東京都内で開催されている不動産投資セミナーには、年間で数千人が参加するようなものから、少人数開催のシークレットなもの等、様々な形態の不動産投資セミナーが存在しています。
このような不動産セミナーが盛んに開催されるのには、業界ならではの理由があります。
この記事では、その理由と今後お勧めのセミナー等をご紹介したいと思います。
都内に不動産セミナーが多い理由
都心部で不動産セミナーを開催する理由は、便利だからとか、人が集めやすいという理由だけではありません。
最も重要な理由は、『都心部に近い場所には資産家が多いから』という理由があります。
そもそも、都心部に不動産を持っている人は、それだけで一定の資産を持つことになりますよね。
郊外でも大地主はいますが、都内にはセミナー主催者の顧客になり得る人達が多いわけです。
元々、不動産セミナーを開催する理由は『集客』にあります。
不動産を買いたいと思っている人達を集めるセミナーもあれば、不動産を処分したいと考える人を集める目的の場合もあります。
いづれにしても、皆さんを集めるためのツールなわけです。
「有益な情報を無料で提供するので、自分達にチャンスをください!」という事ですね。
狡猾なケースでは、どこで利益を得ているのか分からない場合もあります。
でも、企業が無償で有益情報を与える事はありませんから、何か集客の仕掛けがあるということなのです。
資料請求での情報収集
例え、不動産セミナーが集客目的であっても、皆さんの役に立つ情報が得られるのであれば良いと思います。
別に、必要なければ断ればいいのですから、積極的に足を運んで良いとも思います。
不動産セミナーに足を運ぶところまで気持ちが進めていない人は、まずは情報収集から始めてみることだと思います。
この段階でのリスクはありませんから、ひとまず「自分にできそうか」という部分を探るくらいの気持ちで動いてみることです。
有名なところでは、 シノケングループ(ジャスダック上場企業)の初心者向け教材があります。
これ以外にも、資料請求からはじめられる教材はあると思いますが、個人情報の管理等に安心感がもてる会社から選ぶと良いと思います。
不動産セミナーに行く理由
貴方は、不動産投資で成功したいですか?
それなら、まずは必要な知識と情報を取りに行く動きをすることです。
セミナーの内容に共感したのなら、その企業と組めば良いでしょう。
そうでなければ、情報だけもらって帰ってくればいいと思います。
成功するためのノウハウさえ取りに行けない人は、不動産投資には不向きです。
不動産セミナーで投資手法を聞いて「とても安全で良い」と感じる人もいれば、「ローリスクだが、利益が小さ過ぎる」等と感じる人もいます。
このように、自分の資産状況や性格によってリスク許容度が異なるため、様々な投資手法を検討する必要があります。
それには、セミナーへの参加等、専門家や経験者との交流が近道です。
「後日、営業から連絡されるのが嫌だ」等と言う人がいますが、セミナーの内容が合わなければ、その旨を伝えればいいだけのことです。
とても感銘を受け、「是非サポートをお願いしたい」と感じる可能性もありますから、とにかく出会いの機会損失をしないことが大切です。
私のような不動産のプロでも、未だにセミナーから学ぶことがあります。
これは、セミナーでしか手に入らない情報があるからです。
トップレベルの不動産投資家は、常に有益情報を求めて動いています。
実は、不動産投資セミナーは、このような人達との出会いの場でもあるのです。
私自身、各方面の専門家と積極的に交流して人脈をつくっています。
不動産投資セミナーには、知識と経験を積む以外にも、このような付加価値があることを覚えておいてください。
不動産投資のコツを知りたい人達
仕事柄、不動産投資に関する質問をよく受けます。
大抵は、以下のような質問です。
- 不動産投資のコツは?
- 何から勉強すればいい?
- どうやって情報を集めれば良い?
