売買の仲介営業は、日中は外出する事が多い職業です。
その為、営業時間中には、事務所に人が居ないことも多くなります。
新米営業は、営業時間が終了してからでないと見習うべき先輩達が帰って来ません。
この記事では、営業時間がでの有益な過ごし方などについてご紹介していきます。
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営業時間外で学ぶ理由
初級~中級者は、自分よりも経験のある営業マンから様々なことを学ぶことができます。
しかし、お互いがライバル関係でもありますから、彼等が親切丁寧に教えてくれるとは限りませんよね。
丁寧に教えてくれる先輩もいると思いますが、そうでない人もいるのが世の常というものです。
そこで、多くの場合には「見て覚える」という部分が大半を占めることになります。
黙って観察するしかない事も多く、そこから何を掴めるかという才能にかかってきます。
営業時間を過ぎて店舗が閉まると、多くの営業マンが事務作業や顧客への電話等を始めます。
新人営業マンは、このチャンスをどのように活かせば良いのか考えておくと、より早く成長できます。
まずは学習する事項の優先順位を意識しておきましょう。
優先事項とは?
営業時間が終わる頃には、資料を作成する人や、顧客に電話をかける人等が多いと思います。
新人営業は、何よりも優先する意識で、電話でのトーク術を観察してください。
盗み聞きと言うと聞こえが悪いので、「電話営業の学習観察」と言っておきます。(笑)
経験者の電話を聞いていると、ヒアリングの方法等を勉強することができます。
どのような流れで、何を聞こうとしているのかを考えながら学習させてもらいましょう。
電話でのやりとりは、営業マンの中にも上手い人と下手な人がいます。
自分なりに取り入れられる部分等を考えながら、どんどん参考にしてください。
これが、最優先学習事項です。
電話以外の学習
営業時間外には、他にも多くの事を学ぶ事ができます。
「早く帰りたいなぁ・・」と思うのは、ある程度の実力が付いてからの話で、新人には学習対象の宝庫です。
まず、電話をしていない営業マン達が何をしているのか、よく観察してください。
単に時間を潰しているだけの人もいるかもしれませんが、必ず契約に向かった動きをしている人がいます。
それを見抜いて、さりげなく観察していると、資料の作り方や予定の入れ方等が見えて来る事があります。
そして、それを自分の営業活動に取り入れ、必ず明日の予定を立ててから帰宅してください。
何かに気付く度に、貴方は一歩成長していると思ってOKです。
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営業時間外の動き
私は、事務所に戻ったら、必ず自分の予定表を確認するようにしていました。
机の上に今日の予定表が置いてあり、やり終わった事はその場で消していました。
任務をこなす感覚です。
営業マンの多くは、この時間帯に電話をかける準備をします。
繋がりにくい顧客等をピックアップし、それぞれに何をどのように話すかを考えています。
第三者から見れば、ファイル等を探しているようにしか見えないかもしれません。
でも、実際にはこのような意味のある時間帯なのです。
電話が終わった段階で、何か進展があれば、その進展に対してやれる事を考えます。
その他、資料を作成する顧客等がいれば完了させる時間帯でもあります。
私の場合、これらの作業の合間に、新しい物件の情報等を拾うようにもしていました。
こうして全ての仕事が終わった段階で、効率よく動けるように明日の予定を埋めます。
予定の意味については、とても重要なので別記事で詳しく説明しています。
参考記事
-
保護中: 営業職のスケジュール管理と予定の意味
この投稿はパスワードで保護されているため抜粋文はありません。
まとめ
営業時間外でやれることはたくさんあり、その時間帯でしかできない事も多いです。
私の場合、営業時間外には事務所で何か(予定等)を考えている事が多かったです。
ですから、新人が私を見ていても、何をしているのか分からなかったかもしれませんね。
でも、電話や資料作成だけは一目瞭然ですから、観察している人もいたのではないかと思います。
皆、そうやって売れている人の背中を追いかけながら成長していくものですので、時間を無駄にせず、全てをチャンスとして捉えてみてください。