宅建の無料独学と営業のコツ

不動産営業のつくり方

地方出身の営業マンは有利?不利?

この記事では、地方から東京に上京し、不動産営業として働く場合のお話です。

東京、大阪等、大きな都市で働く事を予定している方々の参考になればと思います。

都会への憧れと期待もある中、同時に色々と不安な部分もあると思いますので、少し未来に起こる事を掴んでおいてはいかがでしょうか。

 

東京での土地勘

地方から上京して来た人達は、東京の交通網に慣れていません。

土地勘も無いでしょうから、かなり不安を感じる部分だと思います。

最初は、皆が不安に感じる部分のようです。

 

そこで、少し安心できるお話しをしたいと思います。

実は、東京で生まれ育った人達よりも、地方出身者の人達の方が交通機関などに詳しくなる傾向があります。

 

色々な場所で足を運び、ほんの数か月で一般的な路線知識を持つ人が多かったです。

探究心があるので、地方出身者の方が東京に詳しくなっていくのだと思います。

 

ですから、交通網等を全く知らなくても問題ありません。

不動産営業は、狭いエリアの中で働く仕事なので、1カ月もあれば十分対応できると思います。

 

地方出身者の活躍は?

地方出身者達が、営業になった後の成績についても触れておきます。

私の入社した会社には、茨城、山形、栃木等から上京した人達がいました。

 

方言があっても問題ありませんし、出身地が成績に関係しているとは思いません。

私の主観ですが、地方出身の人達を見ていると、どこか自信の無さを抱えているように思います。

とにかく、心配はいらないので、自分の生まれた街だと思って働けばOKです。

 

差別する人

地方出身者が差別や偏見を受けるのではないか、という不安もあるかもしれません。

地方出身者側の気持ちをリサーチしてみると、「馬鹿にされている気がする」とか、「自分でも田舎者だと思う」等と言う人がいます。

 

でも、今すぐにそんな考えは捨てて大丈夫です。

自分に「地方出身者である」というレッテルを貼っているのは、あなた自身です。

それこそ、自分に対する差別だと思いませんか?

そんなマイナスなレッテルは何の役にも立ちませんし、必要のない事です。

 

東京出身の人達は、全くと言って良い程、人の出身地を気にしていません。

これは、本当です。

出身地を気にしたとしても、単純に「実家はどこなの?」といった素朴な質問でしかありません。

要するに、東京出身者同士でも交わす会話なのに、受け取る側が「田舎者扱いされた」等とネガティブに受け取っている側面があります。

 

もし、上から目線の人がいたとしても、それはおそらく東京に長く住んでいる地方出身の人です。

要するに、先輩風を吹かせているのではないでしょうか。

 

東京で生まれ育った人達は、むしろ地方に羨ましさを抱く人が多いです。

おいしい食べ物や景色等、地方には東京には無い魅力がたくさんあるからです。

 

ポジティブにとらえる事

例えば、東京の人が自分の故郷にやってきたとしましょう。

そして、地元の人なら当然に知っている話をしてしまい、「あ、東京の人には分からないか」と言ったとしましょう。

 

これは、普通に考えれば「うっかり分からない話をしてしまってごめんね」という気持ちだと思います。

お互いに何のわだかまりも無く終われそうな会話です。

 

ところが、これを東京の人がやると全く違う結果になります。

あ、地方の人だから分からないか」等と言った瞬間に、「馬鹿にされた」とか、「田舎者扱いされた」等と感じてしまうのではないでしょうか。

 

感覚的には同じ意味で使っていても、地方出身者にはマイナスな言葉に聞こえてしまう事が多い気がします。

私は、純粋に東京で生まれ育った人が、地方出身者を馬鹿にしているシーンを見たことがありません。

 

近年では、地方でもかなり都会的な場所が増えたように思いますし、馬鹿にする理由も見当たらないですよね。

 

東京の人が地方に行くと、「何もないなぁー」とか、「田舎だなー」等と言う人がいますが、おそらく本人は馬鹿にしているつもりはないはずです。

大半は、「田舎っていいなぁ」とか、「何もないことへの良さ」を表現している人が多いと思います。

 

地方から出て来た人が、「人が多いなー」とか、「ビルばっかりだな」と言うのと同じ感覚です。

単に、目にした現実がいつもと違うので驚いているだけなんです。

 

それを馬鹿にしていると捉えるのかどうかは、受け取る側のポジティブさ次第ではないでしょうか。

東京でも郊外に住んでいると、都心部の人達に「それってどこ?」等と言われることがありますが、私は全く気になりません。

 

方言を気にする人

方言についても、地方と東京での認識の違いを感じます。

東京の人達は、方言に親しみを覚える人が多いです。

都会の人間関係に疲れているせいか、「安心できる人」という感覚になるのかもしれません。

 

ですから、あえて方言を矯正せずに営業活動をする人もいるくらいです。

個人的に、方言は、東京の人が聞いてもわかる程度の加減で残した方が良いと思います。

私からすれば、羨ましい武器でしかありません。

 

しゃべっただけで少し安心してもらえるなんて、普通では考えられない事ですよね。

地方出身者だからこそ有利な部分もあるという事です。

何事も、考え方次第ですね。

 

まとめ

結論から言えば、地方から出て来た事がハンデになることは無いと思ってOKです。

むしろ、武器になると思って取り組めば良いくらいです。

成績が出ない事を故郷のせいにしてはいけません。

大事なのは、不要なレッテルを貼って自分を潰さない事でしょう。

 

やっぱり東京出身じゃないとダメなんだ」等と自信を失くす必要もありません。

頑張れば必ず成功できますので、安心して上京してもらえればと思います。

そして、後から来る後輩達を馬鹿にしないようにしましょう。

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