通常、会社で使用する筆記用具や備品等は、会社側が購入して常備していますよね。
しかし、不動産業界では、会社の規模によって十分な備品を揃えてくれない場合も多いです。
一般企業に勤めた事がある人からすれば、とても不思議なことかもしれませんが、フルコミッション等の文化がある業界なので、「自分のものは自分で用意する」といった慣習が残っているのです。
このような会社に勤める場合、不動産営業マンとして稼ぐためのアイテムを自分で購入しなくてはなりません。
不動産営業への転職を考えている人は、事前に必要になるアイテムをチェックしておくと良いと思いますので、この記事に主要な営業アイテムをご紹介しておきます。
何故、会社が購入しないのか
最初に言っておきますが、大手不動産会社に内定した人の場合、備品の心配はしなくて大丈夫です。
用意するのは、ローン電卓くらいで済むでしょう。
この記事で紹介するアイテムは、小~中規模の不動産屋に勤める場合に『自分で買わないといけないかもよ』というものです。
歩合率が高い給与体系の会社に多い事なのですが、筆記用具は役職者や営業事務だけに支給されるケースがあります。
また、歩合が高く設定されている不動産会社は、契約が取れないと収入的に厳しいので、売れない人はすぐに諦めて辞めて行ってしまう傾向があります。
会社側は、高率歩合を保つことで人材を集めていますから、無駄な経費を削減したいわけです。
このような不動産会社の営業マンは、ある意味で『傭兵』のような感じです。
自分の武器は自分で用意し、戦って戦果を上げたら高額報酬を受け取るということです。
この記事では、主に不動産営業(売買)と、住宅営業が仕事で必要になるアイテムについてご紹介しておきます。
事前に自分で買っておくアイテムについて検討しておくと良いと思います。
仲介営業が買っておきたいアイテム
売買の仲介営業になると、最初は物件の下見と資料作成が大半の仕事になります。
まず、下見の際に持っておきたいのは、筆記用具とスケール(メジャー)とスリッパの3つです。
できれば、折りたたみ傘とプラチチック画板も用意しておきたいアイテムです。
資料作成では、色々な文房具が必要になります。
文章で書くと長くなってしまいますので、当時の私が自分で用意していたアイテムをまとめておきます。
特に、1~5は使用頻度が高い道具ですから、自分用に良い道具を持ったほうが良いと思います。
中でも、住宅ローンの試算やアドバイスに使用するアイテムは、不動産営業マンにとって大きな武器になります。
ローン電卓は、早く使いこなせるようになっておきましょう!
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ローン電卓には、使いにくい商品もあるので、カシオのローン電卓がオススメです。
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- ローン電卓
- メジャースケール
- 円定規
- ホチキス
- ハサミ
- ペン類(インク・蛍光)
- ネームシャチハタ
- テープのり
- 修正テープ
- クリアファイル
- カッター ※地図の切り貼りに使用
- 作業用マット
- 印鑑マット(携帯用)
- 朱肉(携帯用)
- ペン立て
- 長定規
- 顧客管理ノート
- 内覧用スリッパ
- ラベルシール類 (顧客の名前を書いてクリアファイルに貼る)
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住宅営業が買っておきたいアイテム
住宅営業(ハウスメーカー)の場合、母体となる会社が大きい場合が多いと思います。
この為、自分で買う必要のあるものが少ないかもしれません。
住宅営業で個人的に購入をしたくなるアイテムは、主にプラン(間取り)考案に関するものです。
完全にパソコン上で考える人は別ですが、紙にラフ案を作成するタイプの人は、製図用シャープペンとペンタイプの消しゴムがあると重宝します。
近年では、フリクションのペンも住宅営業には必須のアイテムとなりました。
それと、意外に分度器を使います。
プランを考案するときは、方位を正確に反映させる必要がある為です。
ですから、誤差の少ない高性能なものが理想です。
現場では、仲介営業以上にスケールを使いますので、こちらも自分の気に入った性能のものを持つと良いと思います。
持ち歩くことが多いので、重さも結構重要です。
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まとめ
規模の小さい会社では、自分で用意しなければいけないアイテムが結構ありそうだと思われたのではないでしょうか。
全部を一度に買う必要はないかもしれませんが、無いと仕事にならないシーンが出てきます。
持ち歩くアイテムは、使いやすくて軽いものを選ぶと良いです。
営業は、契約を取るために動くので、より速く作業できる環境が大事です。
それなりの出費にはなりますが、たくさん契約して早く取り戻しましょう!