2020年(令和2年)度の宅建本試験について、解答速報と総評をまとめておきます。
合格ラインについての目安についても、追記していきたいと思いますので、お気に入り等に入れて活用してください。
今年は、コロナウイルスの影響が大きな年で、しかも民法の大改正が伴いました。
この為、近年で最もハードな年度だったと言っても良いかもしれません。
皆さんに良い結果が出ることを心からお祈りしております。
2020年度(令和2年)の解答速報
暫定ではありますが、試験当日は、昨年と同様に解答速報を以下の表に掲載していきます。
16:00~16:30までには、全ての解答が掲載できると思います。
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解答速報シート
※上段は設問番号、下段(赤)が解答です。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
1 | 4 | 2 | 3 | 1 |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
3 | 2 | 2 | 3 | 2 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
4 | 3 | 4 | 1 | 4 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
2 | 1 | 3 | 3 | 2 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
1 | 1 | 3 | 4 | 4 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
3 | 2 | 3 | 3 | 4 |
31 | 32 | 33 | 34 | 35 |
1 | 1 | 1 | 4 | 3 |
36 | 37 | 38 | 39 | 40 |
4 | 1 | 4 | 2 | 2 |
41 | 42 | 43 | 44 | 45 |
3 | 1・4 | 2 | 4 | 2 |
46 | 47 | 48 | 49 | 50 |
2 | 1 | 3 | 4 | 3 |
試験問題の総評
当サイトの予想記事の中では、今年は民法の攻略が難しいと申し上げていましたが、予想以上に難問が多かった印象です。
改正に関する部分についても部分的に出題されていましたが、それよりも設問自体の難易度が上がったように感じた人も多かったことと思います。
とはいっても、当サイトのピンポイント予想で学習していた方々は、5問~7問を獲得することができたのではないでしょうか。
過去3年の予想の中では最も的中率が低くなってしまったものの、5~6割の範囲で指定していた場所から出題されました。
全体を通して見ると、民法が難しかった分、それ以外の分野については例年並かそれ以下といった難易度に感じます。
当サイトの予想とほぼ一致した部分から出題されていますので、ピンポイント予想記事で勉強した方々はそれほど問題なくクリアできたことと思います。
宅建業法については全問正解を目指せる年だったと思いますし、合格ラインは意外に高い可能性もあります。
コロナ渦という特殊な状況の中、少し異例な年ではありましたが、皆様に良い結果が出ていることを願っております。
合格コメント等、お気軽に投稿(コメント)してくださいね!
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合格ラインについて
令和2年度の合格ラインは、コロナの影響で受験をしなかった人もいるはずですから、例年通りに考て良いものか判断がつかない部分があります。
受験生の学習レベルについても未知数です。
ですから、単純に難易度から判断するしかありません。
例年の難易度と比較して、2020年度の試験問題がどの程度変化したかに着目して分析してみたいと思います。
2020年度の合格ライン
あくまでも予測ではありますが、2020年度の合格ラインは37問以上と予測しています。
権利関係の難易度がやや高かった一方で、宅建業法等では基本的な知識を問う設問が目立ちました。
受験生のレベルについては未知数な面もありますが、コロナ渦で勉強時間を確保できる機会が増えていた可能性が高いと思っています。
この為、過去問等をそれなりにこなしている受験生は、後半の問題については安定した得点がとれたはずです。
改正部分からの出題についても、私の予想よりも難しい形で出題されましたが、全体で考えれば、基礎的な学習(例年通りのレベル)で合格できる内容になっています。
このような理由から、10月の試験では、36~38問の間で合格ラインが決定される可能性が高いと思います。
まとめ
今年は、宅建試験が10月と12月に分けて行われる事になっています。
12月に受験する事になった人達は、まだ時間がありますから、過去問をしっかりやっておきましょう。
準備期間が長い分、やや試験内容が難しくなる可能性がありますが、過去問で合格レベルに達していれば恐れる事はありません。
民法以外の部分で、しっかりと得点することが今年のポイントになると思います。