宅建の無料独学と営業のコツ

不動産営業のつくり方

メンタルの強化方法が知りたい人が読む話

営業職やスポーツ選手等、精神的に追い詰められることが多い環境下にいると、最終的にはメンタル面で強くなる必要性を感じるようになりますよね。

メンタルの強化は、多くの人達の課題であり、良い方法を知りたいと望む人は増え続けているのではないでしょうか。

そこで、私が不動産営業を通じて培った、独自のメンタル強化の思考方法についてご紹介したいと思います。

 

メンタル的成長と技術的成長の相関性

先日、若い頃に観た事がある映画がテレビ放送されていました。

久しぶりに観たのですが、当時とは全く解釈や感じ方が変わっていることに気付きました。

 

皆さんは、そんな経験がありませんか?

昔は少しも面白く感じなかった事が楽しく思えるとか、その逆も然りです。

 

これは、音楽でも本でも同じで、自分の経験や感受性等の変化によって物事の捉え方が変化していくことが原因だと思います。

 

歳をとると涙腺が弱くなる」等と言いますが、多くの経験を積むことで、人の苦労等に対して深く感情移入できるようになる面もあると思います。

つまり、自分の人生と重なる事柄が増え、相手の立場で考える能力が高まるという事です。

 

不動産営業のノウハウについても、メンタル面が成長することで、技術的な成長が進化する部分があります。

ですから、メンタル面の成長と技術的な成長は、とても相関性が高いと感じています。

 

ネガティブなアドバイスの捉え方

リスクのある事に対して「やめたほうがいい」と言うのは簡単です。 でも、無難なアドバイスは、無責任な助言にもなり得ます。 何故なら、「やめる」という選択をさせることは、相手の可能性を一方的に否定する事に ...

 

理解度と能力レベル

新人の方々は、メンタル面でも実務経験の面でも未体験の事が多いですよね。

ですから、私が当サイトで成長に役立つ情報を発信しても、詰め込んだ全てのヒントは受け取ることができていない人が多いと思います。

 

文字からの情報に限らず、人は自分の実力に見合ったヒントしか得られないものですので、正確に言えば「受け取れていないヒントがあることに気付いていない状態」です。

自分の能力を超えたヒントは、本当の意味では解釈しきれず、腑にも落ちません。

 

ですから、当サイトでノウハウを参考にしている人は、営業マンとして成長した時に、もう一度読み返してみて欲しいと思います。

自分の解釈に変化が起きていていることを実感すれば、成長の幅を確認することにもなるからです。

 

成長した貴方は、きっと今よりも得られるヒントの数が増えているはずです。

そして、私が通ってきた道には、その時々の貴方に必要なヒントが隠れています。

 

営業マンがトップに立つまでに通る道には、同じような苦難と壁を乗り越える事になります。

その旅路で必要になる知識やノウハウは、凡そ記事にしたつもりです。

 

メンタルの強化とは

燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」という言葉があります。

これは、視野の狭い小さな世界にいる者には、大きな世界で生きる者の考えは理解できないという意味です。

 

この言葉は、過去の自分に対しても当てはまると思います。

未来の自分が大きく成長するなら、今の自分はとても未熟な生き物です。

 

私自身、過去の自分に対して「今の君には分からないと思うけど」と前置きして説明したくなるようなことがたくさんあります。

 

これと似た感覚だと思うのですが、今よりも辛い苦労をすると、過去の自分の悩みが小さかったことに気付きますよね。

私は、メンタルの強化についても同じだと思うのです。

 

これを正確に伝えたいがために、前置きが長くなりましたが、つまりは強い困難(ストレス等)をクリアする度にメンタルは鍛えられているわけです。

ですから、メンタルの強化とは、思考方法の強化なのです。

 

メンタルコントロールと心理学的ストレス解消法

皆さんは、自分がストレスを感じた時に、どのような行動をするか認識できていますか? また、そのストレスを効果的に解消する方法を持っているでしょうか。 心理学的には、パーソナリティタイプによって、ストレス ...

 

思考の強化とは?

思考の強化とは、困難やストレスを感じた時に唱える呪文のようなものです。

ストレス等を緩和させる『言葉』、負けずに挑み続けるための『言葉』等、いくつかの特別な『自分だけの言葉』のことです。

 

挫折せず、何かを継続し続けるには、自分が心の底から信じられる大事な『言葉』を持つことが大切だと思います。

例えば、私は、宅建の試験に挑戦していた時、『来年も受験勉強するのは絶対に嫌だ』とか『必ず1回で終わらせる』という言葉を強く心に刻んで持ち続けました。

 

勉強に集中できない時や、やる気が低下した時には、この言葉を思い出して「何故、今頑張る必要があるのか」を再確認するようにしていました。

 

また、営業マン時代には、『自分の正しいと思う営業方針でトップになる!』という言葉を掲げていました。

結局のところ、継続するにはシンプルで強い欲求が必要だという事です。

 

私は、『サッカーが好きだ』とか、『サッカーがしたい』というような、シンプルな欲求だけでプロになる人の方が、大成するものだと思っています。

 

難しく考えず、自分の本質にあるシンプルで強い欲求に目を向けて、それを原動力にすれば良いのです。

それだけで、今の自分よりも少しメンタルが強化されると思います。

 

心を鎮める思考

マイナスの感情や思考は、メンタル面に影響し、技術的なパフォーマンスを低下させます。

怒り、焦り、恐怖、緊張、苦痛等、平常心でいることが難しい状況になった時には、心の乱れを鎮める思考(言葉)が必要です。

 

医学的な対処法として知られているのは、自律神経の高ぶりを抑える呼吸法です。

深呼吸のように、長めの呼吸リズムにすると、自律神経が正常化する効果があるそうです。

まずは、気持ちを落ち着けて、そこからマイナスの感情をコントロールしてください。

 

怒りに対する言葉として、私は「怒りに負けるな」と言い聞かせるようにしていました。

焦った時には、「焦って良い事など一つもない」という言葉です。

私の場合、「落ち着け」等と自分に言い聞かせるよりも効果があった言葉だからです。

 

このように、自分にとって効果の高い言葉を見つけるようにします。

「これにしよう」という見つけ方ではなく、腑に落ちる言葉であることが重要です。

そうだよな」と我に返れる言葉と言っても良いと思います。

 

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まとめ

メンタル(心)は、体を鍛えても強くなるわけではありません。

メンタルの強化とは、思考術の強化なのです。

 

心理学を学ぶこともその一つですし、思考を向上させる方法にも色々あります。

そして、どんな事でも、上級者になる程にこのような思考術が欠かせないものだと思います。

 

『メンタルと思考』のカテゴリーには、そんな思考術のヒントになる記事をまとめています。

参考にして役立てていただければ、嬉しいです。

 

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