不動産業界 就職・転職

不動産営業のフルコミ転向リスクとは?

規模の小さな不動産会社では、フルコミ部隊を持っている事があります。

また、最初から基本給型とフルコミを選択できる会社もあります。

この記事では、不動産営業がフルコミッションで働く際のリスクについて考えてみます。



給与体系の選択ミス

私は、不動産営業としての全盛期に、給与体制の選択で大きな過ちを犯しました。

その会社では、基本給+歩合の形態と、フルコミッション形態を選べることになっていたのですが、将来不安等もあり、この時の私は、基本給型のほうを選択したのです。

 

しかし、後から思えば、これは大きな過ちでした。

未来のことは誰にもわかりませんが、結果的に見るとフルコミを選択するのが正解でした。

住民税や所得税等を考えると、遥かに収入が増えていたことになります。

 

個人事業主として申告するので、経費として落とせる部分も広がり、かなりの節税効果が見込めたはずだからです。

 

節税対策のミス

当時、基本給型として給与を受け取っていて驚いたのは、住民税の高さです。

最も多い年には、住民税だけで100万円位支払った記憶があります。

 

もしも、フルコミを選択していれば、車両購入や諸経費等も経費にできていたはずですから、税金の支払いも抑えることができたと思います。

ガソリン代やスーツ購入、携帯電話等も全て経費ですから、申告額はかなり違っていたはずです。

 

もしも、フルコミを選択していれば、手元に残るお金が数百万円増えていたかもしれません。

知識が無かった為に、無駄な税金を支払ってしまったのです。

 

スポンサーリンク

安全とは何か

その後、ステップアップの為の転職をしたので、あの時にフルコミを選択していたとしても、結局はサラリーマンに戻れたわけです。

何を心配していたのか、自分でもよく分かりません。

当時は、自分がどれだけの成績を出せるかを想像できなかった事もあり、基本給を選んでしまったのです。

 

フルコミに対して大きなリスクを感じるのは当然なのですが、世の中を知るほどにそのリスクは小さなものだと気付きます。

一生その会社に居るわけでは無いでしょうし、自分で店を出すわけでもありません。

それに、会社が潰れてしまえば、基本給なんて関係無いということに気付いていませんでした。

 

独立のリスク

若くして独立し、自分の店を持つ人はたくさんいますよね。

業種が何だとしても、独立するだけで相当な勇気が必要ですから、本当にすごい事だと思います。

フルコミもある意味では独立のようなものですが、お店を持つリスクと比較すればその差は歴然です。

 

フルコミを選択する人は、それなりの営業力を持っている人でしょう。

ですから、契約がとれなくて収入が無くなるというリスクは意外に小さいと思います。

本来、不動産屋を開業するには多額の資金が必要ですから、出資リスクもありません。

 

しかも、いつでも辞めることが出来て、採用先があればまたサラリーマンに戻ることも可能です。

そして、成績が良かった時の収入は、かなり高いものになるでしょう。

おそらく、本当に自分の力で独立した人から見れば、フルコミはとても小さなリスクにしか見えないのではないでしょうか。

 

フルコミは自信次第

腕に自信があり、将来の独立を考えているような人は、一度はフルコミでの戦いに参加してみても面白いと思います。

申告関連の勉強にもなるでしょうし、ある程度の貯金があればチャレンジとして面白いと思います。

 

現在、大手不動産会社に勤めているような人にはオススメしませんが、小~中規模の会社で一定の実力がある人なら、チャレンジしてみる価値があるかもしれません。

今と同じ成績を維持するだけでも、結構年収が高くなることもあるはずです。

 

そもそも、フルコミで食べていけない人が独立をしても失敗する可能性が高いでしょう。

将来の独立を考えているなら、まずはフルコミで成功を収めて自信をつけるのも一考です。

 

まとめ

フルコミッションで働く際には、反響の条件がとても重要です。

会社側が反響をとってくれる環境下でのフルコミであれば、かなり条件が良いと言えるでしょう。

自費で広告費を投じなければならない会社は、少しリスクが高くなりますが、そこは歩合率次第といったところでしょう。

店を持たず、まずはフルコミという形態での独立をするのも、これからの新しいスタイルだと思います。

 

-不動産業界, 就職・転職

Copyright© 不動産営業のつくり方 , 2019 All Rights Reserved.