宅建の無料独学と営業のコツ

不動産営業のつくり方

不動産営業から見た業界の闇が知りたい!

不動産業界の闇・・と聞いて、貴方はどんな事を想像しますか?

この記事では、皆さんが想像し、興味を抱くであろう「」にクローズアップしてみたいと思います。

 

反社会勢力との関係

私は、この業界に入る前、反社会勢力(暴力団等)と不動産業界の繋がりをどこかで感じることもあるのではないかと疑念を持っていました。

実際には、今までのキャリアの中でそのような人達と関わった経験はありません。

 

一般のお客様を相手に取引している仲介業務は、そのような存在は全く感じませんし、関わることもないのです。

柄の悪そうな売主業者はいますが、ヤクザというわけではなくて、単なる職人系です。

 

この業界に入ってみて初めて知りましたが、皆さんが思っている以上に反社会勢力は業界から排除されています。

デベロッパーのような人達の中には、普通の会社を装っている組織があるのかもしれませんが、私達が通常取引する相手ではありません。

 

反社会勢力や、それに関連する企業だと判明していれば、不動産会社も取引をしません。

ですから、この「」については、心配はいりません。

基本的には、身近に反社会勢力は存在しないというのが現実です。

 

パワハラ問題

不動産業界には、他の業種よりもパワハラの「」が多いかもしれません。

そう感じるのは、実際に荒々しい言葉で罵倒する様子を見たことがあるからです。

かなり有名な大手不動産会社でも、そんな場面に遭遇することがあります。

 

事務所の奥で誰かが怒っている声がするのですが、全部筒抜けで聞こえて来ることがありました。

不動産業界だけではなくて、「営業」という仕事柄、このようなシーンが起きやすいのも理由の一つであることは確かです。

 

先輩営業からは、「昔は物を投げられたものだ」なんて話を聞いたこともあります。

最近では、労働環境やコンプライアンスに対して真摯に向き合う企業が増えた為、暴力的な指導は激減しているはずです。

 

それでも、反社会勢力の存在よりはパワハラ的な話の方がよく聞く話であることは確かです。

このような不動産会社が無くなることを、心から願っています。

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不正な取引

世間には、不動産業界や不動産営業マンに対して、あまり良くないイメージを持っている人がいますよね。

お客様に対して、嘘をついて良い事ばかり言うとか、強引に買わせようとする等のイメージです。

 

数十年前ならともかく、このご時世にそんな営業マンは皆無といって良いと思います。

いたとしても、この業界からいなくなるのは時間の問題でしょう。

 

私自身、お客様に嘘をついて不動産を売ったことはありません。

何千万円もの買い物をする人が、営業の嘘に騙されるとも思えませんよね?

嘘で売れる程、単純な仕事ではないのです。

 

良い意味での嘘が必要だ」等と言う人がいますが、私はそんな営業はニ流だと思います。

自分の主観を正当化しているのでしょうが、それは詐欺と紙一重の営業だと思うのです。

 

この仕事は、顧客に対して誠実であるからこそ、買ってもらえるものだと感じます。

このような営業マンの倫理観の違いについても、ある意味では闇と言われるもの一部なのかもしれません。

 

不正な取引という本来の意味は、法律違反を含んだ取引です。

これも、不動産業者にとって非常にマイナスな行為でしかありません。

不正な取引で得をしたとしても、発覚した時のダメージの方が大きいからです。

 

業務停止処分や免許取消しになれば、会社に大損害を与えてしまいますから、意識的に違反する人はいないでしょう。

顧客に迷惑をかける上、自分の立場も悪くなるだけですから、不正取引をするのはミスによる場合か、犯罪者である場合だけと考えて良いと思います。

 

私が不動産営業をしていて、「不正」だと感じた事があるのは、看板についてです。

電柱に物件への誘導看板をつける会社があるのですが、あれは違反行為です。

 

最近は、コンプライアンス遵守の観点から、そのような看板を設置しない会社が多くなったと思います。

しかし、今でもやっている会社はありますので、そんな部分からも会社のモラルとプライドが見えると思います。

 

まとめ

私は、不動産営業として実際に働いてからの方が、不動産業界の闇に対しての不安が減りました。

知らない世界に対しては、少なからず偏見や間違ったイメージを持ってしまうのだと思います。

映画やTVドラマ等の影響が大きいのかもしれません。

ネット上にも間違った情報が多い時代です。

私が見た、東京の不動産業界は、なかなか誠実な世界でした。

どなたかの参考になれば幸いです。

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