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不動産仲介営業に転職する心理的リスク

この記事でご紹介する転職リスクとは、思考の変化に関するリスクです。

ですから、仕事の厳しさやパワハラ等の話ではありません。

 

不動産業界に営業職としての転職をすると、色々と心理的な変化が起こります。

個人的に、人生観等に大きな部分だと感じる為、そのリスクについて説明していきたいと思います。




 

不動産営業になるリスクとは?

売買の不動産仲介営業のリスクについて調べる人は、「忙しさ」・「ノルマ」・「仕事のキツさ」等といった情報を探している場合が多いかもしれません。

勿論、このような事柄についても、この業種のリスクの一つだとは思います。

 

でも、これらは人によって感じ方も異なりますし、会社の労働環境によっても多様なものがありますよね。

それに、このようなリスクについて書いた記事なら、既にたくさん存在しているでしょう。

 

そこで、私からは、少し視点を変えて、心理的な部分のリスクについてお伝えしたいと思います。

働きながら、長期的な視点を持つことで気付くリスクなので、将来の自分が体験するかもしれないリスクを先取りできるはずです。

 

実は、不動産業界(特に売買)に染まる事で、気付かないうちに人生観を変えられている部分があるのです。

もう少し具体的に言うと、「仕事に対する感覚が変わるリスク」です。

参考記事

daffodil
不動産営業の【辛かった・苦労ランキング】

私が辛かった事、苦労した事をベスト5のランキングにしてみました。 辛いと感じる事には、個人差があるかもしれませんが、参考にしてみてください。 スポンサーリンク 目次 辛かった事 第5位辛かった事 第4 ...

 

成功による金銭感覚

不動産業界は、利益率の高い業種ですから、転職して数年後には年収1千万円を超えてしまう人もいます。

そんな事が実際に起こる業界ですから、1千万円まではいかなくても、頑張っていれば自然と年収は上がります。

 

私が年収1千万円を達成したのは、30代前半のことでした。

一般企業の普通のサラリーマンが同じことを実現するのは、とても難しい事ですよね。

一流大学を出て、一流企業でも重要なポストを任されているような人達でも、1千万円を超えるにはある程度の年齢と経験が必要だと思います。

 

20代でも、たった数年で実現する人もいる業界ですから、金銭感覚には注意が必要です。

バブル的な事が起きるので、生活水準を上げてしまう人がいるのです。

 

生活水準の変動リスク

稼いだお金をどう使おうと本人の自由ですが、生活水準は今まで通りにしておくのが良いと思います。

将来的に不動産業界から離れた時には、この感覚が色々な面に影響すると思うからです。

 

私は将来の独立を考えていたので、どんなに稼げていても、できるだけ倹約するようにしていました。

余剰資金で投資は始めましたが、それ以外は今までと変えていません。

 

高級車を買った人は、それを国産車に変える時には、自分が落ちぶれたような感覚になるそうです。

また、住居についても良い場所へ移り住んでいると、年収が下がった時に厳しくなってしまいます。

極端に生活水準を変えると、将来に大きなリスクになり兼ねないと思います。

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雇用条件上のリスク

不動産営業は稼げる業種ではありますが、その分だけ将来に向けて貯蓄が必要な側面もあります。

大手企業の場合は別ですが、多くの不動産会社には十分な退職金制度がありません。

退職金自体が存在しない会社もあるでしょう。

 

そして、基本給が低く設定される業種でもあるので、将来の年金についてもあまり期待できません。

一般のサラリーマンよりも稼げる分、雇用条件で劣る部分のリスクも理解しておくべきでしょう。

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職種の比較と選び方

不動産営業は、若さを活かして稼ぐにはとても良い職業と言えます。

30代までにできるだけ稼いで、何か違う業種へ転向するのも一考です。

しかし、ここにも心理的なリスクが生じる事があります。

 

不動産営業で一定の成功体験をした人は、他の業種の雇用条件に全く魅力を感じなくなるのです。

これは、私も実際に体験しました。

独立する人は良いのですが、将来に異業種へ転職をすることを考えている人は、心理的なリスクとなるはずです。

 

不動産営業は、それ程の労力を費やさずに大金を手にできる職業なので、他の業種の仕事が割に合わなく感じる人が多いです。

私も、先輩から入社直後に「不動産営業をやると、他の仕事で働けなくなるよ」と教わりました。

このような特徴がありますので、将来展望を良く見据えて転職した方が良いと思います。

 

ライフスタイルのリスク

ライフスタイルの変化については、良い部分もあります。

あえてリスクについて触れておきますが、不動産営業になると友人との付き合いが減少する可能性が高いです。

 

土日が休みではありませんし、感覚的な面でも一般の人達とは少し思考のスピード感が違ってきます。

いつしか疎遠になっていくという結果になるのですが、これが職業的な影響によるものだと認識している人は少ないかもしれません。

 

ライフスタイルの変化については、別記事で書いていますので、興味のある方はご覧ください。

参考記事不動産営業になって変化したライフスタイル

 

不動産営業に多い病気

不動産営業に多い病気についても、将来のリスクの一つですよね。

売買の仲介営業の場合、車での移動が大半を占めます。

この為、運動不足になってしまいがちです。

 

営業職は、食生活も乱れやすく、不規則な生活リズムになる人も多いです。

このような特徴から、中性脂肪の異常、高血圧、糖尿病等の率が高いです。

三大成人病にかかるリスクが高い業種かもしれませんね。

 

また、営業職という性質上、過度なストレスを感じる人もいます。

この為、ストレスを原因とした病気にもかかりやすいと言えると思います。

うつ病等になる人もいますので、私はメンタル面の勉強もするようにしていました。

 

参考記事

心理学で上司とのストレスを軽減させる方法

この記事では、カラー診断を用いたストレスの解読方法についてご紹介します。 カラー診断の知識が無い方は、意味の理解が難しい内容かもしれません。 以下のリンクから、カラー診断について学習した上で読むと、深 ...

 

まとめ|私の体験談

入社当時、不動産業界の様子は、想像していたのと少し違う部分もありました。

これは、良い意味でも、悪い意味でもです。

でも、結論としては、「なんとかやっていけそうだ」と感じたので続けられたわけです。

 

社内には凄い営業マンがたくさんいて、入社一年目は「自分には無理かも」と思う事もありました。

数年後の自分がトップになっているなんて全く想像もできませんでしたし、そんな可能性すら感じていませんでした。

 

まずは、「一人前の売り上げを達成できるようになろう」と、目の前の仕事を必死で頑張っていたら、いつの間にかゴールに到達していたというのが実感です。

結局は、どんな仕事でも、地道な努力に勝るものはありませんね。

最初から営業センスの高い人もいますが、それだけでは超えられない壁もあります。

 

逆を返せば、一生懸命に頑張れる人であれば、ある程度稼ぐことはできる業種だということです。

今回ご紹介したような見えにくいリスクを知った上で、不動産営業への転職を考えると良いと思います。

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