これらの答えを手に入れるには『学習と行動』が必要になるという共通点があります。
不動産投資セミナーでは、このような基本的なコツや知識に加えて、各社が独自のノウハウ等を公開していると思えば良いと思います。
例えば、私が過去に講師を務めたセミナーでは、「物件購入時のコストを大幅に減少させる方法」や、「安い物件に付加価値をつける具体的な成功例」等を紹介していました。
コロナウイルスの流行いよって、ネット上でも有益な情報が得られるようになったと感じます。
セミナーならではの特典を、自宅で得られる時代が来たのですから、これを利用しない手は無いですよね。
WEBで不動産のことを学ぼう!
インターネット上でも色々なツールが出現してきましたよね。
例えば、最近注目を集めているのは、Casegoodです。
Casegoodは、14日間の無料お試し期間があるので、とりあえずは会員登録をして試してみると良いと思います。
このように、WEB上での情報収集も可能になり、身近な場所で有益情報を得られる時代です。
私も、できるだけWEBで対応するスタイルに仕事をシフトしています。
不動産セミナーでの注意点
不動産セミナーに参加した際の注意点や、失敗例についてご紹介しておきますね。
セミナーの内容によって異なる面もありますが、参加者の中には建物業者が紛れていることがあります。
一般投資家として参加しているのですが、よく話を聞いてみると建築会社やリフォーム業者の営業マンだったりするのです。
本人は、「個人的に参加している」等と言いますが、目的は「集客」の場合が多いです。
私も業界人ですが、だからこそセミナーで出会った人には自分の職種は言いません。
あくまでも不動産投資の仲間として付き合うのがマナーだと思います。
私が経験した失敗例としては、「オーナーの会」系のセミナーです。
オーナーとしての勉強をしたいという人達が集まるセミナーでは、あまり身になる情報が得られない事が多かったです。
多くの場合、レベルの低いオーナーが集まる会になっていて、営業目的の業者もたくさん紛れています。
時間の無駄になることが多いので、セミナー選びの選別眼はとても大事です。
セカオピのような個別相談型のセミナーでは、このような心配がありませんが、複数人数を集めて開催されるセミナーでは、交流相手に注意しながら参加しましょう。
有料セミナーで得られる事
有料にするからには、何らかのメリットがなければ成り立ちませんよね?
全てを明かすことはできませんが、多くの場合には「特別な情報」又は「特別な割引」等がメリットになっています。
特別な情報とは、水面下で入手された収益物件の案件を紹介してもらえるとか、成功の仕組み(投資手法の流れ)等を公開するものです。
個人的には、この程度のメリットではお金を払う価値は低いと思います。
有料セミナーやシークレットセミナーに参加する際には、享受できそうなメリットについてきちんと把握して選びましょう。
詳細は教えてもらえなくても、メリットの概要は聞けるはずです。
私が、「これなら有料セミナーでも価値がある」と感じるのは、以下のような場合です。
- 節税対策の無料サポートがある
- 相続税対策を考えたアドバイスをしてくれる
- 売買時の諸費用が大幅に削減できる
- 物件の管理費用が安くなる
- 物件の客付け費用が安くなる
- 有効な空室対策を提供している
不動産投資のための取引(売買)が多い人にとっては、これらのメリットは有料でも欲しいと思えるケースがあると思います。
でも、一般的な個人投資家の場合には、あまり魅力に感じないかもしれませんね。
要するに、節約できる額が数十万から数百万円になる人は、有料セミナーに参加した意味が出てくるわけです。
例えば、「参加者の中から限定〇名で売買時の仲介手数料が無料になる」というセミナーがあれば、それだけで数十万円以上の節約になります。
このような情報を上手く利用するにも知識が必要ですから、まずは無料セミナーからスタートしてみることをお勧めします。
まとめ
結論から言えば、都内でセミナーが多いのは、優良客が集客できる可能性が高いからです。
しかし、この構図も、今後は少し様相が変わっていきそうです。
あなたの信念と価値観で正しく投資するためには、将来のためにやれることを後回しにしない事です。
コロナウイルスの影響で、自宅から多くの情報を得られる環境になってきていますので、都内のセミナーに限らず、情報をとりに行きましょう。
私も、無料で相続税対策のアドバイスをしていますので、ご希望の方はメール等でお問合せください。
不動産知識等についても無料でお教えします。(笑)