので、是非とも参考にしてください。
社長の人柄
小~中規模の会社では、ワンマン社長が君臨している会社もあります。
ワンマン経営が悪いわけではありませんが、経営者のタイプによって労働環境はかなり変わりますよね。
的確な経営方針で皆がついていくようなワンマン社長もいますし、スティーブ・ジョブズのように波乱が絶えない経営者もいます。
経営スタイルに振り回されて疲弊するのが嫌だと言う人には、かなり重要なポイントになりますので、社長の人柄や経営スタイルについて質問しておくことは有益です。
退職率
会社全体の退職率等は、求人情報に記載されている場合もあるかもしれません。
しかし、肝心なのは、貴方が配属される部署の退職率ですよね。
営業職の場合などは、人員の入れ替わりが激しいのも常ですが、その中でも「多すぎる」という場合には注意が必要だと思います。
平均以上に退職者が出ている会社は、反響数・歩合率・人間関係等に問題がある事が多いです
広告の量
これは、集客力にも直結する部分ですが、ある程度の広告費を投じている企業は、「十分な利益が出ている」と見る事もできます。
売上(予算)が無ければ、広告費を投じる余裕がありませんよね。
営業職の場合には、この広告費の比重が高い企業を選ぶことが成績に直結する面もあります。
興味を持った会社に、どの程度の集客をする力があるのかを聞いてみてください。
トップ営業マンの成績
担当エージェントには、営業マンの人数と、トップ営業マンの成績についても確認してみましょう。
ここから分かる事は、その会社のレベルの高さと、契約率です。
営業人数からは、集客力の推定ができます。
一般的に、営業マン一人に対して5~10件の反響が必要になりますので、営業マンが多い会社は集客力があるということになります。
トップ営業の成績からは、その会社のレベルの高さや、取り扱い物件の相場等が想像できます。
月に10程度の反響数から生み出せる契約数から見て、トップレベルの営業マンがどの程度の売り上げを実現できるのかを知っておきましょう。
それが、その会社でのMAXだという事を示しています。
まとめ
不動産業界に知人がいる人は、できる限り接点を持って情報を集めると良いです。
それが叶わない人は、転職エージェント等の力を借りて、より深い情報を入手するように努力してみてください。
たった一つの情報が入るだけで、貴方の人生を左右する決断に繋がることもあります。
私自身、何度かの転職を経てステップアップし、この業界で成功を収めました。
無駄のない動きで、長期的に好条件企業を探し、栄転を目指しましょう。