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宅建の独学難易度を分かり易く説明してみた

ネット上では、宅建は独学で十分だという記事がたくさん存在していますよね。

そう言われても、「独学だけで合格できる人って少数派なのでは・・」と考えてしまう者だと思います。

その人が、独学で合格したことを自慢しているだけのように見えたり、自分には無理なのではないかと不安になるものです。

結論から言えば、宅建は本当に独学でも合格できる資格です。

但し、独学の場合、スケジュール感によってかなり難易度が変わりますので、あらかじめ説明しておきたい部分があります

そこで、宅建独学の難易度を「富士山登頂」に例えながら、わかりやすく説明していきます。

 

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登頂準備の違い

話を分かり易くするために、皆さんは、今から富士山に登ると思ってください。

富士山に登ると決めたら、ルートを考えますよね。

 

宅建で合格することを、富士山を登頂することと同じだと考えていくと、分かり易いと思います。

つまり、選択する登山ルートは、あなたが選んだ『勉強法』ということになります。

 

独学でいくのか、それともスクール等の有料ツールするのか等、進んでいく道の選択がこれに当たります。

代表的な宅建登山ルートには、以下のつがあります。

 

  1. 有料教材を使う(スクール等)
  2. 書籍だけ購入して独学
  3. ネットだけで独学

 

学習に必要な時間を想定する

頂上まで何時間かけて登るのかを考えようとする時、必ず自分のペースを意識しますよね。

要するに、試験勉強を何か月前から始めるかを考えるのと同じです。

 

時間を短く設定すれば、ハードな登山になります。

ですから、ゆっくり登りたい人は、できるだけ早く勉強を始めて時間をかければいいのです。

 

そして、装備についても考えてみましょう。

どんな服装で、リュックには何を入れるのか・・といった事です。

 

装備は、ありすぎても重くなりますよね?

宅建受験においての装備とは、教材の量という事になります。

 

模試受験の数とか、参考書や問題集の書籍数のことです。

適度な荷物にしておかないと、無駄な労力になるところも一緒ですよね。

 

5合目から登るコース

富士山を楽に登りたい」と考えた時、5合目までバスや車で行くことも出来ます。

そして、そこからガイド付きで登るのが一番手厚い登り方ですよね?

しかも、ガイドは装備まで全て用意してくれます。

あなたはひたすら歩けばいいだけですから、準備がすごく楽です。

 

このように頂上を目指すのが、有料教材やスクール通学による勉強法だと思います。

ガイドは、「ここは少し危険です」等と、アドバイスもしてくれます。

着実に、怪我することなく山頂を目指すことができそうですよね。

 

でも、ガイドには、お金がかかります。

もう一つ問題なのは、ガイドとの相性です。

 

すごくウザイ人がガイドだったら、山登りは苦痛なものになりますよね。

スクールの教材も、レイアウトや解説等が肌に合わない場合があるかもしれないということです。

 

そして、ガイドは「念のため」という理由で、サービス過剰な装備を持ってくる傾向があります。

途中でいらない装備を出し、いらない説明をしてくることもあるでしょう。

 

これは、スクール教材に、テキストの情報量が多すぎる傾向があるのと同じです。

「自分のペースでどんどん登りたい!」という人は、自分でルートを選んだ方がいいですね。

 

自力で登る楽しさ

良いガイド(教材)が見つからない事もあります。

一人でも登れる山であることは確かですから、ガイド無しで行くのも良いでしょう。

そこで、自分のペースで楽しみながら登ることにしたのが独学ルートです。

 

ですから、独学を選ぶのは、まったくスゴイことではありません。

単純に、登り方の好みの問題です。

独学の方が難しいと思っている人がいますが、そんな事はないのです。

 

その証拠に、ガイドがいなくても、山頂までの距離は全く同じです。

要するに、覚えなければならない量は全く同じということです。

独学ルートを選ぶ場合、以下の2ルートオススメしておきたいと思います。

 

独学ルート1

ガイド付の場合と同じように、5合目まで車で移動します。

でも、この車両は少し古くて遅いので、時間はかかります。

でも、歩くよりは楽に5合目まで移動できます。

 

5合目に着いてからは、ガイドをつけず、独りだけで歩いて登ります。

ここまでの苦労は、ガイドがいる場合とそれほど変わらないと思いませんか?

時間だけの問題であることが理解できると思います。

 

つまり、ガイドがいない分、装備(教材)の準備が遅れるだけということです。

受験用書籍を必要最低限だけ購入して勉強するので、バスの5合目到着が遅れるのです。

 

市販の書籍の内容は、スクール教材と大きく違うわけではありません。

しかし、選別等にはある程度時間がかかるでしょう。

5合目から頂上までの苦労は同じですから、準備と安心の違いだけです。

 

独学ルート2

こちらは、更にゆっくりと登るルートです。

麓から電動機付自転車を使ってノロノロと5合目まで行き、そこから歩いて登るようなルートです。

ちょっと時間がかかりますが、景色を楽しみながらゆっくり登りたい人には良いルートですよね。

 

これに該当するのは、書籍などを殆ど買わず、ネットの情報だけで学習する独学です。

基本的に自力で調べて、自分で教材をつくっていくようなイメージです。

このルートでも必ず頂上まで登ることはできます。

 

しかし、このルートを選ぶ人は本当に少ないと思います。

何故か、「あのルートは特別な人じゃないと無理でしょ」と思われているからです。

ネットでの情報が充実している昨今は、山岳ガイドの書いた本等を無料で読めるのと同じです。

 

自分で調べる時間さえあれば、誰でもこのコースで山頂まで行けるのは明らかなのですが、選ぶ人が少ないです。

時間はかかりますが、お金はほとんどかかりません。

 

私は、このルートを登った感覚がありますが、特別な苦労をしたという実感はありません。

ただ、いたずらに時間だけはかかりました。(笑)

HOMEには、私の作成した独学教材がありますので、このルートを選ぶ人は使ってみてください。

参考記事

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まとめ

そうそう良いガイドに巡り合えるわけではありませんから、私は自力で登る決断をし、最後まで登り切りました。

振り返ってみれば、結構楽しい登山だったと思っています。

 

どんなに良いガイドを付けても、あなたを背負って登ってくれるわけではないので、登山の苦しみは一緒です。

独学の場合、ずっと一人きりで登りますが、すれ違う人と会話くらいはできます。

ネット上やSNSでの情報交換等がこれに当たると思います。

 

どんな教材を使っても、5合目から歩く苦しみ(暗記量)は同じです。

どのルートを選ぶのも自由ですから、好みの登り方を考えてみてください。

そして、歩きはじめたら、諦めずに最後まで登り切りましょう!

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