宅建の無料独学と営業のコツ

不動産営業のつくり方

宅建サイトの無料模試【2020年版】問41~問50

この無料模試は、時間を節約して効率よく実力をつけ、自分の苦手な部分を確認するための模試です。

この記事は、問41~問50への対策テストです。

尚、この無料模試は、(10問ずつ)5回に分割して作成しています。

 

問41~問50までの模試について

この区間では、5問免除の対象となる部分が含まれています。

少し勉強すれば、簡単に得点できる科目もありますので、過去問を含めてしっかりチェックしておきましょう。

他の区間と比べれば、重要度が低い区間とも言えますが、油断せずに学習しておいてください。

 

宅建独学サイトの無料テキストと出題予想

これまでに書いてきた宅建に関する重要記事と、流し読み用の無料テキストを一つの記事にまとめて使いやすくしました。 この記事をお気に入りに入れておけば、テキストを持ち歩いているのと同じ状態にできるというわ ...

 

問41 宅建業法

建物の賃貸契約における重要事項説明で、必ず説明しなければいけないのは次のうちどれか。

1. 1年以内のインスペクションの内容について

2. 定期借地権に関する事項

3. 契約終了時における宅地上の建物取り壊しに関する事項

4. 土砂災害警戒区域内であること

 

問42 宅建業法

1. 営業保証金の取り戻し事由が発生した後、10年を経過するとどうなる?

2. 宅建業者の支店閉鎖により、供託金に余剰分が生じた場合、営業保証金の取り戻し公告の期間は?

3. 保証協会に加入し、営業保証金の供託が不要になった時は、広告は必要?

4. 業者免許が取り消された場合の、営業保証金を取り戻し手続きは?

 

問43 宅建業法

1. クーリングオフによる撤回・解約は、いつから効力が生じる?

2. 買主が自ら自宅での契約を申し出た場合、クーリングオフは適用される?

3. 買主が既に引き渡しを受け、かつ代金の全部を支払っている場合、クーリングオフは適用される?

4. 宅建業者がクーリングオフによって返還する手付金等の返還について、不利な特約を付している場合はどうなる?

 

問44 宅建業法

1. 1つの宅地建物取引業保証協会の社員である場合でも、他の保証協会へ複数加入することは可能?

2. 宅地建物取引業保証協会は、社員に対し、取引相手等からの苦情の解決について求めることができる内容とは?

3. 保証協会の社員と取引をした者が受けられる弁済の範囲は?

4. 宅地建物取引業保証協会の社員の地位を失った時は、いつまでに営業保証金を供託しなければならない?

 

問45 資力確保措置

宅建業者が自ら売主になって新築住宅の売買契約をする場合の資力確保について、以下の質問に答えてください。

1. 宅建業者が自ら売主になって新築住宅の売買契約をした場合に行う資力確保措置の種類は?

2. 資力確保措置の有効期間は何年以上でなければならない?

3. 自ら売主となって新築住宅を販売した場合、免許権者に資力確保の状況を届出なければなりませんが、この届出期限は?

4. 売主が、買主に資力確保措置の状況等を書面で交付して説明するのは、いつまでと決められている?

 

営業くん
5点免除を受ける方は、ここまでで終了となります

問46 住宅金融支援機構

住宅金融支援機構の業務ではないものは、以下のうちどれか。

1. 特定債務保証

2. 災害予防関連工事への貸付業務

3. マンション共用部分の委託管理

4. 住宅融資保険法による保険業務

 

問47 公正競争規約

1. 徒歩による所要時間の表示は、道路距離何メートルに対して1分間要するものとして表示する?

2. 公共・公益施設の表示をする時は、物件までの道路距離を明示する以外に何に注意する必要がある?

3. 懸賞によらない景品類については、取引価格に対してどのような範囲で認められる?

4. 販売物件の名称に、公園施設の名称を用いる場合、当該公園施設からの直線距離が何m以内であれば許される?

 

問48 統計

統計については、試験直前に軽く情報収集をしておく程度でOKです。

そこで、問題を解くさいのコツと、準備について記載しておきます。

 

統計に対する対策のポイントとしては、数字の暗記等よりも、全体の流れを掴むことです。

ある統計に対して、「増加傾向又は減少傾向の変化」や、これまでの数字変化の特徴などを総合的に捉えておくことです。

 

自分の中に統計的判断力をつけ、本試験での問題に対して思考で解答するようにしてください。

建築着工数、地価公示、土地白書、マンション販売件数(又は着工数)、法人企業統計等をチェックしておくだけで1問とれる可能性があります。

 

問49 土地知識

1. 一般に水はけが良く地盤が安定している為、宅地に適しているとされるのはどんな地形?

2. 河川の河口付近に見られる軟弱地盤で、地震による液状化現象が起きやすい場所は?

3. 切土又は盛土をした崖面の擁壁は、水はけを良くするためにどのような施工をする?

4. 旧河道は、過去に河川だった場所であるが、地盤にはどのような特徴がある?

 

問50 建物知識

1. 建物と上部構造と下部構造の間に積層ゴム等を設置して地震の揺れを緩和させる構造のことを何と呼ぶ?

2. 制震ダンパー等を設置し、建物の揺れを制御する構造を何と呼ぶ?

3. 単板などを積層した材料で、大規模な木造建築物等に使用される建材は?

4. 鉄筋コンクリート構造内の鉄筋からこれを覆うコンクリート表面までの最短寸法を何と呼ぶ?

