営業職適正

銀行員の転職先、不動産コンサル業の適性とは?

メガバンクを筆頭に、銀行員のリストラが加速していくことが取り沙汰されているのをご存知でしょうか。

先行して転職を考える人も多く、今後数年で数万人規模の転職が起こると言われています。

銀行員のスキルを活かした転職先としては、真っ先に経理職等が有望と言われますよね。

実は、不動産コンサル業界でも、元銀行員の人員を欲しがる企業は多いようです。

有望な転職先として検討できるケースもあると思いますので、その適性についてご紹介してみたいと思います。

『自分に合っているか』を確かめてみてください。

スポンサーリンク

 

適性について

不動産コンサルティング会社の業務は幅広く、様々なものがあります。

その事業内容の多様性と選別方法については後述しますが、ここでは「どんな人が向いているのか」という話をしておきたいと思います。

 

性別による優劣の有無や、年齢や性格について、まずは自分に合っているかを判断するところからスタートしましょう。

 

性別の適性

不動産コンサルティング業は、決して「男性の方が良い」と言い切れる仕事ではありません。

女性でも充分に活躍できる業務内容ですし、むしろ女性の方が有利になるかもしれないくらいです。

実は、この点は、顧客の規模によります。

 

顧客が地主等の場合、畑で仕事をしているオジサンがターゲットの場合もあります。

ふいに話しかけても、相手に警戒されにくい効果があります。

 

一方、企業に対するコンサルティング業務の場合、男性の方が信用面で有利になる事が多いですよね。

このように、業務内容と顧客規模によって状況は変わりますが、男女の違いで適性が排除されるということはありません。

 

年齢適性

年齢についても、性別適性の場合と同じように、業務内容によって異なる部分があります。

一般的には、長期キャリア形成の為と称して30~35歳位までが採用対象になっています。

 

しかし、専門性の高い部門で仕事をしていた人なら、40歳を超えていても充分に可能性があります。

不動産業界は即戦力が重視されますので、40歳を超えてからの転職も珍しくありません。

 

とりあえず、自分のキャリアをアピールして応募してみる勇気が大切です。

経験が評価されれば、意外に採用されてしまうことも多いと思います。

 

スポンサーリンク

性格適性

不動産コンサルティング業には、コツコツやれる人が向いていると思います。

一般的な不動産営業職とは違い、一つの案件に長い期間を要する案件が多いからです。

 

事業計画や収支についての改善点等、資料を提示して少しずつ進展していく業務内容なので、計画的にコツコツと作業できる人が向いているわけです。

 

人当りとか、営業力はあまり必要ありません。

むしろ、それは同行する営業担当者に任せておけば良いと思います。

 

元銀行員の方がコンサルティング会社に入社した場合、おそらくサポート側としての業務を任されることが多いと思います。

管理職枠としての採用もあると思いますので、性格的な適性は「真面目にコツコツ」というタイプですね。

 

事業内容

ここでは、事業内容の多様性と選別方法についてご紹介しておきます。

事業内容については、圧倒的に収益物件の受注を目指すケースが多いのですが、その入り口の部分に多様性があります。

 

つまり、「どのようにして集客をしているか」という部分と、「誰をターゲットにしているか」の部分によって変わってくるイメージです。

 

例えば、資産の組み換えや、相続案件等を入口にする場合、税理士や金融機関等と提携していることが多いです。

セミナー等も開催し、資産家や企業担当者等をターゲットにしています。

都内のコンサルティング会社の場合では、顧客が有名企業になる場合もあります。

元銀行員の方々には、説明の必要がないケースかもしれませんね。

 

もう一つは、保険業の相談を窓口にしているケースや、農協等からの紹介を受けるケースです。

ネットによる集客や、個人客からの紹介の場合もあります。

こちらは、顧客も個人の地主になる場合が殆どです。

 

不動産コンサルティング会社では、このような経緯で発生させた案件が不動産取引に発展する場合もあります。

売却活動をできる体制がある会社は、この案件で仲介手数料も稼ぎます。

 

不動産業を取り扱わないコンサルティング会社では、会社が集客した案件をチームで担当し、地主様の土地に収益物件建築の提案をするのがメイン業務です。

 

要するに、不動産コンサルティング会社は、不動産に関係している相談事なら何でも事業対象にしているマルチプレイヤー集団だと思えば良いと思います。

 

企業の選別方については、このような業務内容の違いの他、給与や歩合面の条件によって選ぶことになると思います。

以下、詳しく説明していきます。

 

