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不動産営業のつくり方

不動産営業の裏話とNGエピソード

不動産業界に関わる人達には、『出来ない事』・『言えない事』があります。

例えば、芸能人の不動産購入について情報を漏らす事等です。

この記事では、人から聞いた話も含め、公開できる範囲でNGエピソードをご紹介します。

 

守秘義務系NG

不動産営業は、仕事上で知り得た顧客の秘密を漏らすことを法律で禁じられています。

しかし、芸能人の担当営業になったという話は、何故かすぐに広がります。

もしかすると、守秘義務に対する意識が低い人が多いのかもしれません。

 

また、担当者が守秘義務を守っていても、周囲の営業が社外に漏らしてしまいます。

例えば、私が聞いた話は以下のような感じです。

イニシャル表記は、そのまま氏名・名前です。

 

女性アイドル I.S

ある時、女性アイドルI.Sさんの担当になった営業マンが、ものすごく生意気な態度で本当に驚いたという話をしていました。

その時に一緒にいた営業の一人が、別の女優(S.E)の担当営業をしたことがあると話し始めました。

そして、S.Eはもっとすごかったと盛り上がっていました。

 

マネージャーが買ってきた品物が気に入らなかったらしく、近隣の店で全種類を買って来させていた等という、豪快エピソードでした。

私も、人気女優のT・Mさんを物件案内して、似たような経験をしたことがあります。

どうやら、女優さんは、わがままな人が多いようですね。

 

男性アイドル N.M

このNさんの話は、色々な業者から耳にしますので、かなり広範囲で不動産を購入していると思われます。

主に利便性の良いマンションの最上階を購入し、ホテル代わりに利用しているようです。

芸能人らしき女性と駐車場に入っていく車を見たという話も聞きます。

 

以前、歌手のK・Kさんと噂になっていましたが、おそらくマンションでの目撃が発端なのでしょうね。

不動産営業の間では、ビジネスホテル兼ラブホ的な利用目的で購入しているようだと噂されています。

しかし、週刊誌等にあまり掲載されないので、『事務所の力』で解決しているのかもしれません。

 

井戸の話

昔は、一般家庭の庭先等に簡易的な井戸を設置しているケースが結構ありました。

地下水が出る地域では、防災用や家庭菜園の為に設置している井戸も多くあります。

このような土地を建売業者が購入し、新築物件を建てようとすると、井戸を埋め戻すことになります。

 

この際、建築業者が井戸の『お祓い』をする事が多いのですが、業者によっては全く何もせずに埋めるだけの場合があります。

迷信的な部分でもあるので、お金をかけずに埋めてしまうケースもあるのです。

 

建売業者は、自分達が埋めるわけでは無いので気楽なものですが、整地等を任された土木会社の職人さんはかなりナーバスな人が多いです。

職人さんから聞いた『できない』エピソードをご紹介します。

 

井戸は怖い

ある職人さんと話をしていた時、井戸の話になりました。

その職人さんは、「井戸はホント怖いよ」と真剣な顔つきで語るのです。

解体をしている最中に井戸が出て来ることも多いそうで、そんな時は神様が『』が出来るように地面に管を刺して仮埋めをするのだそうです。

神様が息をするのかと、素朴な疑問を抱きつつ話を聞いていると、『お祓い』について教えてくれました。

 

その職人さんは、お祓いをしない業者の仕事は一切受けない事にしているそうです。

幽霊が出てきそうな丸い井戸なら気持ちも分かりますが、手動ポンプの井戸等は近年に設置されたものですし、別に大丈夫そうな気もしますよね。

ちょっと気にし過ぎなのではないかと思い、理由を聞いてみました。

 

すると、職人さんは真顔でこう言ったのです。

本当に、死んでいる人とかいるからね

お祓いをせずに井戸を埋めた職人が謎の病にかかったとか、事故で死亡したという話が結構あるのだそうです。

井戸、怖すぎますね。

 

怪奇現象

これは、「顧客に言いたくても言えない」という、困った話です。

建売物件の現地販売をする際には、営業マンが交代で現地に立つことがあります。

その物件は、元々は畑だった場所に開発された、少し大きめの多棟現場でした。

その現場の6号棟に待機していた時、部屋の中で物音を聞きました。

小動物等の可能性もあるので、2階まで確かめに行ったのですが、特に何もありませんでした。

 

その現場は、数週間に渡って売出しを継続していたのですが、他の営業も同じような体験をして、気味悪がり始めていました。

後日、再びその現場に待機することになったのですが、やはり2階を誰かが歩いている音がしました。

元の土地が畑ですから、以前に自殺があったとか、病死した人がいたという事もありません。

顧客に告知するにも根拠が無い話なので、扱いに困ります。

 

私達営業が、「何かいるかもしれません」等と言うのもおかしな事ですよね。

結果、皆が暗黙の了解で6号棟を案内しないようにしていました。

私達の会社で客付けすることは無かったので、その後の様子はわかりませんが、対処に困る経験として印象に残っています。

目に見えない事は、本当に厄介で困りますね。

 

まとめ

今回は、私の印象に残るNGエピソードでした。

芸能人や著名人の方は、コンプライアンス意識が高い大手不動産会社に任せるのが良いと思います。

そして、井戸のあった物件を買う人は、売主にお祓いをしたか確認しましょう!

販売会での怪奇現象については、私にも対処方法がわかりません。

 

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