営業職のリサーチをしようと検索すると、不安心理につけ込むようなタイトルを見かける事が多いですよね。
この記事では、営業職への転職を真剣に検討している人達に、公平に判断するためのお話をお届けしたいと思います。
公平な情報とは
誰かの主観で書かれた記事を鵜呑みにしてしまうと、判断を誤ってしまいますよね。
当たり前のことですが、堂々と記事にされてしまうと、「やっぱりそうなのかな・・」なんて不安になる人もいるでしょう。
労働環境は、その会社によっても異なりますし、同じ仕事でも感じる辛さは人それぞれです。
例えば、学校の行事で山登りをした後に、生徒全員に感想を聞いたとしましょう。
体力の無い子は、「ちょっとキツかった」等と言うでしょう。
楽しんで登った子は、「楽勝だった!」等と言いそうですよね。
私が言いたいのは、全員が同じ感想を持つ事は無いという事です。
公平な情報とは、このような個人の主観を排除したものである必要があると思います。
公平さを確認しよう
不安を煽るタイトルは、分かってはいてもクリックしたくなりますよね。
公平な立場で書かれていない記事は、本来なら検索順位を下げるべきだと思いますが、AIもそこまでは判断できないのでしょう。
ですから、「筆者の主観がどの程度排除されているか」という視点で読む事が有効です。
また、『辛い』等のマイナスの感情が芽生える原因に着目しましょう。
そして、その原因が『どこの会社でも確実に起きる事であるか』を考えてください。
例えば、『上司に殴られた』という体験を聞いたら、それは誰もがオカシイと共感できる出来事です。
しかし、その上司は全ての会社にはいませんよね?
これは、異常な会社に入社してしまった人が経験した暴力被害の話ですから、あなたに必ず起こる話ではないのです。
自分にも確実に起こるような事柄の場合には、「業界」とか「営業職」という大きなカテゴリーの中で必然的に起こる事だと考えれば良いのです。
営業職の体験談
私は、今までに4社の不動産会社に勤めた経験があります。
規模はそれぞれ異なりますが、最後は大手上場企業でした。
一通り、業界の縮図を見てきたつもりです。
最初に入社した会社では、先輩営業達にこんな言葉をかけられました。
実際に、私もその通りだと思います。
この時点で、やめた方が良い理由が見つかる人はいないと思います。
2社目以降は、中途採用(経験者)としての転職ですので、言葉をかけてもらう事もなくなります。
この仕事で転職し続けている人が大勢いることが何よりの証拠だと思いますが、決して劣悪な業界ではないのです。
https://adviceyou.work/2020/01/27/commission-system/
営業職の辛さ
営業職が辛いかどうかは、人それぞれですが、私にも辛いと感じた事くらいはありました。
でも、私はその辛さを乗り切っていますし、良い事の方が多いから続けたわけです。
メンタル面が強いとか、そんな事も感じたことはありません。
それでも10年以上やれたのですから、大したストレスでもないのかもしれません。
とはいっても、「どんな部分が辛いと感じるのか知りたい」というニーズもあると思いますので、私が辛いと感じた事については、参考記事をどうぞ。
客観的な材料として取り入れると良いと思います。
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営業職の魅力
営業職がキツイとか、辛いと言われる最大の理由は、ノルマや結果を求められる部分にあると思います。
逆を返せば、結果が出せる営業マンは、とても楽しいとも考える事ができます。
また、営業職には、大抵は歩合等の評価給が発生しますから、辛さの分だけ見返りも受けられる仕事だという側面もあります。
この見返りが受けられなかった人は、営業職をとても悪く言います。
そもそも、人と話すことが好きな人だとか、誰かの役に立つことに喜びを感じられる人は、誰でも営業職に向いていると思います。
それに、この仕事を楽しんでやれるかどうかで、成績が出るかどうかも決まると感じます。
営業職に就くことに迷いを感じている人は、是非とも一度、自分に問いただしてみてください。
条件等ではなく、「どんな仕事がしたいのか」という自問です。
まとめ|最後に
私は、不動産営業職は、聖職と言って良い程、人の人生に役立つ仕事だと思っています。
そして、それにふさわしい報酬も受け取れる仕事です。
当然ながら、難しい部分や辛い事もありますが、それはどの業種でも極めようとすれば同じ事です。
重要なのは、何が辛いかではなく、何の仕事がしたいかの方だと思います。
仮に、やりたい事にチャレンジし、やっぱり辞める事にしたとして、それの何が悪いのでしょうか。
むしろ、私は、やりたい事に立ち向かっただけ良いと思います。
ですから、ネット上のネガティブな記事を信じる必要はありません。
営業職に魅力を感じるのであれば、飛び込んでみる価値があるのではないでしょうか。