基本給と年収

転職を考える際に最も重要なのは、やはり給与面の条件ですよね。

年齢によっても異なりますが、ここでは30歳以上での転職を前提としたいと思います。

 

融資審査の経験や、企業業績の分析等を行ってきた経験がある人は、不動産コンサルティング会社で即戦力になれる可能性が高いです。

このような経験が無くても、「数字には慣れています」というアピールができる業務を経験していた場合でも可能性はあります。

 

不動産業界に応募してくる人の多くは、営業マンとして稼ぐことを目的としてくる場合が多いので、元銀行員のような素性の人は希少です。

素質を感じる人材だとしても、一から数字の事を教えなければならない事情があるわけです。

 

基本給としては、25~28万円でのスタートとなる場合が多いと思いますが、これとは別に歩合やボーナスが発生します。

相手にしている顧客の規模によって多様な面もありますが、年収としては500~1,000万円を目指せる業種です。

 

不動産の売買も行えるような体制の会社では、営業として活躍することで更に上を目指すことも可能です。

不動産売買営業への転職については、別記事でご紹介していますので、こちらを参考にしてください。

 

参考記事

bank
元銀行員が不動産業界で活躍する時代が来る!?

メガバンク各行が従業員の削減を相次いで発表しています。 元銀行員というブランドを活かして、一足先に次のステージへと移っていく人達も出てきています。 この記事では、そんな元銀行員が不動産業界に進出した際 ...

 

資格の取得

資格については、FPと宅地建物取引士が重宝されます。

お金と資産に関する認定資格等も評価の対象となります。

(住宅ローンアドバイザー、保険募集人等)

 

これらの資格は、既に取得しているという人も多いのではないでしょうか。

これから取得するにしても、それほど難関資格ではありませんので、誰にでもチャンスがあると思います。

 

休暇日数と残業

銀行と違い、不動産業界では土日が休みではありません。

コンサルティング会社の場合、稀に土日休みの企業もあるようですが、不動産関連の事業内容を営む会社は、平日休みが圧倒的に多いです。

 

有給休暇等は、顧客状況に合わせる必要があり、少しとり難い面があります。

チーム制で動いている企業では、比較的に融通が利くと思いますので、しっかり休みたい人はそんな会社を選ぶと良いと思います。

 

残業については、資料作成等が重なった時や、遠方への訪問をした際等に発生するイメージで良いと思います。

基本的には、定時から1~2時間以内に帰宅できる日が大半です。

 

業務内容の詳細

事業内容とは別に、各社員の一日の動き等も知っておきたいポイントだと思います。

条件面や適性を理解できても、やはり実際の動きからも検討しておきたいですよね。

 

一日の様子について、2つの例をご紹介しておきますので、参考にしてみてください。

 

アポイント前日の動き

顧客とのアポイントが控えているという状況で、一日の動きを見ていきましょう。

9:00~10:00

  • 朝礼とミーティング等で一日の動きを確認

 

10:00~12:00

  • 顧客に提案する資料の作成と、その他の準備
  • 営業担当(チーム等)との打ち合わせ

 

13:00~15:00

  • セミナー準備等、集客活動のサポート
  • 提携会社との連絡や、状況確認等

 

15:00~18:00

  • 外出の用事、又は社内で資料作成をするなど、臨機応変に使う時間帯

 

18:00~終業まで

  • 打ち合わせ事項があれば、個別に会議。
  • 明日の予定を計画して帰宅

 

アポイント当日

9:00~10:00

  • 朝礼とミーティング

 

10:00~11:00

  • 訪問準備・移動等

 

13:00~15:00

  • 顧客との打ち合わせ・提案作業

 

15:00~19:00

  • 帰社までの移動時間
  • 書類整理と報告業務
  • 区切りの良いところで帰宅

※ 残業の発生するような依頼を受けた場合は、対応することもあります

まとめ

銀行業務に比べると、不動産業界の仕事内容はかなり楽なものだと思います。

但し、案件を利益にしていくことができないと評価されませんし、年収も上がりません。

しかし、頑張った分だけ収入になって返って来る仕事であるのは魅力とも言えます。

ノルマ等が気になる人は、チーム制で動く会社を選ぶと良いと思います。

適性が当てはまる人は、検討してみてはいかがでしょうか。

HOME

-営業職適正

Copyright© 不動産営業のつくり方 , 2019 All Rights Reserved.