2019年度の宅建本試験が終了しました。
受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした!
この記事では、試験問題の内訳と、当サイトでの事前予想の的中率についてご紹介しておきたいと思います。
また、本年度の合格ラインについても私見を掲載しておきます。
2019年度 試験問題
- 民法|所有権の対抗(不法占拠)
- 民法|意思表示(詐欺・錯誤)
- 民法|売買の瑕疵担保責任
- 民法|不法行為
- 民法|法律行為(無権代理)
- 民法|相続(遺産分割)
- 民法|債務(弁済)
- 民法|請負契約(瑕疵担保責任)
- 民法|時効(時効の中断)
- 民法|抵当権
- 借地借家法|借地権(存続期間と契約更新)
- 借地借家法|借家権(契約の更新について)
- 区分所有法|(議決権)
- 不動産登記法|(合筆・分筆等)
- 都市計画法|(区域の特徴等)
- 都市計画法|(開発行為)
- 建築基準法|(災害・防火等)
- 建築基準法|(総合知識・改正関連)
- 宅地造成等規制法|(許可手続)
- 土地区画整理法|(仮換地)
- 農地法|(4条・5条許可)
- 国土利用計画法|事後届出
- 所得税|(譲渡所得)
- 固定資産税
- 地価公示法
- 宅建業法|免許・名義
- 宅建業法|業者責任
- 宅建業法|35条
- 宅建業法|監督処分
- 宅建業法|広告規制
- 宅建業法|専任媒介
- 宅建業法|報酬額
- 宅建業法|保証協会
- 宅建業法|37条書面
- 宅建業法|業務規程
- 宅建業法|37条書面
- 宅建業法|手付金の保全措置
- 宅建業法|クーリング・オフ
- 宅建業法|35条
- 宅建業法|業務規程
- 宅建業法|35条
- 宅建業法|宅地
- 宅建業法|業者免許
- 宅建業法|宅建士の登録
- 特定住宅瑕疵担保責任
- 住宅金融支援機構|(業務内容)
- 不当景品類及び不当表示防止法|(不当表示)
- 統計
- 土地に関する知識(地形)
- 建物に関する知識(構造)
赤文字は、事前の予想と合っていた個所です。
約90%が、事前にアナウンスしていた通りの出題でした。
宅建業法については、得意分野にすることが前提となる試験ですから、予想に関係なく全ての範囲が出題の可能性大です。
そもそも予想する意味が無い科目ですので、的中率からは除外しています。
直前予想記事や、昨年末に公開していたピンポイント予想において、前年度よりも的中率が向上する結果となりました。
当サイトのヘビーユーザー達は、無事に合格を果たせたのではないかと思っています。
参考記事
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2019年度 宅建試験のピンポイント出題予想
宅建の試験で出題されている民法の出題傾向を中心に、当サイトで独自の分析をしてみました。 宅建民法の優先順位に迷う人は、まずこれを読んでから予定を組むと良いと思います。 直近5年での出題傾向を詳しく分析 ...
出題傾向と合格ライン
民法については、予想がかなり的中しました。
前半の5問については、予想に備えて勉強していれば比較的簡単に答えられる問題でした。
後半の問題についても、ピンポイント予想記事を信じて勉強していた方々にとっては難しく感じないものだったと思います。
事前に申し上げていた通り、出題の形式は多少変化しても、内容的にはそれほど難易度は変わっていません。
難易度が上がったように感じた人は、単純に勉強不足だったと考えましょう。
民法の趣旨を理解していれば類推解答できる問題もありましたので、民法の難易度は昨年より易しかった気がします。
宅建業法についても、過去問で定番となっている基本的な知識を問うものが中心でした。
こちらも、18問正解を目指せる内容だったという印象です。
本年度の試験も、しっかりと過去問をやっていた人達には簡単に感じたはずです。
法改正に伴う問題もありましたが、全体で見れば難易度は例年並みと考えて良いでしょう。
当サイトのピンポイント予想と無料模試を見ていた人は、難易度がやや下がったように感じたかもしれません。
個人的な予想ではありますが、今年も合格ラインは37問以上の正解と予想しています。
スマホによる学習環境が整ってきている事などもあり、受験生のレベルが高まっていますし、合格基準は36~37問と予想する人が多いのではないでしょうか。
勿論、発表までは誰にもわかりません。
予想に反して基準点が低い可能性もありますし、38問以上という可能性もゼロではないです。
自己採点で37問以上の人は、安心してよいのではないでしょうか。
12/4追記
2019年度の合格基準点は、35問以上の正解と発表されました。
改めて、昨年度の受験生レベルが高かったのだと感じる結果でした。
出題予想は毎年高確率で的中しているのですが、合格判定基準は毎年大外れですね。(笑)
今年の外れ方は、受験生にとって良い知らせとなってなによりでした。
出題予想の的中率
来年度も受験をすることになってしまった人達に向けて、予想的中率について触れておきたいと思います。
当サイトでは、いくつかの記事で出題傾向と予想等を公開していました。
今年は、無料模試も用意し、予想に基づいた演習もできるようにしていました。
特に、対策が難しい民法については、かなりピンポイントに予想を立てました。
気になるその結果ですが、民法については約60~70%が予測の範囲内から出題されました。
気持的には70%的中と言いたい内容でした。
全体としての出題傾向等の分析についても、90%の的中率だったので、公開しているテキストで学習していれば、合格できていたことが証明できる結果と言って良いと思います。
無料テキストだけでも合格できますので、2020年度の試験に向けてスタートする方は、当サイトを活用して合格を目指してみてください。
まとめ
宅建の試験は、もはやネット上の情報だけで合格できる時代です。
当サイトでも、必要な情報は網羅できていることが証明される結果となりました。
当サイトの予想記事は、12月の時点で既に公開していましたから、常連さん達は初期段階で的中率90%の予想を入手していたことになります。
来年度は、民法の大改正に当たりますが、再度気合を入れて予想していきます。
今年、惜しくも敗れた受験生は、当サイトの予想を参考にしていただければ幸いです。