宅建の受験勉強で悩ましいのは、全体の勉強量が見えにくい事です。
多くの人にとって、ゴールが見えたほうが飛び立ちやすいものですよね。
この記事では、宅建受験のための勉強量を確定させる方法についてご紹介したいと思います。
宅建受験の注意点
いざ宅建の勉強を始めてみると、その範囲の広さに驚く人も多いと思います。
条文だけを読もうとすると、膨大な情報量ですよね。
必要なのは、試験に出る部分だけなのですが、初めからそれがどこなのか分かる人はいません。
だから、普通の人は以下のような流れになってしまいます。
- 条文を通して読んでみる
- 試験に出るポイントを研究する
- 重要部分を暗記する
- 過去問をやる
- 暗記量が足りないとわかる
- 全体の暗記量が見える
- 更に暗記
- 過去問を繰り返し
- 模試受験⇒本試験
これ、全体の暗記量の全貌が見える時期が遅いと思いませんか?
実際、このような人は結構多いと思います。
下手をすると、最後まで暗記量が足りているのか分からないまま本試験を迎える人もいるのではないでしょうか。
後から気づいても「時すでに遅し」ということになり兼ねませんよね。
ですから、宅建の勉強を始める前にこの点については注意しておくことが大切だと思います。
宅建の勉強時間
通常、全体の暗記量を確定させるには、過去問を制覇しなければいけません。
しかし、ほとんどの人は過去問を制覇する前に、流し読みとか暗記をしますよね。
そうしないと、大事な部分も分からないからです。
しかし、全体量が見えないままでは、先程のような流れになってしまうのです。
全体が見えないと、モチベーションを保つのも大変なので、途中で挫折してしまう人も出てくるでしょう。
そこで、私は宅建の学習量を確定させる作業に、最初の2箇月をかけることにしました。
条文中のどの言葉を覚え、過去問でどこが聞かれるのかが判明していれば、もっと早い段階で全体量が見えると考えたのです。
ですから、勉強量が確定するまでは、一切暗記をしませんでした。
毎日、条文をコピーして自作テキストに貼りつける作業を繰り返し、過去問の解説等を見ながら照合していきました。
難しい条文は、自ら口語調にして入力しました。
そして、過去の本試験に出た部分は色を変え、「覚えるキーワード」としたのです。
これを全科目でやることで、最小限の暗記量が目視できました。
更に、これを印刷し、クリアファイルに入れました。
そして、とうとう「これを全部覚えれば合格できる」という自作教材が完成したわけです。
あとは、色が付いた箇所をひたすら暗記し、過去問を繰り返すだけでした。
こんな非効率なことをやっているのは、私くらいなものだと思います。
通常は、300時間から400時間程度と言われますし、誰かが作成したテキストを使えば、もっと時間は短縮できます。
通信教材や無料教材を使う
私がやったような作業は、かなりの手間ですよね。
これをやらないで済むように有料教材等があるわけで、非常に効率が悪い行為です。
改正や過去問増加によって修正も必要なので、とても面倒な作業なのです。
このような作業を代わりにやってもらえるからこそ、スクール教材を使う価値があるのだと思います。
私は、頭が悪いので、スクール教材では情報量が多すぎてダメだと感じましたが・・。
以前、同僚が購入したスクールテキストを見せてもらったことがあります。
そして、その膨大な量に唖然としました。
数万円払った対価として、ボリュームで満足感を持たせようとしているのでしょうか。
どうしても、過剰な情報量でテキスト作成をしているように思えました。
もしかしたら、「出題された情報が入っていなかった」等と言われない情報量にしているからなのかもしれません。
受験生とすれば、覚える量は最小限にしてほしいのに、有難迷惑な話ですよね。
お金を払って、過剰な暗記情報を手にしているとしたら、迷惑な話です。
このような事情から、多くのスクール教材では、思い切った的の絞り方はされません。
どうしても、「試験にでたら困るので、一応これも重要個所にしておこう」という部分が増えると思います。
ですから、自分でまとめるよりも暗記量は増えるでしょう。
それでも、スクール教材を使う方が、私の作業よりは時間短縮にはなりますが。(笑)
教材のレイアウトが自分に合わない場合等は別ですが、きっとお金を払う価値はあるのでしょう。
皆さんの中には、私と同じように市販本のテキストや有料教材が合わないと感じる人もいると思います。
当サイトでは、私が作成した教材を法改正に対応させて公開していますので、フィーリングが合えば使ってみてください。
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まとめ
私にとって、全体の勉強(暗記)量の確定は、とても重要な要素でした。
実際、目標がはっきりする効果があり、スケジュールも立てやすくなります。
結論として、無駄のない勉強量の確認方法は以下の2つです。
- スクール教材等を利用する
- 誰かが作成した教材を使う(ネット教材等)
このどちらかを使って全体量を把握し、スケジュールを立てましょう。
自分に合った方法で、頑張って合格を目指してください。
宅建勉強サイトを利用する際は、以下の記事が役立つと思います。
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