「6月から勉強しても宅建に合格できますか?」という疑問を持っている人はいませんか?
宅建の受験勉強を6月から開始する人は、やや短期集中型の勉強法になりますよね。
6月スタートの人は、始動が遅い分だけスケージュール的には少々タイトになりますが、やる気次第では「まだ間に合う時期」と考えて良いと思います。
この記事では、6月から学習する際の具体的なコツ等について、3つのアドバイスをしたいと思います。
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6月は重要な月
宅建受験生にとって、6月はとても重要な月です。
試験日から約4カ月前になりますので、誰もが本格的な勉強に入る時期なのです。
7月には願書の受付も始まり、より現実味が出てきます。
通常、6月の受験勉強と言えば、流し読み等を一通り制覇し、暗記と過去問に入るといったケースが多いと思います。
また、宅建業法の仕上げに集中する時期にする人も多いかもしれません。
本来、このような段階に入るためには、5月までの間にテキストを購入し、軽く流し読みをしていることが前提になります。
6月開始の人は、この分の遅れをどのように追いつかせていくのかを考える必要があるわけです。
昨今は、コロナウイルスの影響によって、色々と不便な面も出ていると思います。
新型ウイルスに感染してしまうリスクも考慮し、少し余裕を持ったスケジュールを立てておく事も大切なのではないでしょうか。
独学サイトを活用する
6月開始の人の場合、まずは法改正についてチェックしてください。
法改正に関する部分は4月で確定していますので、勉強する前に今年の改正ポイントがどこなのかを理解しておきましょう。
これをしておく事で、これから目にする教材やWEB上の情報が「最新のものかどうか」が判断できると思います。
新旧の情報に注意して学ぶ準備ができるわけです。
勉強スケジュールについては、個々の予定に合わせて計画するとして、私からはもう少し具体的なアドバイスをしておきたいと思います。
私が伝えたいアドバイスは、以下の3つです。
- 独学サイトでの時間短縮方法
- 過去問の反復回数を増やす方法
- 模擬試験と出題予想の検討方法
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独学サイトでの時間短縮方法
6月から独学で受験勉強を開始する場合、テキストを選ぶことに時間をかけている暇はありません。
とにかく、今すぐに勉強に入ることが時間の節約になります。
一般的な勉強開始時期よりもやや遅めのスタートですから、このような時間短縮の意識を持って臨んでください。
時間短縮の手段として、最も有効で効率が良いのは、通勤・通学等の移動時間を使う事です。
当サイトでも、出題予想、流し読み、過去問は、全てスマホで読めるように作成しています。
しかも、全て無料です。
市販のテキストを買わなくても、合格可能な内容になっていますので、ぜひ役立ててください。
当サイトの予想記事を信じて勉強してみるのも一考ですし、他のサイトや有料教材を利用しても良いと思います。
有料教材を使う場合でも、通勤時間を利用できるスタディング(宅建士用の公式ページリンク)のような学習ツールがお勧めです。
とにかく、自分に合ったサイトや教材を見つけて、空いた時間はスマホで学習する癖をつけましょう。
一度の勉強が、たった1~2分の勉強だとしても、毎日数カ月これを続ければ何時間もの学習になることを忘れないでください。
過去問の回数を増やす方法
宅建の合格率は、過去問のマスター度合いに比例すると言っても過言ではありません。
事実、高得点で合格した人達は、過去問の回数が普通の人達よりも圧倒的に多いという共通点があります。
しかし、過去問の量は膨大ですし、流し読みや暗記が終わるまでにもかなりの時間がかかります。
ですから、実際には、思ったよりも過去問をやり込むことができなくなる人が多いです。
そこで、当サイトのテキストでは、流し読みの段階から過去問の出題傾向等に触れていき、同時進行で過去問対策ができるように作成しています。
また、過去問集については、解説を詳しくし、無料テキストの掲載箇所とリンクさせています。
市販本等で調べる手間が省けますので、かなり時間短縮になると思います。
上手に活用し、過去問の反復回数を増やしてみてください。
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模試と出題予想の検討方法
模擬試験の考え方については、別記事で詳しく書いていますので、詳しい説明は割愛します。
模試についてのアドバイスについては、以下の記事を参考にしてください。
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宅建合格者がオススメの模擬試験(模試)を解説!
宅地建物取引士の模擬試験は、受講先に迷う人が多いと思います。 模試を選ぶ時のポイントは、「予想が当たる」・「解説の質が良い」の2つです。 この記事では、模試受講前に知っておくべき事を踏まえながら、オス ...
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私からアドバイスしたいのは、「模擬試験」と「出題予想」の違いを理解し、そのどちらを重視するかという部分です。
基本的に「模擬試験」は、自分の実力を試すものです。
ですから、勉強のペースが予定通りに進み、時間的にも少し余裕のある人達が行うべきものですよね。
これに対し、「出題予想」は、『今年の試験はどこから出題されるか』というヤマをはるものです。
つまり、勉強時間に余裕が無い人達が、「これに賭けてみよう」という使い方をするものと言えます。
勿論、出題予想を参考にし、しっかり勉強する人もいますが、基本的には「的を絞っていくしかない」という状況の人が利用するものだと思います。
私がアドバイスしておきたいのは、模擬試験を受けられる程の勉強をしている人達に、出題予想は不要だという事です。
そして、出題予想を必要とする人達は、模擬試験がいらないのです。
出題予想に頼る人は、自分の力を試している暇はありません。
時間が足りないのですから、信じられる予想を見つけ、それに従って走るだけです。
模擬試験も、ある意味では出題予想ではありますが、よりピンポイントな予想で勉強する人達には、ただ自信が無くなるだけに終わるはずです。
自分がどちらのタイプなのか、早い段階で判断しておくと良いと思います。
まとめ
短期合格を目指す人は、独学サイトの活用メリットを最大に活かすことが近道です。
スマホという便利なアイテムがある現代の受験生は、本当に恵まれた環境にあります。
これを活かさないで、わざわざ市販本で勉強する人達が多いですよね。
私からすれば、車を買ったのに、わざわざタクシーを使っているように見えます。
近年では、優秀なサイトがたくさん存在していますから、是非とも活用して合格を目指してみてください。