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資産家から教わったお金の貯め方と管理

都内で働いていると、いわゆる「お金持ち」の顧客を担当する事があります。

地方都市等でも、地主さんや経営者の顧客を担当すれば、同様の機会があるでしょう。

このような顧客と親密になると、色々とお金に関する「教え」をいただくことがあります。

この記事では、私が教えていただいた資金管理についてのお話です。

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お金を貯めるのに必要なもの

大前提として、お金を貯めるには収入を得る事が必要です。

しかし、同じ程度の年収を得ても、貯まり方は人それぞれですよね。

資産家の人達が言うには、お金が貯まらない人には決定的な理由があるそうです。

それは、お金に対して正しく思考していない事なのだそうです。

 

正しい考え方を身に付けないと、お金は減っていくとアドバイスされました。

以降、私も真剣に考えるようになったというわけです。

金銭感覚の錯覚を見直すための話も聞いたので、ご紹介していきたいと思います。

 

生命保険は大きな買い物

仮に、あなたが毎月3,000円の生命保険の契約をしたとします。

毎月3,000円の掛け金で、一定の保障をしてもらえる事が魅力で加入したわけです。

 

しかし、こう言われたらどうでしょう。

先払いで100万円いただければ保証します

 

若しくはこう言われても同じです。

100万円の保険契約をしてください

 

毎月3,000円を払うという事は、年間で36,000円です。

これを30年間支払うと、100万円を超えます。

 

満期まで保険を一度も使わない人はたくさんいます。

だからこそ成り立つ商売ですよね。

ということは、使わなければ保険会社に100万円を支払う契約と同じなのです。

実際には、もっと高額な保険商品に加入している人も多いと思います。

 

このような意識で保険商品を考えると、保険の見直しの重要性に気付くと思います。

このような視点で、納得できる保険に加入していれば、資金管理が上手い人かもしれませんね。

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お金を捨てる人

住宅ローンの金利が高い時期に家を購入した人は、借り換えをすると返済額が軽減されることがあります。

この数年、住宅ローンの低金利化が進みましたので、借り換えメリットが発生する人も多いと思います。

ところが、この作業が面倒だと言って動かない人が多いのです。

 

確かに、人によって借り換えできる金融商品も異なりますので、相談作業は大変かもしれません。

でも、毎月働いてローンを返す行為は、もっと面倒な事だと思いませんか?

 

例えば、借り換えによって総支払額が50万円減るとします。

しかし、「それくらいなら、面倒だからそのままでいい」等と言う人がいるのです。

仕事で忙しいのは理解できますが、どれだけ損な選択をしているか分からないようです。

 

50万円を稼ぐために費やした時間を考えれば、そんな発想にはならないはずですよね。

返済額が50万円分軽くなるチャンスは、50万円のボーナスをもらうのと同じです。

そのチャンスを捨てるのは、銀行で50万円を引きだし、それをそのままゴミ箱へ捨てているのと同じ事だと気付くべきでしょう。

 

宝くじの購入動機

お金持ちの人は、宝くじを買わない人が多いです。

この理由も、お金に関する心理に深く関係していると感じます。

200円の宝くじを買いませんか?」と言われても、それほど抵抗はありませんよね。

でも、「200円寄付してもらえませんか?」と言われたら、ちょっと考えてしまうでしょう。

 

宝くじの1等当選確率は、ロト6で約600万分の1です。

かなりハズレになる可能性が高い券を購入しています。

これって、当選者へ寄付をしているのと状況的にはあまり変わらないですよね。

 

でも、「1等に当選する人に200円あげてください」と言われたら、抵抗があるはずです。

でも、「夢を買いませんか?」と言われると自分が当たることを想像し、自ら進んで寄付行為をしてしまうのです。

 

買わなければ当たらないという事実がある一方で、買うと損をする確率が高いという現実があります。

資産家達は、宝くじの事を「99%ハズレ券」と認識しているので、自分で稼いだ方が早いと考えます。

 

財布の紐が緩む人

衝動買い等をしやすい人は、お金に対する考え方が悪い事が原因です。

例えば、「せっかくだから」とか、「こんな時くらい」といった漠然とした理由で買い物をする人です。

それ自体が悪いと言いたいのではなくて、どんな時でも貨幣価値は変わらないという認識が大事だと思います。

 

どんな理由で買い物をする時にも、その価値を正しく判断して「せっかくだから」と言うのなら良いと思います。

お金の感覚に長けている人は、980円と表示されている商品を見ても「1,000円ね」と感じます。

 

ところが、財布の紐が緩みやすい人は、「900円か、安いかも」等と感じてしまうわけです。

心当たりがある人は、まずは意識改革ですね。(笑)

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お金持ちはケチ?

よく、お金持ちはケチだと言う人がいます。

でも、実際にお金持ち人達と接していて思うのは、ケチとは少し違う感覚でした。

おそらく、お金をたくさん持つと、お金に対する意識が高くなるのだと思うのです。

 

例えば、貯金額が100万円の人に1%の利息が付いてもあまりインパクトはありませんよね。

ところが、1億円の貯金がある人に1%の利息が付いたら、100万円になります。

ですから、銀行に預ける時でも金利をすごく気にするようになるでしょう。

預けるだけでお金が増えるのですから、自然と意識も高くなりますよね。

 

収入の感覚

お金が貯まらないタイプの人は、収入の感覚にも誤差がある人が多いそうです。

つまり、収入があった時、その額が少なく感じる人の事です。

 

お金持ちの人は、10万円の対価を得ても、1,000万円の対価を得ても同じように喜びます。

仕事に対するお金の価値を等しく理解しているからです。

 

ところが、お金が貯まらない人は、10万円の収入に対して「少ない」と感じます。

その仕事をすれば10万円もらえる」と最初から決まっていて、それを承知で働いていても、なんだか少ない気がするのです。

ボーナス等をもらっても、「嬉しいけど少ない」等と感じるのです。

でも、決まっていた対価が支払われたのですから、本来は利益が確定した喜びになるはずなのです。

 

支出の感覚

お金持ちは、損害や支出についてはどのように捉えるのでしょうか。

例えば、100万円の株式投資で10%の損を出しても、損失額は10万円で済みます。

しかし、これが1億円だったら、損失額は1,000万円になりますよね。

 

1,000万円の損失はダメージが大きく感じますが、それは錯覚です。

実際には、同じ損失割合なので、投資額に対する傷みの量は変わりません。

 

お金持ちの人達は、この部分をあえて錯覚したままにします。

本来は比率で考えるのが正しい価値判断ですが、金額だけで比較してわざと錯覚させるのだそうです。

 

こうすることによって、お金を失うのが惜しいと考えるようになり、リスクについて深く考えるようになるからです。

結果、お金が貯まりやすくなるのだそうです。

心理的なコントロールをして、資産を減らさないようにしているわけですね。

 

まとめ

総資産額が大きい人達の多くは、お金を持つようになってから意識が変わったと言います。

ですから、お金持ちになる前から厳格な管理をしていれば、もっと早くお金が貯まっていたでしょう。

 

お金持ちがケチに思えるのは、金銭感覚が正しいからなのかもしれません。

正しい金銭感覚で厳格な管理をすると、ケチに見えるという事なのでしょう。

お金を貯めるには、お金が減りにくい思考を持つ事から始めるのが良さそうです。

たとえケチだと誤解されても、お金が減るよりは良いのではないでしょうか。

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