宅建の無料独学と営業のコツ

不動産営業のつくり方

宅建(国家資格)の通信講座は大手スクールがいい?

国家資格を取得する際には、独学派と、有料教材で学ぼうとする人達に分かれます。

当サイトでは、宅建を独学で合格するための無料サイトを運営していますので、基本的にはスクール各社から迷惑がられる存在ということになります。

でも、そんな私だからこそ、有料教材を求める人達にアドバイスできることもあるのではないかと思います。

皆さんの判断材料になれば幸いです。

 

国家資格の有料教材について

 スクール各社には、必ず教材に対するコンセプトのようなものがあります。

例えば、「図を多めに使う傾向がある」とか、「少し硬い表現の説明が多い」等といった特徴です。

利用者側からすれば、「よく予想が当たる」という部分を重視する人もいるでしょう。

 

良くも悪くも、このような各社の特徴は自然に生み出されていて、一般企業で言えば社風のようなものだと思います。

 各社の教材に、人によって「合う・合わない」が出るのは、このような違いから生じているわけです。

 

通信教材(有料教材)を比較する場合、「どの会社が信用できるか」とか、「どこが安くて良いスクールなのか」といった思考になりがちですが、最も意識しなければいけないのは「自分に合うか」という部分です。

 

何故なら、内容的にはどこのスクールでも合格できるレベルの情報量を提供してくれますし、教え方が下手ということも無いはずだからです。

要するに、教材のレイアウトや説明の文章等が、自分にとって最適であることが大切なのです。

 

私のサイトにも独自のコンセプトがあり、合格できるだけの情報を提供していますが、「自分には合わない」と感じる人は必ずいると思います。

自分のフィーリングに合う無料サイトがなかった場合には、有料教材の中から探すしかありませんよね。

 

そこで、各社のテキストの特徴等について、私なりに分析し、まとめてみたいと思います。

 大手スクールについては、紹介している記事がたくさんあると思いますので、それ以外のスクール各社を中心に集めてみました。

 

ご紹介する順番は、ランキングではありません

価格的な面と合わせて検討し、気になるスクールがあれば資料請求して詳細を確認してみると良いと思います。

 

スタディング

スタディングの教材は、個人的にかなり便利そうな印象を持っています。

唯一気になるのは、中小企業診断士を得意としているスクールのように見える点ですね。

 

無料体験があるようですので、宅建の教材については、実際の内容を確認してからにすると良いと思います。

このスクールの良い点は、通勤・通学で学習することをメインに考えている事です。

 

また、現在は中小企業診断士の学習教材にしか付いていないようですが、AIによる分析機能を構築しているのも魅力だと思います。

「AIマスター」という機能で、今から勉強する箇所がどれくらい重要なのかや、そのレッスンを受講することで試験での予測得点がどれくらい向上するのか等が数値化されるというものです。

 

このような機能は、勉強のモチベーションを保つのに良い機能だと思うので、将来的に宅建の教材にも波及すると良いですね。

まずは、無料体験で自分に合う内容であるかを確認するのが先決だと思います。

 

 

クレアール

資格スクールの分かり易さは、ホームページや資料請求のレイアウトからも推察することができる場合があります。

結局のところ、人が分かり易いと感じるセンスを持つスクールは、WEBサイトについてもスッキリしているのではないでしょうか。

 

私的にですが、資格★合格クレアールは、HPがとてもスッキリしていて感覚的に使いやすいと感じます。

テキストについては、図表を入れて分かり易く説明されているようで、当サイトのような文字中心のテキストが苦手な人には向いていると思いました。

 

直前模試等もやっているようですので、フィーリングが合えば使ってみると良いかもしれません。

資料請求で、教材の雰囲気等を確認することをお薦めしたい1校です

 

オンスク

オンスクは、「オンラインスクール」の略称です。

ウケホーダイ』という月額サービスを展開していて、いつでもWEBで講義を受講できるサービスを提供しています。

 

