不動産動向

東京オリンピック開催時期と不動産業界の景気

東京オリンピックの開催時期について、有識者達の間で議論されているのをご存知でしょうか。

開催時期の懸念となっている原因は、昨今の日本の猛暑です。

この記事では、オリンピック開催時期と、不動産業界への影響について考えてみたいと思います。



大会予定と開催期間

東京オリンピックの正式名称は、「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)」だそうです。

大会計画によれば、開催期間は2020年7月24日(金)~8月9日(日)とされ、33種の競技数で開催予定です。

 

新種目としては、空手、スポーツクライミング、サーフィン、スケートボードの4種目があります。

特に、サーフィンは、天候の影響を受ける種目なので、開催時期は大きな影響を与える要素です。

 

猛暑による懸念

先日、日本に別荘を持つ外国人が、「日本は暑すぎる」と言って帰国したという話を聞きました。

2018年の夏は、7月から猛暑日が続き、各地で最高気温が40℃を超える日が何度もありました。

 

2018年は、水害も多かったですよね。

気象に関する過去の記録が塗り替えられる事が増え、災害レベルも深刻化している現状があります。

 

ところで、新国立競技場の屋根には、完成パース図を見ると開口部が大きくなっています。

当然ながら、ある程度は外気や太陽光の影響を受ける競技場ということです。

 

陸上競技、近代5種、自転車競技等の種目については、気温・湿度・路面温度等が競技成績に大きく影響します。

もしも、今年と同じように一足早い夏が到来した場合、選手は勿論、観戦をする人達も熱中症になってしまう可能性が高くなりそうです。

 

スポンサーリンク

影響の大きな競技

猛暑による影響が最も大きいのは、マラソン競歩ではないでしょうか。

もしも、競技当日の気温が40℃に近いような日だったら・・と考えると、当日の判断で日程を変更できるようにしておく等、事前の対策も必要になりそうです。

 

陸上競技以外では、トライアスロンサッカーテニス等にも心配が残ります。

また、日本の波は小さい上、台風等の状況によっては、いつまでもサーフィン競技が進まない事態も考えられます。

大会を盛り下げる要因として、懸念せざるを得ません。

 

ウェーブプール等の人口波を使用せず、千葉県一宮街の釣ケ崎海岸で開催すると決定されているようです。

この判断についても賛否両論の議論を呼びそうです。

 

このような猛暑による影響を考え、今後、大会時期を変更する必要性や、日程調整の新しいアイデア等も検証されることになるでしょう。

 

経済的影響

実際の所、開催時期を動かすのは非常に難しい事だと思います。

ただでさえ工事等はギリギリの工期で進んでいますから、前倒すと言う選択肢はありませんよね。

 

では、時期を後ろにできるかという話になりますが、これも結構ハードルが高い話です。

不可能ではないでしょうが、手続きや日程調整も大変です。

既にその時期に合せて動き始めている人達がいれば、損害が発生する可能性もあります。

 

一方、不動産業界的には、延期を歓迎する向きが多いと思います。

オリンピックに向けてマンション等の需要が高まる部分がありますから、少しでも売れやすい期間が長い方が良いと考えるからです。

 

様々な業種においても、開催時期の延期は、経済効果を最大限に発生させる効果を呼ぶでしょう。

延期の価値は十分にあるのですが、オリンピック委員会の承諾等、大人の事情で壁が高そうな気もします。

 

スポンサーリンク

延期時期の候補

仮に、大会時期を延長すると考えた時、最も暑い時期に重なってしまう事は避けなければなりません。

開催期間を夏休み時期に重ねたい事情もありますから、8月下旬から9月の開催といったところでしょうか。

 

これなら、紅葉シーズン前の閑散期に、ホテルや観光関連業で外国人の渡航による特需が生まれることにもなるでしょう。

余談ですが、宅建受験生にとっては、試験直前での開催となり、勉強の弊害になりそうですね。

 

夏の終わりをオリンピックの閉幕と共に感じる方が、どこか味がある気もします。

心理的にも、人々の心に残る夏になりそうですよね。

 

心配なのは、やはり長引く猛暑と台風ラッシュに当たる可能性です。

こうなってくると、新競技にサーフィンを入れた決断が微妙に思えてきます。

 

もう一つのプランは、9月に入ってからの開催です。

しかし、観戦に来る人の大半は日本人なのですから、夏休み時期を外れるのはマイナス効果です。

冬季オリンピックとの開催間隔が短くなる事も問題にされるかもしれません。

 

まとめ

結局は、「現状のままの日程で行くのが無難」という結論になる可能性が高そうな気もします。

動くなら、早々に決断する必要がありますが、動かすことによるリスクを嫌う人達も多そうです。

 

不動産業界とすれば、オリンピック閉幕後の市場閑散が心配されます。

マンション価格が下がるのを待っている人達もいそうですから、業者側にはあまり良い事がなさそうです。

2020年は、年前半の盛り上がりに乗って売り上げを立てられるかが勝負と思っておくのが良さそうですね。

HOME

-不動産動向

Copyright© 不動産営業のつくり方 , 2019 All Rights Reserved.