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不動産営業のつくり方

不動産営業職で辛かった事ランキング

不動産営業マンとして働く中で、私が辛かった事や、苦労した事をベスト5のランキングにしてみました。

ブラック企業特有の辛い事ではなく、通常の業務の中で、どの会社にも起こり得る辛さについてのランキングです。

辛いと感じる事には、個人差があるかもしれませんが、参考にしてみてください。

 

辛かった事 第5位

第5位は、「帰れない空気」です。

営業で一人前になるまでは、なかなか結果が出ません。

そんな時代の話ですが、「お先に失礼します」と帰宅を宣言するタイミングがわからず、やることもないのに残っていた時期がありました。

地味な辛さです。(笑)

 

一人前になってからは、成績が出ていなくても堂々と帰れるようになりました。

図太くなったのか、慣れたのかは分かりませんが、当時は気にし過ぎていただけでしたね。

 

辛かった事 第4位

第4位は、「自分又は同僚が詰められた時」です。

上司に問い詰められるという意味です。

業界用語なのか、自分のエリアだけの言葉なのかは不明です。

 

契約が途切れた時には、店長クラスの上司が「顧客ノート見せてみろ」等と言って尋問を始める社風がありました。

何が悪かったのか等を問い詰められる作業なのですが、結構勉強になったりもします。

上司の質問に対して、間違った回答をすれば「だからダメなんだよ!」等と怒られることもあります。

 

これは、小~中規模の不動産会社に多い光景です。

大手企業では、個室で個別に指導を受ける人が稀にいる位でした。

振り返ると、良い経験だったと思えていますが、当時は人が怒られるのを見ているのも辛かったです。

 

辛かった事 第3位

第3位は、「来月の不安」です。

これもベテランになるにつれて薄れていく感情ですが。(笑)

いつしか「なんとかなるさ」と思える日が来て、何とかできるようになります。

半人前の頃は、成績にまつわることが辛いと感じることが多いです。

楽になるには、契約をとれるようになるしかないです。

 

少し成績が良かった月の月末が一番きつかった記憶があります。

来月こそはゼロかも・・・」なんて考えてしまうからです。

今思うと、あってはならない思考ですね。

 

辛かった事 第2位

第2位は、「病気」です。

私は、車で追突事故の被害に遭ったことがあり、一時期ものすごい頭痛に悩まされました。

パソコン作業をするのが非常に辛くて、冷や汗をかきながら仕事をしていたことがあります。

そして、そんな時に限って契約になるものなのです・・。

 

あまりに痛いので、ペインクリニックという痛み専門の病院に行きました。

そこで恐ろしく痛い注射を首に打たれて、契約作業をこなした経験があります。

レントゲンを見ながら、神経に直接打つ神経ブロック注射で、麻酔の一種のようです。

確か、1万円くらい費用がかかりました。

注射は激痛でしたが、病院を出る時には全く痛みは消えていました。

この他、インフルエンザにかかり、40度近い熱を出したまま契約書を作成したこともありました。

やはり、肉体的な辛さは、強く記憶に残っていますね。

 

辛かった事 第1位

堂々の第1位は、どの営業でも一緒だと思います。

それは、「集中客の他決」です。

他決と言うのは、他社の営業に契約をとられてしまう事です。

不動産営業をしていれば、当然に起きる事なので、普通の他決であれば気にしません。

 

しかし、自分が「絶対に契約がとれる!」と思ってお手伝いしていた顧客が他決になると、非常に辛いものです。

大好きな彼女に突然振られた気分に近いです。(笑)

実力がつけば他決は減っていきますし、成長には欠かせない経験でもあります。

 

まとめ

正直なところ、私は、この仕事を通じて嬉しかった出来事の記憶の方が強いです。

辛かった事や、小さな苦労はたくさんあったのですが、どれも振り返れば自分の糧になっていると感じます。

第一位の他決だけは、今でも思い出すたびに鮮明な感情の記憶が蘇りますが。(笑)

 

でも、その苦しみを繰り返さないために頑張れたのも事実です。

どんな仕事でも同じだと思いますが、全ての苦労は自分を育んでくれているのだと思います。

不動産営業の魅力についても、参考記事をご覧ください。

参考記事

一歩踏み込んだ不動産営業職の魅力と不満

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