営業職は、お客様の都合に合わせる事になりやすい職業ですので、休みが思うようにとれないイメージがあるのではないでしょうか。
不動産営業においても、顧客中心になってしまう傾向があり、休暇の取り方が一般企業とは少し異なる事もあります。
そこで、この記事では、不動産営業が実際に取得できる「休暇日」について具体的に取り上げてみたいと思います。
仲介営業職への転職予定者の皆さんの参考になれば幸いです。
不動産仲介営業の休日
不動産業界は、木材が燃える「火」と、流れることを連想させる「水」を嫌います。
このような背景からか、火曜日と水曜日を定休日にする不動産会社が多いです。
特に、水曜日を定休日としている会社はかなり多いです。
このように、その会社で定められている定休日については、基本的に営業も休めます。
しかし、お客様から物件案内の依頼が入った場合や、契約日となった場合等は、当然ながら出勤することになります。
この休日出勤に対して、代休等が発生するかどうかは、各企業の労働条件によります。
私の経験では、大手企業は代休が発生しますが、小~中規模の不動産会社では、みなし労働の範囲にされてしまう事が多いと思います。
夏季・年末休暇
お客様ファーストである営業職にとって、長期の休暇には縁の無いイメージがあるかもしれません。
しかし、私がこの業界に入って、「意外にきちんと休めるものだなぁ」と感じました。
お盆休みと年末年始については、休みを返上した記憶はほとんどありません。
事前にアナウンスしておくと、お客様のほうが気を使ってくれることが多いです。
「お休み中は悪いと思って、遠慮していました」等と聞くこともしばしばです。
考えてみれば、年末年始に家を探す人は少なそうですよね。
ご挨拶等で忙しいでしょうし、お酒を飲んでのんびりと年越しをする人が多いという事でしょう。
私達営業も、年末年始は羽を伸ばしてゆっくりできる貴重な期間です。(笑)
但し、住宅営業で展示場勤務等をしている人達は、イベントで出勤となります。
少し時期をずらして取得するイメージです。
お盆は、一般的なお盆休みの時期に3~5日程度の休暇になります。
年末年始は、12月29日前後~翌年1月3日までというイメージです。
仲介営業(売買)であれば、比較的に問題なく休むことができるはずです。
有給休暇の取得
お盆と正月は比較的に休めることが分かりましたよね?
では、有給休暇を使用して、長期の旅行に出るといったことは可能なのでしょうか。
この辺の事情が気になる人もいますよね。
実は、この問題は、とても説明がしにくい部分があります。
端的に言ってしまうと、「成績が出ていれば可能」という場合が多いです。
ろくに売れてもいない癖に、「有給はしっかり取得して旅行に行きます」なんて言える人はワイルドすぎますよね。
大きな目標を達成したときや、大口案件の契約をした時等には、上司から『有給でもとって羽でも伸ばして来たらどうだ』なんて言ってもらえるわけです。
それ以外では、なかなか言い出しにくい状況だと思います。
それに、営業職になると、「そんなことをしている場合じゃない」という意識が芽生えますので、あまり必要だとも感じたことはありません。
ここは、考え方に個人差がある部分でしょうね。
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不動産会社への就職・転職の際には、歩合やノルマの事なども気になりますよね。
社風等もできるだけ知っておきたいところです。
このような情報は、普通の転職サイトではまず手に入りません。
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まとめ
大手不動産会社では、週休2日を実施する会社が増えました。
業者訪問等をしていても、しっかり休んでいる様子が見て取れます。
稀に出勤している人を見かけますが、用が済めばすぐに帰宅しているようです。
休みをしっかりと取得しながら、不動産営業として高収入を目指したい人は、間違いなく大手不動産会社に就職するのが良いと思います。
大手の社風等が知りたい方は、「大手仲介業者の社風を比較してみた」も参考にしてみてください。