言葉には、不思議な力が宿る事があります。
『言霊』という言葉があるように、人も昔からその力を感じていたのでしょう。
誰かの一言が、自分の人生観に大きな影響を及ぼすことがあります。
もし、その言葉に誰かの人生を変える力があったとしたら、それって魔法や呪文と同じだと思いませんか?
今回は、そんな「魔法の言葉」について興味深いお話をお届けしたいと思います。
魔法・呪文は言葉そのもの
ハリーポッターとか、ファンタスティックビースト等のファンタジー映画には、たくさんの魔法が出てきます。
魔法には、必ず呪文のようなものがあって、それを唱えることで何かが変化します。
現実の世界ではそんな魔法は存在しませんが、同じような効果を出している言葉ならあるのではないでしょうか。
少し例えが悪いかもしれませんが、オレオレ詐欺のような犯罪も、悪い魔法のようなものだと思うのです。
さっきまで自宅でゆっくりしていた老人が、一本の電話によって「振込をする」という行動を起こすのですから、まるで闇魔法です。
これは、言葉の持つ力がどれだけ大きなものかを示している事例だと思うのです。
言葉は、耳からだけではなく、目からも入ってきます。
つまり、読ませて心に変化を起こさせても、それは魔法と同じ効果ですから、この記事を読んで私(筆者)の魔法にかかっているのかもしれないわけです。
ですから、言葉は、使い方によって魔法になり得ると思うのです。
身近な魔法
既に、私達は身近なところで様々な魔法を使っています。
例えば、あなたが宅建士の国家資格を取得しようと考えたとしましょう。
こんな時、頭がよくなる魔法があれば便利です。
そんな魔法はありませんが、現実としてはこれと同じような結果を起こすことができます。
何故なら、速攻性がないだけで、人は文字を読むだけで法律知識を得ることができるという事実があります。
テキストを読み、過去問をやるだけで国家資格を手にすることができるからです。
結果、文字を読んだり、考えただけで法律家に変化していますよね?
頭の中の言葉で考えたり、理解したりしているだけで、半年程度の魔法で資格を取得できてしまう事実があるってことです。
そう考えると、知識を得るための魔法の書が「テキストや本」なのだと思えてきませんか?
ハリーポッターの世界での魔法書は、現実世界のテキストと同じなんですよね。
ですから、まったくの素人が、たった数カ月で専門家の仲間入りをすることもできます。
短期間で国家資格を取得する人達は、まさに魔法のようなものだと思うのです。
私も、言葉と思考の連続で宅建士に変身した一人です。
宅建書物は「魔法の本」という事になり、当サイトもまた魔法のサイトとも言えるのではないでしょうか。
創造主の呪文
言葉が無い世界では、知恵を伝えることができません。
つまり、自然しか存在しなかった場所に、高層ビルが建ったのは『言葉の力』で知恵が引き継がれた結果です。
人間が何かを発明する時には、そのアイデアを文字や言葉によって現実化し、それを複数の人が共有して実現されます。
マンガや映画の中でしか存在しなかったものを見て、「実際に造れないかな」と考えることで実現された商品もたくさんあるでしょう。
スマホやドローン等は、数十年前には架空の世界にしか在りえないアイテムでしたよね。
振り返れば、たった数十年で、本当に世の中は一変しています。
これって、魔法と一体何が違うのでしょうか。
言葉と心
自分の頭の中の言葉は、自分の人間性も形成していきます。
自分自身をつくっているのも魔法という事です。
あなたの性格とか、倫理観といった思考傾向も、言葉によってつくられています。
正確には『自分が選んだ言葉』で出来上がったのが今の貴方です。
頭の中で思考する言葉が美しい人は、何に対しても美しい結論を導き出します。
全ては各自が選んだ思考が決めているからです。
思考とは、言葉の集合体ですから、選んだ言葉(魔法)が善良なら、善良な人に変化するのです。
ハリーポッターの世界では、これをホグワーツでのクラス分けで表現していますよね。
著者は、思考傾向が善良ではない人達が「悪い」と言っているのではなく、魔法(思考)の根源とか種類を表現しているのだと思います。
ウィザード営業マン
トップ営業マンになれる人達も、ある意味では魔法使いと言って良いでしょう。
大金を投じる取引で、「買いたい!」と決断するところまで到達させるのですから、大きな心の変化を発生させていますよね。
購入を決断できるようになる言葉があれば、それは「家が買いたくなる魔法」と同じようなものです。
自分を信用してもらえる言葉があれば、それは「自分を信用させる魔法」なのです。
家を買うこと自体は悪いことではありませんが、このような種類の魔法は、使い手によって良くも悪くも働くでしょう。
だからこそ、善良な魔法使いが顧客に選ばれるべきだとも思います。
ファンタジーの世界のように、瞬間的に人の心を変えることはできませんが、営業マンとして顧客心理を変化させるプロセスがある事には確信があります。
どこでどんな言葉を伝えれば変化が起きるのかが分かれば、それは「魔法を使う良いタイミング」が分っているのと同じなのです。
まとめ
成績が安定している営業マンは、ある意味で魔法を使っているのだと思います。
魔法を使うタイミングと、効果的な呪文(言葉)を知っているのです。
私のサイトでは、宅建士の受験に必要な「魔法の書」と、不動産営業に必要な「魔法の呪文」を無料で紹介しています。
是非とも、善良なウィザードとして役立ててください。