宅建の場合、全145回の講義(約26時間)が用意されているとのこと。

かなりリーズナブルな料金なので、スタートはしやすそうですが、内容的な面での満足度は当方では確認ができていません。

 

HPを見る限りでは、「講義で全体像とポイントを教えて、あとは演習させる」というスタイルのようですので、無料体験でフィーリングを掴んでから検討すると良いでしょう。

レイアウトや雰囲気はとても大事ですから、しっかりリサーチしてからにしましょう。

 

☆様々な資格学習が980円でウケホーダイ!【オンスク.JP】

 

資格スクエア

資格スクエアの講師陣は、何故かインパクトのある人が多いです。

AIによる出題予想等に力を注いでいるようですので、的中率等について資料請求して確かめてみると良いかもしれません。

 

テキストよりも「過去問を読む」というコンセプトを持っているようです。

勉強法としては、思い切った差別化をしていく姿勢が感じられます。

過去問重視だと思われますので、短期決戦者に向いていそうな気がします。

 

eラーニング

資格対策ドットコムというWEBサイトを運営しており、その中で色々な講座が用意されています。

WEB教材と、冊子での演習教材等に分かれているようですので、WEB媒体に一本化したい人には向かないかもしれませんね。

 

それと、内容的に充実しているということなのかもしれませんが、他社と比較すると、価格的にやや高めの設定になっています。

受講者数に実績があるので、教材に魅力があるのだと思います。

 

フォーサイト

フォーサイトは、大手スクールの一角と認識している人も多いですよね。

なんといっても、フォーサイトの売りは「合格率」です。

 

受講者の合格率が70%を超えているそうで、様々なランキング部門で1位を獲得しています。

きっと、宣伝上手なだけではない魅力があるのだと思います。

WEB講義が分かり易い、という意見が多いようでした。

 


大手有名スクール

宅建受験生なら誰でも知っている大手(有名)スクールについては、あえて紹介する必要もないですよね。

私は、宅建の通信講座において、必ずしも「大手スクールの方が良い」ということでは無いと思っています。

これは、大手が悪いという意味でもありません。

 

会社の大小でテキストの優劣が決まるわけではないですし、やはり人それぞれに合ったものが存在していると考えます。

当サイトも含め、誰もが「受験生がわかりやすいテキスト」を目指して作成していますから、結局は「自分にとってどのスクールの教材が合うのか」という事に尽きます。

 

値段が高ければ合格できるわけでもないですし、選ぶ側の選別眼が大事だと思います。

とはいっても、やはり多くの人に選ばれたからこそ大手になったという事実もあります。

ベンチャースクールにその座を譲らないわけですから、やはり信頼度は高くなりますよね。

 

LEC

宅建では、模試や教材でお世話になっている人の多い有名スクールですよね。

利用するのにも、最も安心感を持ちやすいスクールと言えるでしょう。

 

個人的には、LECの書籍では「出る順 直前予想模試」というシリーズが独学者に向いていると思います。

早割りやクーポンが充実していますので、利用する際にはあらかじめ情報をゲットしておきましょう。



TAC

大手スクールで迷う場合、大抵の人はLECTACで迷っているのではないでしょうか。

多くの人がこの二社で迷う理由は、どちらも信頼できるスクールだからだと思います。

 

そして、その違いを明確に説明できる人もいないのだと思います。

それくらい僅差での勝負をしているのだと思いますし、あとは各校独自の特色の部分で判断するしかないでしょう。

 

資料請求すべき3スクール

たくさんのスクールを紹介されても、かえって迷ってしまう人もいるかもしれませんね。

そんな方へのヒントとして、私から資料請求してみて欲しいオススメの3社をご紹介しておきます。

 

皆さんは、資料請求の意味をどのように捉えているでしょうか。

これは、音楽業界(ミュージシャン)に例えると理解しやすいと思います。

 

