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テラヘルツ波という電磁波が未来を変える!?

テラヘルツ波という電磁波の一種が、私達の未来を変える日が間近に迫っているのをご存知でしょうか。

私達の生活に役立つ、新しい技術です。

この技術が普及すれば、巡り巡って不動産業界にも何らかの変化が起こるはずです。

今回は、テラヘルツ波の現状と、住宅販売への影響を考えてみたいと思います。

 

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テラヘルツ波とは

テラヘルツ派は、電磁波の一種で、電波と光の間に属しており、毎秒1兆回振動する周波数帯です。

物体を透過する電波の性質と、直進する光の性質を合わせ持っています。

東京工業大学工学院で研究が進んでいる技術として、メディアにも注目されています。

 

面白いのは、人間の体を含め、あらゆる物から出ている電磁波であることです。

テラヘルツ波は、扱うのが難しい為、研究に時間がかかると考えられていました。

現在は、炭素からできているカーボンナノチューブという素材を使い、テラヘルツ派を検知するセンサーを制作することに成功しています。

 

これにより、物体に生じた小さな穴や損傷を発見することができる等、今までに無い検査ラインの構築が可能となります。

分析だけではなく、テラヘルツ波自体を照射することによって成分判別に利用することもできます。

 

例えば、錠剤に照射して、その透過率で薬の種類や遺物を検知するとった事に利用可能です。

次世代の薬品検査装置として期待できます。

 

テラヘルツ波による検査

テラヘルツ波による検査技術が進めば、様々な分野での活躍が期待できます。

食品の異物混入検査等は、目視で確認すること無く正確に判別が可能になるでしょう。

医療の分野でも広範囲に利用されるはずです。

 

この技術を応用すれば、レントゲンの進化版として使えると言われています。

X線では、髪の毛・爪・ゴム・一部の金属等が見えにくいのですが、テラヘルツ波はこれらを映し出すことができ、X線の弱点を克服することができるのです。

 

将来は、皮膚に近い部分にあるがん細胞も検知できるようになると期待されています。

本当に革命的な技術ですよね。

テラヘルツ波は、電磁波に関する技術で最後のフロンティアとも言われているそうです。

人体に害がなく、装置も小型加工しやすい為、無限の可能性を秘めていると言って良いでしょう。

 

また、テラヘルツ波技術を無線通信に応用すると、現在のスマートホンの100~1000倍の通信速度が実現できる可能性があります。

スマホをかざしただけで、映画等の大量データが瞬時にダウンロードできる時代が来るということです。

 

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村上和雄の言葉

テラヘルツ波とは関係ありませんが、研究者の情熱について少しご紹介したい事があります。

日本人がノーベル賞を受賞すると、研究費についての問題が取り上げられますよね。

でも、私が最も尊いと思うのは、予算よりも研究者の信念だと思います。

 

成果が出れば、誰もが賞賛しますが、そこに辿り着くまでには数十年の歳月が必要なことが殆どです。

つまり、革新的な技術開発には、膨大な時間と費用が必要だという事です。

 

以前、遺伝子研究で有名な、村上和雄さんの本を読み、とても感銘を受けました。

アホは神の望み』という本で、研究者独自の視点から、様々な気付きを与えてくれる本でした。

 

この本では、少し鈍くて馬鹿正直なくらいの人が世界を変えていくのだというメッセージが、強力な説得力で語られています。

予算がいくらあっても、途中で諦める人が大半を占めるのではないかと考えさせられます。

 

研究の過程を知ってみると、いかに地道で単純作業の多いことかが理解できます。

毎日、存在するのかも分らない結果に向かって、途方もない失敗を繰り返す作業が続きます。

 

時に、人から無駄な研究だと揶揄される事もあるでしょうし、自分でもくじけそうになる事の連続だと思います。

村上氏は、牛の脳下垂体を研究に使用する為、冷凍された3万5千頭分の脳下垂体を、たった数名で一個ずつ手むきしたそうです。

 

このような愚直な努力と、揺るがない信念で継続できる人材のおかげで、テラヘルツ波のような技術が生まれるのだと、感謝と尊敬の気持ちを抱かずにはいられません。

 

各業界への影響

大量のデータを瞬時に転送する技術が進むだけでも、その影響は計り知れないものです。

更に、ロボット技術との組み合わせが進めば、この世界に欠かせない技術となるでしょう。

携帯電話が無い時代から、一気にスマホが普及するくらいの変化と言っても良いくらいかもしれません。

 

川崎重工業では、人間と同じように動くことができるロボットの研究が進んでいます。

片足で立ち、様々なポーズをとるデモンストレーションを見て、「ここまで来たのか」と驚きました。

医療現場や工場等で働くことができるロボットが形になってきたのです。

 

まずは、建築現場での重労働等をロボットが担えるようにすることを目指しているようですが、これが実現すれば異業種への利用も急速に広がるでしょう。

テラヘルツ波技術との融合によって、ロボットは人間の能力を遥かに超え、企業にとって欠かせない労働力となるのです。

 

住宅(不動産)業界では、住宅のコスト等に大きな影響が出てくるはずです。

工事にかかる人件費を大幅に削減できるからです。

ロボットは天候を選びませんし、休憩も必要ありませんから、工期にも大きく関わってきそうですね。

 

まとめ

まだまだ時間はかかるものの、そう遠くない将来にテラヘルツ技術と有能ロボットが世に出てくることは間違いないでしょう。

課題は、技術者の育成と精度のレベルアップと制作コスト、といったところでしょうか。

コスト面の問題が解決された時には、爆発的に普及していくでしょう。

楽しみな反面、急激な変化についていけるのか、少し不安になるくらいの話ですね。

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