自分の夢として将来の独立を考えている人は、起業資金の捻出が当面の目標になります。
個人的に、どんな業種をやろうとしている場合でも、不動産営業で起業資金を貯めるプランは非常に有力だと思います。
この記事では、その理由と、具体的な実現までのストーリー等について解説します。
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起業資金の相場
雇われない生き方に憧れる人は、独立起業の道を思い描くものですよね。
しかし、起業をするには資金が必要ですし、商才や勇気もいります。
飲食業での独立の場合、400~600万円位の資金を準備する人が多いそうです。
私の知人でも、独立した人は大抵400万円前後だったと言う人が多いです。
確か、居酒屋『和民』の創業者で有名な渡辺社長も、佐川急便で働いて400万円の開業資金を確保したと言っていました。
設備投資に多額の費用がかかる業種等でなければ、400万円が一つの目安と言えそうです。
起業資金の貯め方
サラリーマンとして働きながら400万円を貯める事も充分に可能だと思いますが、年齢が若いほど時間がかかりますよね。
少しでも早く起業したい場合には、やはり短期間で稼げる業種に転向する事が近道です。
どうせ起業するのですから、いくら転職しても構いませんし、色々と経験してみるのも手ですよね。
それに、起業後に役立ちそうな経験をしながら貯めていく方が理想的です。
力仕事ができるタイプなら、ガテン系の職種で荒稼ぎすることも可能ですが、誰もが選べる道ではないと思います。
そう考えると、不動産営業や保険営業等の仕事は、短期間でも稼げる可能性がある職種として魅力があると思います。
不動産営業の優位性
起業資金を短期間で貯められそうな職業は、運送業、保険業、不動産業等が主力候補でしょう。
運送業等で力仕事を伴う配達をこなすか、何かの営業職で頑張る事が多いのではないでしょうか。
水商売等も候補に入るのかもしれませんが、運送業と同様に体力的にも向き不向きが激しい職種である印象です。
保険業も商品知識がいりますし、顧客の開拓が大変そうです。
これに対し、不動産営業の場合は、会社が集客をしてくれます。
それに加え、体力や知識に関係なく、誰にでも稼げる可能性があります。
しかも、将来に起業する際には、不動産の知識と、仕事を通じて獲得したコネクションが役立つでしょう。
不動産の仕事は、色々な業種の人とも関わりますし、人脈を形成しながら起業資金を貯めるのにはピッタリな業種ではないでしょうか。
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起業の実話
私が勤めていた不動産会社には、将来に喫茶店を経営したいという夢を叶えるために不動産営業になった人がいました。
彼は、堂々と「そんなに長く不動産営業をやるつもりはありません」と言っていました。
そして、あっという間にトップ営業になりました。
彼は、目標額を手にするまでに1年半しかかかりませんでした。
すぐに出世してしまった為、しばらく業界に留まっていましたが、数年後に夢を実現するために辞めていきました。
おそらく、十分な額の資金が貯まったはずです。
以前に、飲食業の経営者の家探しを担当したことがあり、起業後の人脈形成にもかなり役立ったようです。
人脈形成は、この仕事における大きなメリットと言えるでしょう。
私も、過去の顧客と仕事で繋がっている人が何人かいて、今でもお互いに仕事の紹介をし合う関係を築けています。
当サイトでは、転職に必要なアドバイスもまとめていますので、参考にしてみてください。
どれくらいの期間が必要?
不動産営業で、400万円の起業資金を蓄えるのに必要な期間について触れておきます。
正直なところ、全くの未経験で入社してからで考えると、普通なら3年は欲しいところです。
建売物件の相場が3,000万円以上の場所であれば、かなりの確率で実現できると思います。
私の場合、売れるまでに少し時間がかかりましたが、最初から成績を出せる才能がある人であれば、1年半くらいでも十分可能性はあると思います。
私のブログに書いている営業ノウハウを全て頭に入れて真剣に取り組めば、2年以内には実現できると思います。
不動産営業は、自分で気付いて覚えていく部分が多いです。
ですから、事前にコツを読んでおくことで目標到達までの時間を短縮できるはずです。
まとめ|お勧めプラン
私のオススメは、トップページにある転職関連の記事等でしっかりリサーチをし、歩合率の高い不動産会社に入社するプランです。
そして、1年だけ必死で馬車馬のように頑張って働いてみると良いです。
1年後には、自力で契約が獲れる営業マンになっていると思いますので、後はどんどん結果を出していくだけです。
そのまま不動産業界で成功するのも良いでしょうし、予定通りに起業しても良いと思います。
この業界で実力をつければ、大手不動産会社への道も開けます。
不動産営業には、あらゆる面で選択肢が広がるチャンスがあるわけです。
なかなか魅力のあるプランだと思いませんか?
「必ず実現する!」という気持ちがある人なら、チャレンジする価値はあると思います。
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