皆さんは、5月病でやる気が無くなった経験はあるでしょうか。
季節の変わり目は、自律神経も乱れやすいと言いますよね。
この記事では、不動産営業職の5月病について取り上げてみたいと思います。
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5月病の原因
5月病という病気は、正式な病名としては存在しないそうです。
要するに、鬱(うつ)の状態になることの通称です。
不動産営業職は、上席への報告と、お客様へのサービスという、2つのストレスがあります。
これ以外にも人間関係や家庭の問題でストレスを感じる人もいるはずですよね。
ですから、5月病というよりは、いつでも慢性的に鬱になりやすい職業とも言えそうです。
それでも、多くの人は元気に働いていますし、私自身そのような経験はありません。
5月病の原因が仕事以外の場所にある場合は別として、仕事でのストレスは軽減する方法がたくさんあります。
きっと、その方法を知らないだけなのです。
原因はストレスなのですから、それを解消するしか道は無さそうです。
5月病の症状
不動産営業を辞めてしまう人の多くは、少し鬱に入ってしまったのかもしれません。
鬱になると、不安感、焦り、無気力感などが増すそうです。
肉体的にも、胃の痛み、めまい、動悸、不眠等が起きることが多いようです。
ネット上では、このような症状への対策がたくさん紹介されています。
しかし、そんな簡単に治るのなら苦労はしませんよね。
日光浴をするとか、規則正しい生活をしたくらいで解消できるストレスなら、そもそも鬱になんてなりませんから。
私は、不動産営業になって、一度も胃が痛くなったことがありません。
眠れなかった夜もありません。
でも、不安を感じたことは何度もありますし、ストレスも感じたことがあります。
疲れや忙しさによる頭痛や、めまいも経験しています。
それでも、5月病と言われる鬱にかからなかったのは、何か対策が出来ていたのではないかと思います。
そこで、何が良かったのか考えてみました。
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5月病の特効薬 ①
私は、メンタルが強いわけではありません。
元々は「営業なんて無理」と思っていたようなタイプですから、ごく普通のレベルか、それ以下だと思います。
思い返してみると、鬱にならなかった理由として思い当たることが2つあります。
1つは、「常に予定を埋めた」ことです。
不動産営業は、下見等で外に出ることが多いので、結構サボる人がいます。
お客様がいない時は、基本的に暇な仕事なのです。
私は、暇なのが嫌いですし、サボるのも苦手なので、常に予定を埋めていました。
簡単な話ですが、忙しくて鬱になる暇がなかったということになります。
予定が埋まっていると、「次は何をする予定だったか」等という思考に支配されます。
目の前の仕事に集中することで、無駄なストレスから解放されていたのだと思います。
5月病の特効薬 ②
もう一つ思い当たるのは、「意見をはっきり言う」ということを意識したことです。
相手が上司でも、意見をハッキリと言うのです。
私は、元々はそんなタイプではありません。
むしろ、余計なことは言わずに腹にしまってしまう方です。
ある時、私は、契約を取れている人達には「物申せる人」が多いと気付きました。
当時、あまり売れていなかった私は、彼等のようにハッキリと意見が言えるように努力することにしました。
「そうならないと売れないのではないか?」と思ったのです。
お客様に対しても、言わなければいけない事はハッキリ伝える必要があります。
営業として必要なスキルだと感じたわけです。
これができるようになると、納得のいかない事に適切に意見するようになります。
相手が上司でも、間違っていると思えば意見します。
それは、お客様が相手でも同じです。
このスキルを見に付けると、理不尽な事・間違った考えに対してストレスを溜めなくなるのだと思うのです。
もしかしたら、営業マンは「言わなければ気が済まない!」というくらいで良いのかもしれません。
参考記事「暴言を吐いて売りまくる不動産営業マンの話」
まとめ
不動産営業にとって、最もストレスを溜めないで済む方法は、「契約をとる」ということかもしれません。
しかし、常に契約をとるのは難しい事ですから、ストレス対策は重要です。
慢性的に5月病になりやすい職業かもしれませんが、ご紹介した特効薬を試して対策をしてみてはいかがでしょうか。
皆さんのストレス軽減に繋がることを心から願っています。