偉人や賢者の言葉は、何年も経ってから腑に落ちたりしますよね。
映画作品等でも、大人になってから観てみると、違った角度から作品の良さを感じたりします。
これは、自分の未熟さが故に、理解力が乏しい部分があったということです。
一定の経験と成長によって、以前の自分とは違う解釈をするようになり、「そうゆう事だったのか」と真意に辿り着くようになります。
ですから、良い言葉、良い本等は、何度も繰り返し咀嚼するべきでしょう。
皆さんも、誰かに言われた一言が、何年も後になってふと腑に落ちることがありませんか?
尊敬できる人からの言葉などは、今の自分では受け止めきれない意味を秘めているものですから、大切に覚えておきましょう。
経験は宝の鍵
偉人や賢者の声が宝箱だとすれば、その箱を開けるための鍵が「経験」という事になります。
宝箱の中身を確認する資格を得るには、自分自身の成長が必要というわけです。
こういった経験に基づく理解力は、時に何百万、何千万円もの価値になります。
例えば、私がTOPページで公開している営業ノウハウも、営業マンにとっては宝箱になるものだと思います。
また、不動産仲介業を開業予定の人にとっては、集客についての格言やアドバイス等がこれに当たるでしょう。
最近、不動産業を開業予定の方々から質問を受けることが増えました。
私は、不動産業を開業しようとしている人に必ずアドバイスしていることがあります。
それは、「営業ノウハウよりも、集客技術を知る人にお金を出すべき」という助言です。
仲介業の経営者は、集客のノウハウさえ持っていれば必ず成功できると思うので、お金を払ってでも経験者にコツ等を教えてもらいなさいと助言します。
この助言は、本当にその後の経営を左右する重要なものだと思っています。(受け取る側がこれを理解しているかは分かりませんが・・)
営業マンは、優秀な人を雇えば売上を上げてくれます。
しかし、集客は経営側が結果を出すしかないですよね。
不動産仲介業は、集客ができなければ潰れるのを待つだけなのです。
ですから、小さな投資(広告費)で多くの集客を発生させることができるノウハウには、何千万円もの価値があると言えます。
このように、特別な経験をした人しか分からないノウハウには、想像以上の価値となるケースがあるのです。
まとめ
世の中には、理解力の変化によって真意が見える事柄があります。
偉人や賢者の言葉があとから心に響くのは、あなたが同等レベルのステージに到達した証拠なのです。
一方で、自分の成長が追いつくのがいつになるのかは誰にもわかりません。
私がこの記事でお伝えしたいのは、身近に価値の高いノウハウや見聞を持つ人物がいるのならば、報酬を払ってでも頼るのが得策という事です。
勿論、無償で教えてくれる人がいるのが理想ですが、長く付き合っていきたい相手なら、きちんとメリットを与えることも大切です。
一時的な出費が生じたとしても、その相手との関係が深まり、必ず近道になるからです。
何百万、何千万円に変わるノウハウに着眼すると、ビジネスでの付き合い方にも成長があると思いますよ!?