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宅建の最速暗記術は語呂合わせではない!?

宅建の勉強には、覚えなければならない情報がたくさんあります。

特別に難しい内容ではありませんが、数か月をかけて暗記する程の量があります。

そこで、誰もが「少しでも暗記量を減らしたい」と考えますよね。

この記事では、効率よく勉強するための最速暗記法についてご紹介します。



語呂合わせ

最速の暗記法と聞くと、語呂合わせの学習法を連想するのではないでしょうか。

正解さえ分かれば良い」というドライな考え方をすれば、語呂合わせは優れた暗記法なのかもしれません。

でも、意味を理解することを主眼にした勉強では無いので、私は良い勉強法だと思いません。

 

この理由は、テレビCMで例えると理解しやすいかもしれません。

例えば、「本を売るなら」とか、「バイク売るなら」といったキャッチコピーは、会社名を思い浮かぶようにさせる効果の高い手法です。

 

しかし、社名は頭に浮かんでも、その会社が何処にあるのかとか、実際の店内の様子等を知らない人もたくさんいるはずです。

つまり、その先の詳しい情報については、一向に出てこないという断片的な記憶方法なのです。

 

このようなCMをたくさん覚えても、その会社の業務内容に詳しい人にはなれませんよね?

単に、CMに詳しい人になるだけです。

 

これと同じで、語呂合わせに詳しくなっても不動産知識として理解は乏しいままだと思うのです。

勘違いでの取りこぼしや、応用がきかない暗記法だと思いますので、確実に合格したい人の勉強法ではないと思うのです。

 

暗記法の注意

語呂合わせや一覧表等を使って覚える方法を採用する場合には、その欠点を理解した上で行う必要があると思います。

覚える際には楽なのかもしれませんが、本試験では二度手間になっている側面もあるように思えます。

 

宅建の本試験では、全ての問題が文章で出題されています。

基本的に図表等が出てくることはありませんから、結局は読解力と記憶力を発揮することになるわけです。

 

読解力については、語呂あわせでは養う事ができませんよね?

一覧表等を使った暗記にしても、正確に思い出して問題文に当てはめる作業が必要になります。

 

ところが、意味を理解して学習している人達は、問題が解けなかった場合でも「類推する」という力がついています。

つまり、「あのケースでは禁止なのだから、これも同じ趣旨で禁止だろう」等と思考できるのです。

 

結果的に、語呂合わせ等の断片的な記憶で試験に臨む人達よりも、正解率が高まるはずなのです。

当サイトでは、このような点を重要視し、テキストには一切の図表を入れないようにしています。

語呂合わせについても、一つも出てきません。

 

宅建の勉強は、内容の理解がとても大事だというコンセプトで、できるだけ分かりやすく、記憶に残りやすい例え等を出すように心掛けています。

 

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省略して覚える

語呂合わせを使わない勉強とは、『意味で覚える勉強法』という事になります。

法令に書いてある事の意味を理解するためには、できるだけ分かり易い言葉に置き換える事が近道になります。

 

つまり、「いかに省けるか」とか、「いかに簡単にできるか」という事をテーマに勉強していくわけです。

それが、私の考える最速の勉強法ということになりますが、もう少し具体的な秘訣をご紹介しておきたいと思います。

 

市販のテキストや、有料教材等では、条文に書いてある内容を簡素化することが困難です。

何故なら、一つの言葉を省略するだけで法律条文として不完全になってしまうからです。

出版物として、それでは問題があるわけですね。

 

ところが、個人が作成している無料テキストの場合、このような責任問題を考えずに、分かり易さを追求できます。

ですから、思い切った表現で「意味が通じれば良い!」という省略や説明ができるのです。

 

勿論、試験で成果に辿り着けないような説明では意味がありませんから、省略の加減は重要です。

市販のテキストが堅苦しく感じるのは、このような制約があるからなのです。

 

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正しいサボり方

宅建士として必要な知識は身に付けつつ、必要最低限の暗記量で勉強したいと思いませんか?

それには、正しく適度にサボることが大事です。

では、そのサボり方について、説明していきましょう。

 

例えば、あなたなら、以下の条文をどのように省略するでしょうか。

高層住居誘導地区は、住居と住居以外の用途とを適正に配分し、利便性の高い高層住宅の建設を誘導するため、第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域、近隣商業地域又は準工業地域でこれらの地域に関する都市計画において建築基準法に規定する建築物の容積率が十分の四十又は十分の五十と定められたものの内において、建築物の容積率の最高限度、建築物の建蔽率の最高限度及び建築物の敷地面積の最低限度を定める地区とする。

読むのも面倒ですよね。

それに、これを丸暗記するのは大変な記憶力が必要です。

 

試験勉強は、その意味をいかに簡単にし、自分の記憶に残せるかが勝負です。

市販のテキスト等でこのような条文を簡素化するのには限界があります。

例えば、「利便性の高い高層住宅の誘導」という部分を削ろうとすると、利便性の低い高層住宅が含まれることになってしまうからです。

 

でも、個人作成の無料テキストなら、以下のように省略できます。

高層住居誘導地区は、人が集まりやすい5つの地域(第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域、近隣商業地域・準工業地域)の中で高層ビルを建てるために定めるもの。

元々の容積率が、400%か500%の場所であることが前提条件。

この地域に指定されると、容積率・建蔽率・最低敷地面積の3つの限度が個別で定められるようになる。

だいぶ簡単になったと思いませんか?

出版物として考えれば、表現に問題がありますが、内容を理解するのには足りるという加減が重要だと思います。

 

意味を理解して学習するには、これくらいで十分ですよね?

更に、これに補足説明を付けると、ほとんど暗記する必要がないレベルになっていきます。

 

補足で更に簡素化する

例えば、以下のような補足があったら、どうでしょうか。

高層住居誘導地区は、その場所に高層ビルを誘導することによって、街の利便性が高まると感じた時に指定します。

これは、人が働きに行くのに適した立地(用途地域)ということです。

通常では建てられないような高層ビルの建築を許そうとした場合、どのような規制を緩和すれば良いか考えてみましょう。

高い建物を許すためには容積率を増やせばいいですよね?

広さを確保させるには、建蔽率を増やせばOKです。

元々、最低敷地面積が設定されていれば、それを調整できるようにすればいいのです。

これを理解してしまえば、元々の容積率が400%か500%の場所という部分だけ覚えればOKですよね?

低層住居専用地域では有り得ない容積率ですから、5つの用途地域内であることも想像できると思います。

このように、物事の道理と意味を理解すると、暗記をしなくてはいけない部分が減ります。

不動産知識として武装することで、論理的に正誤の判断がつくようになるのです。

 

この勉強法をしていると、なんとなく目に入っていただけでも十分試験対策になることがあります。

これに対して、語呂合わせは、知識や理解に乏しい勉強法です。

総合的な判断力に乏しくなる為、見た事のない設問に出会った時に差が出るはずです。

 

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まとめ

宅建を独学で合格する人達は、今回ご紹介したような「正しいサボり」が上手な人が多いのではないでしょうか。

最速で覚えるための方法は、法令を自分が覚えやすい言い回しに書き換える事です。

この書き換え方の違いが、テキスト選びのポイントにもなります。

私は、市販の本で自分に合うものが無かったので、テキストを自作して合格しました。

私のテキストはHOMEで無料公開していますので、相性が良ければ使ってみてください。

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