2019年度の宅建の試験は、初めて宅建を受験する人達にとって、いつも以上に難しいものとなるはずです。
この記事では、今年がリベンジ受験ではない人達にとっての宅建難易度について、例年との違いを分り易く解説していきたいと思います。
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2019年度の難易度は異色?
いきなりですが、2019年度の宅建試験は、初受験になる人達にとって少しタイミングの悪い年となるかもしれません。
だからといって、合格できないわけではありませんが、例年の対策では少し足りない部分があると思います。
ですから、ネット上に存在している過去の記事は、あまり参考にならない場合もあると思います。
その理由は、前年と翌年の宅建試験に関係しています。
ご存知の方もいるとは思いますが、前年度の合格基準点は、例年よりも約2問分ハードルが高くなるという結果でした。
当然ながら、リベンジ受験をする人達は「この傾向が続くかもしれない」と考えます。
そして、初受験の人も前年度の基準に合わせて学習していくでしょう。
ですから、2019年度の受験生のレベルは、昨年同様に例年よりも高くなるはずなのです。
更に、翌年の宅建試験では、民法の一部改正に伴い、新しく覚えなければいけない部分が増えます。
直近の法改正で出題されていない部分も含め、2020年は、改正部分への対応が大変になりそうな年なのです。
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受験生の意識改革
翌年度の改正点増加を喜ぶ受験生はいませんから、「なんとしても今年の合格」と皆が考えます。
すると、例年以上に受験生達の意識改革が起きることになりそうですよね。
正しくは、「意識改革できた受験生だけが合格する年」という事になるのだと思います。
これまでに受験経験がある人ならば、意識改革もスムーズにできるかもしれませんが、初受験の人達にとっては「初めて本番を経験する年」です。
ここに多少のハンデが生じやすいので、冒頭で「タイミングの悪い年」という表現をしたわけです。
今年からの受験をする人は、教材のコンセプト等について念入りに選別する必要があります。
このような、その時折の変化に敏感だと感じる内容のテキストを選ぶと良いと思います。
難易度の説明
宅建の難易度を説明しているサイト(記事)はたくさんあります。
私も過去の記事で何度か具体的な例を挙げて説明したこともあります。
「宅建 独学ノウハウ」のカテゴリーの中には、一般的に言われている難易度と勉強時間等について詳しく書いたものがありますので、参考にしてみてください。
今年の難易度については、一般的に言われる難易度に加え、受験生のレベルアップ分を考慮しなければならないと思います。
勉強法については、以下の記事が参考になると思います。
参考記事
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まとめ
今年の宅建試験について、少しイメージができたでしょうか。
当サイトは、宅建受験生と不動産営業に役立つ情報を提供するサイトですので、最新の出題予想等も公開しています。
テキストは、実務視点を取り入れ、できるだけ簡単にしています。
宅建独学の勉強サイトとして、合格までお付き合いいただければ幸いです。
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