それ故に、他業種とは異なる文化を持つ側面もあります。
転職前の環境と比べると、かなり状況が変化する人も多いはずです。
この記事では、不動産営業になった事で変化したライフスタイルについてご紹介していきます。
最大の変化は休日
不動産業界は、水曜定休の会社が圧倒的に多いです。
週休二日制の場合は、火曜日か木曜日が追加されることが多いでしょう。
土・日で物件案内や接客をし、購入申込みをいただく場合が多いので、月曜日は意外に忙しくなることが多いです。
水曜日にきちんと休むためにも、月曜日の使い方は重要です。
私の場合、最初は平日に休むことへの違和感がありました。
友人等は土・日が休みなので、何をしたらいいのか戸惑う感じです。
でも、良く考えると、これは家族と過ごす時間を増やしてくれる事に繋がります。
他に会う人もいませんから、家族と出かける機会が増えます。
すると、街や店の混雑が無く、非常に過ごしやすい事に気づきました。
そして、数か月後には、『平日休みって最高だね!』と言うようになっていました。
今では、平日以外に休む気がしません。
プライベートでの変化
不動産営業になってから、私の意識は大きく変化しました。
更に、トップ営業として走り始めてからは、変化が加速したと思います。
情報への感度が高くなり、ちょっとした事でも気付くようになりました。
道を走っていても、新しい店の出現とか、閉店の気配等にも気付くようになります。
このお陰で見つけることができた飲食店も多いです。
下見の途中でみつけたお店を、家族と一緒に休日に訪れてみる機会が増えました。
それと、スピード重視の世界に入ったことで、何をするにも速度があがりました。
たまに家族に嫌がられますが(笑)
最近は、一般的なスピードに合わせるバランス力を意識しています。
その他では、リラックスして気持ちをリセットすることも重要視するようになりました。
地方への日帰り旅行をすることや、自然公園等に行く機会も増え、気分転換が上手くなったと思います。
参考記事「不動産営業の自己メンタル育成方法」
安定に対する考え方
不動産営業になってから、将来への考え方も随分変わったと思います。
例えば、「人生の安定」についての考え方が大きく変化しました。
転職前までは、営業職は不安定なイメージを持っていたのですが、入ってみると意外と安定しています。
むしろ、自分の営業力が向上することで、上昇するイメージを持つようになります。
そして、一般的な会社に勤めることの方が、よほど不安定なのではないかと思うようになりました。
時代の変化が激しい昨今では、何かの需要が急激に伸びることもあれば、逆の現象も起きやすくなっています。
これは、企業の経営も急激に悪化しやすい時代であるという事です。
マクドナルドの業績が過去最低になったかと思えば、そこから最高益まで上昇するといった特異な変化が実際に起きています。
企業倒産やリストラのリスクに晒された時、不動産営業には独立の道もあります。
そして、自分の営業力に自信がつけば、独立への恐怖も軽減されてきます。
参考記事「不動産仲介営業の歩合1年分を公開」
まとめ
不動産営業で成功すると、自分でなんとかする力が付いてきた実感が出てきます。
いざという時は、独りでもなんとかできる。
そう思えるような実力を持つことは、人生の安定に繋がると思うのです。
会社に勤めなければ生きていけない自分を想像した時、私は逆に不安を感じます。
この価値観の変化は、私の今後のライフスタイルを変え続けると確信しています。