最近は諸法令の改正が行われ、試験対策にも気を使うところです。
合格率に大きな影響を及ぼす情報は、勉強開始前に入手しておくことが近道です。
後から気付くと、膨大な時間を無駄にすることにもなり兼ねませんよね。
この記事では、平成31年度の宅建受験生に向けて、勉強を始める前に知っておくと良い事をまとめておきました。
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テキスト購入の注意
別記事でも少し触れたことがありますが、近年はアフィリエイト目的で書籍を紹介するサイトが激増していますよね。
逆に、アフィリエイト目的ではないサイトを見つけるのが困難なくらいです。
収益目的だとしても、本当にオススメしたい書籍であれば、それは有識者の情報ですから良いと思います。
しかし、読む側からすれば、自分に合っているかはわかりませんよね?
他のサイトを否定するわけではなくて、本当に良い書籍なのか、きちんと確認する必要があると提言したいのです。
ネット利用の買い物をする際には、あなたにとって本当に良い本かどうか、良く考えてから購入しましょう。
購入時期についても、急がずにじっくりと決めたほうが良いと思います。
早く勉強を始めようと、気が急いでしまうのも分かりますが、テキスト選びは合格率に大きく影響すると思います。
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教材の選び方
私は、多くの人が必要な教材の量を見誤っていると感じています。
個々の自由なので、余計なお世話かもしれませんが。(笑)
勉強を始める前というのは、どんな教材が必要なのか判断できないですよね。
ネット上や、知人に勧められた書籍をなんとなく買ってしまうのだと思います。
実際の所、「必要最低限の教材で済ませた」と言い切れる人は少ないのではないでしょうか。
私は、本を何冊も買うことを推奨しません。
良いと思う書籍はありますが、それは私にとっての話ですので、紹介もしません。
それよりも、まずは自分で教材を選べるようになる知識を伝えたいと思います。
宅建の教材には、買うべきではなないと感じる内容の本もたくさんあります。
何度かパラパラとめくるだけで、「ほとんど使わなかった」という結末になる本です。
ただ条文をまとめて表にしただけ、という内容の本は本当に無駄です。
でも、そんな本が、ネット上でオススメとされているのをよく見かけるのが実態です。
今は、昔ながらの有名シリーズではなくても、良い本や教材があります。
定番を買えば良いというわけでは無いので、注意しましょう。
ネット上にも、たくさん無料教材が存在していますので、一通りリサーチしてからでも遅くはないと思います。
詳細については、参考記事をチェックしてみてください。
参考記事
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宅建勉強サイトの受験ノウハウ集
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3つの選択
宅建合格を目指す手段には、主に以下の3種類があると思います。
- 市販テキストで独学する
- 有料教材(スクール含む)で学ぶ
- 無料サイトで独学する
市販の本を購入して独学していく場合は、大きな書店に足を運んでみてください。
色々なサイトで紹介されている本が、本当に自分にも合っているか手に取って確認した方が良いと思います。
「これでいいや」という感覚で選ばずに、本の選別には時間をかけてください。
本格的に勉強を始めるまでは、テキストは買わないでおくことをお勧めします。
色々と見ているうちに、もっと良い書籍があるとを知ることもあると思うからです。
良い書籍が見つかるまでの間、読み流しテキストで慣れておくと良いと思います。
無料テキスト
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宅地建物取引業法の独学テキスト集
宅地建物取引士の試験を独学で受験する方々に向けて、流し読み用の無料テキストを作成しました。 流し読み用とは言っても、きちんと合格レベルの知識が得られる内容になっていますので、メインテキストとしても使用 ...
有料教材の選び方
宅建には、色々なスクールもありますよね。
スクールについては、「宅建の独学難易度を富士山登頂で説明してみた」を読むと参考になると思います。
スクール教材を使うメリットは、自分で教材を集める手間と、要点をまとめる作業を代行してもらえることです。
個人的には、スマホ性能が向上したので、時代が変わったと感じています。
通勤・通学の時間を利用し、スマホで勉強するのが一番効率が良いでしょう。
一昔前には、これができなかったので、今よりもスクール教材を買う意味があったと思います。
近年では、無料サイトやスマホ用の有料教材だけで合格レベルまで達することが可能になりました。
自分の勉強時間をいつとるのかによって、勉強方法の選択が変わってくると思います。
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配点と出題傾向
テキスト選びも大事ですが、勉強を始める前に本試験の出題傾向を掴んでおくことも大変重要です。
無駄なく勉強していくためにも、どの部分で何点とるのかを決めておきましょう。
このプランによって、使用する教材等も変わってくると思うので、テキストを購入するのは、自分のプランが決まってからだと考えると良いと思います。
出題傾向を理解し、学習スケジュールを立てるためのノウハウについては、以下の記事を参考にしてください。
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平成30年度の本試験では、合格判定基準点が37問以上という結果でした。
宅建勉強サイトの増加・充実や、受験生の若返り等も影響してなのか、それでも合格者数は前年比で増加しました。
平成31年度の試験についても、受験生のレベルが高い可能性を考慮せざるを得ません。
例年であれば、37問正解を目指して学習すればよかったのですが、今年からは確実に合格することを目指すなら38問正解の実力をつける必要がありそうです。
モチベーションの維持方法
宅建の受験勉強において、最も大事なのはモチベーションの維持です。
また、自分に合った学習法や、教材を見つけるのも重要な事です。
しかし、どんなに良い教材を手に入れても、最後まで続かなければ不合格になってしまいます。
むしろ、受験生には、モチベーションを保つための書籍の方が必要なのではないかと思うくらいです。
モチベーションの源は人によって異なる為、自分で工夫せざるを得ません。
個人的には、宅建を取得することによって得られるメリットや、叶えられる夢を知る事だと思います。
不動産営業になって高額年収を目指すのも良いと思います。
宅建手当だけをモチベーションにしても全く問題ありません。
とにかく、最後まで諦めずに頑張ってみて欲しいと願っています。
参考記事
まとめ
私のサイトでも、宅建の独学教材を無料で提供しています。
市販のテキストよりも少し噛み砕いた感じの読み流し教材です。
勉強を始めたばかりの人達に良いと思いますので、入り口教材として使ってみてください。
勿論、このテキストだけでも合格できるように作成していますので、教材の雰囲気等が合えば、市販のテキストを買わなくても良いと思います。
また、不動産営業になる人に役立つノウハウ等もまとめていますので、勉強の合間の暇つぶしに読んでみてください。
微力ながら、私の経験を役立ててもらえればと願っています。