 

解答

営業くん
以下、問題の解答です。

赤文字が正解文です。

 

問41の解答

建物の賃貸契約における重要事項説明で、必ず説明しなければいけないのは次のうちどれか。

1. 1年以内のインスペクションの内容について

2. 定期借地権に関する事項

3. 契約終了時における宅地上の建物取り壊しに関する事項

4. 土砂災害警戒区域内であること

土砂災害警戒区域内である事実は、全ての取引において記載事項です。

 

問42の解答

1. 営業保証金の取り戻し事由が発生した後、10年を経過するとどうなる?

公告をせずに直ちに取り戻しができる。

2. 宅建業者の支店閉鎖により、供託金に余剰分が生じた場合、営業保証金の取り戻し公告の期間は?

6カ月を下らない一定期間

3. 保証協会に加入し、営業保証金の供託が不要になった時は、広告は必要?

公告をせず、直ちに取り戻しができる。

4. 業者免許が取り消された場合の、営業保証金を取り戻し手続きは?

6カ月を下らない一定期間を定めて公告をし、期間内に誰からも申し出が無ければ取り戻せる。

 

問43の解答

1. クーリングオフによる撤回・解約は、いつから効力が生じる?

書面が発信された時から効力を生じる

2. 買主が自ら自宅での契約を申し出た場合、クーリングオフは適用される?

適用されない

3. 買主が既に引き渡しを受け、かつ代金の全部を支払っている場合、クーリングオフは適用される?

適用されない

4. 宅建業者がクーリングオフによって返還する手付金等の返還について、不利な特約を付している場合はどうなる?

無効になる

 

問44の解答

1. 1つの宅地建物取引業保証協会の社員である場合でも、他の保証協会へ複数加入することは可能?

できない(第64条の四)

2. 宅地建物取引業保証協会は、社員に対し、取引相手等からの苦情の解決について求めることができる内容とは?

「文書若しくは口頭による説明」又は「資料の提出」

3. 保証協会の社員と取引をした者が受けられる弁済の範囲は?

営業保証金の額に相当する額の範囲内

(保証協会ではなく供託していた場合と同額まで弁済を受けられるということ)

4. 宅地建物取引業保証協会の社員の地位を失った時は、いつまでに営業保証金を供託しなければならない?

社員の地位を失った日から1週間以内

取引相手が弁済を受けられない状態になっている期間を短くする趣旨です。

 

問45の解答

宅建業者が自ら売主になって新築住宅の売買契約をする場合の資力確保について、以下の質問に答えてください。

1. 宅建業者が自ら売主になって新築住宅の売買契約をした場合に行う資力確保措置の種類は?

住宅販売瑕疵担保保証金の供託、又は住宅販売瑕疵担保保険の契約

2. 資力確保措置の有効期間は何年以上でなければならない?

引き渡しから10年以上

3. 自ら売主となって新築住宅を販売した場合、免許権者に資力確保の状況を届出なければなりませんが、この届出期限は?

基準日から3週間以内

4. 売主が、買主に資力確保措置の状況等を書面で交付して説明するのは、いつまでと決められている?

売買契約を締結するまで

 

問46の解答

住宅金融支援機構の業務ではないものは、以下のうちどれか。

1. 特定債務保証

2. 災害予防関連工事への貸付業務

3. マンション共用部分の委託管理

マンション共用部分の改良資金の貸付業務は行っているが、管理業務は機構の業務内容ではない。

4. 住宅融資保険法による保険業務

 

問47の解答

1. 徒歩による所要時間の表示は、道路距離何メートルに対して1分間要するものとして表示する?

80m

2. 公共・公益施設の表示をする時は、物件までの道路距離を明示する以外に何に注意する必要がある?

現に使用できる施設であること

3. 懸賞によらない景品類については、取引価格に対してどのような範囲で認められる?

取引価格の10分の1又は100万円のいづれか低い額の範囲まで

4. 販売物件の名称に、公園施設の名称を用いる場合、当該公園施設からの直線距離が何m以内であれば許される?

300m以内に所在地している場合

 

問48の解答

統計については、試験直前に軽く情報収集をしておきましょう。

ここを得点源にしている人は稀だと思いますので、問題の出題を割愛します。

 

問49の解答

1. 一般に水はけが良く地盤が安定している為、宅地に適しているとされるのはどんな地形?

台地

2. 河川の河口付近に見られる軟弱地盤で、地震による液状化現象が起きやすい場所は?

三角州

3. 切土又は盛土をした崖面の擁壁は、水はけを良くするためにどのような施工をする?

擁壁に水抜き穴を設けて水圧を下げ、砂利敷や浸透桝(透水層)の設置等を行う

4. 旧河道は、過去に河川だった場所であるが、地盤にはどのような特徴がある?

軟弱で水はけが悪い

 

問50の解答

1. 建物と上部構造と下部構造の間に積層ゴム等を設置して地震の揺れを緩和させる構造のことを何と呼ぶ?

免震構造

2. 制震ダンパー等を設置し、建物の揺れを制御する構造を何と呼ぶ?

制振構造

3. 単板などを積層した材料で、大規模な木造建築物等に使用される建材は?

集成材

4. 鉄筋コンクリート構造内の鉄筋からこれを覆うコンクリート表面までの最短寸法を何と呼ぶ?

かぶり厚さ

 

まとめ

今回のテストでは、40の質問のうち34問以上の正解(正確な暗記)を合格ラインとしたいと思います。

50問中、38問以上の正解を目指すとすれば、模試全体では152問(38問×4肢)の正解ができれば合格レベルということになります。

解答(質問)式の模試なので、難易度としては当然に高くなりますから、結果に落ち込むこと無く、「本試験までに覚えれば良い」と考えてくださいね。

  • B!