不動産営業

不動産営業 大手勤務のメリットとデメリット

 

大手不動産会社と小~中規模の不動産会社では、色々と働き方や雇用条件が異なる部分があります。

この記事では、実際にその両方を経験した立場から、その違いについてご紹介したいと思います。

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大手不動産会社のメリットとは?

大手のメリットというと、真っ先に『安定』という言葉が浮かびますが、不動産業界においてはあまりしっくり来ないところがあります。

潰れないで成長してきたからこそ大手になるわけですし、倒産しにくいとは言えます。

 

しかし、会社が潰れなくても、営業として稼げなければ『安定』にはなりません。

内勤の職種なら、大手としての恩恵が最大限に享受できる安定があるのでしょう。

 

歩合が設定される営業職であるからには、大手でも一定の結果を出さなければ在席し続けることができません。

ただ、仕事の評価と待遇面では、確かに大手のメリットを感じました。

 

また、ある程度の成果を上げたのに、「歩合の設定が急に変更された」とか、「歩合が支払われるまでの期間が長すぎる」といったトラブルの心配が無いのは良い点だと思います。

 

評価制度と環境

大手不動産会社では、目標の達成度に合わせた適正評価でボーナスが支給される等、評価制度が優れている傾向があります。

昇給についても、明確な基準がある等、「こうなれば給料があがる」というビジョンが描きやすいのも良い点だと感じました。

 

その他、営業ツールや備品の充実についても有利な面があります。

小さな会社では、自分で購入せざるを得ないような備品が全て揃っていて、迅速に営業活動ができる環境です。

 

そして、やはり最大のメリットは、ブランド力による信用と集客力だと思います。

別記事、「求人情報から不動産会社の社風を掴む方法」も参考にどうぞ。

 

大手だから存在するデメリットとは?

メリットだけを見ていると、大手不動産会社が有利だと思うかもしれません。

でも、デメリットもしっかり存在します。

事実、今の私が不動産会社に入社するとしたら、おそらく大手不動産会社を選択しません。

 

あくまでも私の場合であって、一般的には大手不動産会社の方が良いと思う人が多いと思いますが。

この辺の理由について、もう少し詳しく説明していきますね。

 

私が思う大手企業での最大のデメリットは、書類や手続きが多いという部分です。

もっと細かく言えば、動きずらいということです。

動きずらさとは?

大手では、組織としてのルールが厳格で、上司への提出書類や、情報共有するためのPC入力作業等が多いです。

道具や備品は揃っているのですが、それを使う時間を事務作業で削がれている側面があります。

 

つまり、営業に集中したい人にとっては、ちょっとイライラしてしまう環境でもあるわけです。

定期的な講習や行事等、参加義務を課されることが多いのもマイナスポイントです。

 

私の場合、営業としての動き方自体についても自由度が低いと感じました。

訪問先によっては、必ず上司同行でなければなりませんでしたし、入社直後は勝手に資料を渡すこともできませんでした。

 

システム課によるセキュリティチェックで、PC閲覧画面やメールが監視されており、何もダウンロードや更新ができないのも不便でした。

徹底した会社の信用防御が、営業活動の邪魔になる事がよくあったのです。

しかし、器用に立ち回れる人なら、あまり気にならないのかもしれません。

 

大手以外(小~中規模の会社)ではどう違うの?

上場企業ではない小・中規模の不動産会社は、雇用条件や環境の充実度では大手になかなか勝てません。

ですから、その対抗策として『歩合を魅力的にする』という方法を採用するしかありません。

 

中小規模の会社では、基本給は低いけれど、売れれば大手にいるより稼げるよ?という提案なのです。

営業力に自信がある人が集まりやすく、少数精鋭の体制が実現しやすい効果もあります。

 

手放したくない人材が現れたら、基本給を上げる選択肢もあるわけです。

営業側としては、多少不安定な雇用環境ではあるものの、営業活動に集中することができ、結果に対するリターンが大きくなるメリットがあります。

 

コンプライアンスに違反しない限り、自分の好きなように活動できますから、自分の営業スタイルを確立させている人は、こちらのほうが気楽で良いと感じる人もいます。

 

要するに、小~中規模の不動産会社は、中~上級者向きの就職先ということですね。

別記事、「小さな不動産屋への就職でも心配ない?」も参考にしてみてください。

 

まとめ

営業としての実力が無い間は、大手企業の看板は強い味方になってくれるはずです。

そして、その会社のルールに慣れてしまえば、とても居心地の良い場所になるかもしれません。

 

将来の独立を考えている人や、営業スタイル歩合率を重視する人にとっては、大手企業ではないほうが性に合うかもしれません。

このように、自分の実力と将来像によって、会社選びをすると良いと思います。

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