例えば、サザンオールスターズやミスチルのような大物アーティストがLEC等の大手スクールだと思えば良いわけです。

一方、音楽業界には、常に新しい風も吹いていて、たまに大型新人が現れることもありますよね。

思った以上の成長株として駆け上がっていく、椎名林檎さんのようなタイプです。

 

どちらの音楽も素晴らしいのですが、聴いてみなければどちらが自分に合う音楽かは判断できませんよね。

また、駆け出しの頃というのは、人の目にはつかずに埋もれているものです。

 

つまり、このようなアーティストの可能性を発掘する作業が『スクールの資料請求』なのです。

もしかしたら、大御所アーティストよりも「最高だ!」と思うミュージシャンがいるかもしれないので、一応は確認しておきましょうという事ですね。

 

どんな有名なミュージシャンでも「合わない」とか「好きじゃない」と感じる事はあります。

スクール選びも、これに似た部分があると思います。

 

大手の教材は「万人受け」という意味では信頼性が高く、利用価値もあるでしょう。

ですから必ず1社は大手を入れておきたいところです。

 

その他の2社については、「せめて1曲くらいは聴いて判断してあげて欲しい」というセンスを感じるアーティストだと思ってください。

攻めの姿勢を感じるスクールや、新しい可能性を感じるスクール等、少し角度の違うものをチェックしてみるのがオススメです。

 

このような理由から、私の資料請求のオススメは、以下の3つです

まずは、この3校から資料を確認してみてはいかがでしょうか。

以下の3行については、2月頃までに資料請求をしておくと良いと思います。

無料体験があるオススメスクールは除いています

 

 

当サイトの無料テキスト

宅建独学サイトの無料テキストと出題予想

これまでに書いてきた宅建に関する重要記事と、流し読み用の無料テキストを一つの記事にまとめて使いやすくしました。 この記事をお気に入りに入れておけば、テキストを持ち歩いているのと同じ状態にできるというわ ...

 

せっかくなので、当サイトの無料教材も掲載しておきますね。

これで相性が良ければ、お金をかける必要はありません。

 

上記記事から全てのテキストに飛ぶことができるようになっていますので、移動中等でもスマホで無料学習が可能です。

過去問についても、直近の数年分をまとめています。

当サイトの過去問は、「法令種類ごと」に学習できるようにしている点が特徴です。

 

その他、「図表を使わない」という特徴もあります。

この理由は、「趣旨や経緯を理解して覚える」という勉強法を重視しているからです。

 

表を使った暗記をすると、試験の時にその表を思い出す作業が必要になります。

それに、その表に当てはめるのが難しい出題形態だった場合に、間違えやすくなると思うからです。

 

当サイトのテキストは、「レジュメ」的にまとめており、理解しながら頭に入れていくテキストです。

内容を理解しながら、同時に総合的判断力がつく学習教材にしたつもりです。

 

コンセプトやフィーリングが合う人達からは、「メインテキストで使っています!」等のコメントをいただいています。

スクール教材を合わせて、上手に使い分けていただければと思います。

 

まとめ

最近、当サイトのアンケート回答等から、通信講座と併用して当サイトを使っている人が多い事に気付きました。

そこで、無料サイト運営者の目線で通信教育各社を吟味したら、ソコソコ面白いのではないか、と思ってこの記事を書いてみました。

実際、「あのスクールをどう思うか」といった質問は多いのです。

 

「どこの教材がオススメなのか」という問題は、常に受験生にとって関心の高い事柄なのだと再認識しています。

また、過去に独学で失敗した人の中には、「やっぱりスクールに行かないとダメ」等と考える人もいるでしょう。

 

本来、各社の商売敵となる当サイトからオススメするのは少し違和感がありますが、判断材料になっていれば幸いです。

結論としては、当サイトのような無料テキストから大手スクールまで、幅広く検討してみることが大事だと思います。

  • B!