宅建の無料独学と営業のコツ

不動産営業のつくり方

不動産営業のヒントは日常の中にある!?

一見、不動産営業とは関係の無いような事でも、人は思わぬところで成長できる事がありますよね。

脳科学的にも、何かのヒントを見つける時は、適度なリラック状態が良いそうです。

不動産営業自体のノウハウを学ぶことも大切ですが、少し違う視点から成長のヒントを察知する意識も必要だと思います。

そこで、私のキャリアの中で、成長に効果的だったと感じている3つのコツをご紹介しておきたいと思います。

意識と気付き

人の成長は『意識』することから始まりますが、この意識を芽生えさせるには『気付き』が必要ですよね。

自分の足りない部分や、起こった事の原因に気付くことで、次にやるべきことへの『意識』が芽生えるからです。

 

ですから、手軽にステップアップするための方法があるとすれば、『手軽に気付ける事』の中にあるという事です。

手軽に気付く事ができるくらいですから、この記事で少しヒントをもらうだけで十分です。

この記事の中では、そんな手軽な気付きのヒント3つ紹介したいと思います。

 

1.コーチング

一つ目のヒントは、コーチングです。

コーチングと言うのは、誰かにやり方を教えて実践させることです。

自分で言うのもおこがましいですが、私は割と面倒見の良い方です。

この業界は、新人に仕事を教えるのを避ける人が多いのですが、私は比較的に手を差し伸べるほうでした。

 

人に営業手法を教えても給料が増えるわけではありませんが、放っておくのもかわいそうですよね。

自分の業務が進むわけでもありませんが、唯一良い点なのは、教える事を通じて『気付き』を得られる事です。

新人に親切に仕事を教えてあげる事で、結果的に自分の復習になるのです。

だから、基本的には世の中に無駄な事なんて一つもないのではないかと思います。

 

私がブログで営業のコツを提供しているのも、一種のコーチングと言えます。

あなたも、先輩の立場になった時には『情けは人の為ならず』()と思って、手を差し伸べてみると良いと思います。

※ことわざで、「人にかけた情けは、巡り巡って自分に帰ってくるから、誰にでも親切にしておきなさい」と言う意味です。

 

2.得意分野で整理する

誰にでも、人よりも少し得意な事があると思います。

得意とまでは言えなくても、好きな事くらいはあるでしょう。

そのような分野には、自然と詳しくなっていくものですよね。

 

二つ目のヒントは、営業の仕事をその『得意な分野』に当てはめて考えてみることです。

私は、営業について、将棋とかサッカーに当てはめて考える事が多かったです。

同僚や上司には、恋愛に当てはめて考えている人もいました。

彼等の場合、恋愛が得意だったわけではないようですが。(笑)

 

営業活動の本質は、『守り』と『攻め』の要素がある事柄に当てはめると、とても腑に落ちる事が多いです。

新しい『気付き』が手に入ることが多く、次のステップへ意識が向くきっかけになるはずです。

詳しくは、「不動産営業が将棋を通じて営業力を伸ばした話」でも紹介しています。

 

3・復習の精度

3つ目のヒントは、過去の失敗と、成功例から学ぶ事です。

でも、社内で黙々と過去の失敗等について考え事をするのは、少し抵抗があります。

往々にして、考え事はボーっとしているように見えるだけですから。(笑)

 

ですから、私は車の運転中にこれを実行していました。

別記事、「不動産営業のコツ|売れるようになる営業車両の使い方」で詳しくその必要性とメリット等を紹介しています。

 

過去の自分を見つめ直していると、思いがけないアイデアが浮かんで来ることがあります。

また、成功した時のターニングポイントを見つめ直すと、自分がとった小さな動きが、後に大きな役割を果たしていたこと等に気付くこともありました。

 

あの日、あの時、その行動をしていなければ契約は無かったのではないか。

そんな部分をしっかりと考える作業です。

私は、この車内トレーニングによって、多くの気付きを得ました。

 

よりピンポイントな視点で、物事の分岐点を考える精度を高めると、次の営業活動への動きが変わってくる部分が出てきます。

成功や失敗から学べることはたくさんあるはずで、そこから学べる材料を多く探せる人が、「成長の早い人」ということだと思います。

 

まとめ

今回ご紹介した話は、どれも誰もが日常の中で簡単にできる事ばかりです。

つまり、成長のヒントは、日々の中にもたくさん存在しているという事だと思います。

それを掴むか、ただ通り過ぎてしまうのかについても、あなたの意識次第

更なるステップアップをしたければ、多くの『気付き』を意識していくことだと思います。

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