不動産営業 年収と歩合

住宅営業の平均年収はどのくらいなの?

不動産関係の営業職の年収・・・とっても気になりますよね。

特に、就職や転職を考えている人なら、少しでも詳しく知りたい部分だと思います。

そこで、私が業界で見てきた限りの情報を記事にしておきますので、是非とも参考にしてください!

 

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1.住宅営業とは

まず、住宅営業という職種についてお話ししておきますね。

ここで言う「住宅営業」とは、建物の請負契約をとることが仕事の人達です。

つまり、住宅展示場などにいて注文住宅を受注するための営業マンのことです。

 

住宅営業の年収は、当然ながら会社の給与条件によって幅があります。

歩合制の場合が多く、その設定条件が各社で異なることも理由の一つです。

 

通常は、基本給+歩合が毎月の給料で、営業成績に比例したボーナスが出る給与形態がとられています。

宅建(宅地建物取引士)などの資格を持っている場合は、これに資格手当がプラスされます。

 

2.建築会社の大きさによる年収の違いとは?

年収は、建築会社(ハウスメーカー)の規模が大きいほど高い傾向があります。

(あくまでも「傾向」ですので、全てではありません)

しかし、小規模なのに大手に勝てる給与制度をとるのは、かなり稀なケースであることは確かです。

 

事業規模が大きな会社は、様々な強みを持っていますから、優良な顧客を集客することができます。

年間の着工数も多いので、大量に資材を仕入れることで1棟当たりの単価を下げることができます。

 

一方で、高級仕様を強みにしている会社の場合、元々の単価(標準仕様の単価)が高いので、購入者からすれば安くは見えないかもしれませんね。

でも、工務店等が同じものを建てようとすれば、もっと高くなるということなのです。

 

このような事情から、大手ハウスメーカーの利益率は他社に比べて高くなるのです。

利益が多いので、社員に支払える給与額の枠も広がるというカラクリです。

 

勿論、大手企業にはCMや広告費用の他、上場を維持するためのコストといった大きな支出もある為、収益率が高いからといって、とてつもなく給与が高いわけでもありません。

 

また、ダイワハウスや積水ハウスのような超大手では、住宅事業以外にも大きな仕事(商業施設の建設、公共施設、工場、倉庫、マンション等)を受注していて、そちらの収益寄与が大きいという特徴もあります。

何故、大手ハウスメーカーの住宅営業の平均年収のほうが高いのか。
ここまでの話で、納得していただけたでしょうか。

 

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3.住宅営業の歩合設定のいろいろ

多くの建築会社(ハウスメーカー)で採用されている歩合制ですが、その設定には様々なものがあります。

私自身も住宅営業として働いていた時期がありますので、まずはその時の歩合設定を
解説しておきます。

 

私が在籍していたのは、一部上場の大手企業ではありましたが、業界での規模順位では真ん中くらいだと思います。

テレビCM等もしている規模の会社です。

 

歩合設定は、基本給や勤続年数に関わらず、一棟契約すると8万円がもらえました。

それにプラスして、利益率の数パーセントがボーナスとして付与されます。
但し、「会社が規定する1棟当たりの利益率を維持していること」という条件はありました。

 

住宅一棟を受注して、引渡しが完了するまでには数か月かかりますから、収益率が低すぎるのは建築会社にとって相当なリスクになります。

利益額だけを聞けば「そんなに儲けているのか!」と思うかもしれませんが、会社が大きいほど多くの利益が必要になるので、実際にはそれほど儲かっていないという会社が多いのが現実です。

 

住宅営業マンは、見積りミスや建材単価の上昇などによって見込んでいた利益が減りすぎると、歩合がもらえなくなってしまいます。

だから、営業マンは少し余裕を持った見積りで提示している事が多いのです。

私のいた会社では1棟につき8万円とされていましたが、これが全くない会社もあるようです。

 

4.総合的な平均年収の幅

報奨金という形に集約している会社では、「1棟いくら」という感覚ではなく、「儲かった中から数パーセントあげるね」という形をとることが多いようです。

先程の説明にもあったように、建物1棟から得られる利益は会社によって異なります。

 

ですから、「顧客集客力と利益率の高い会社は歩合も高くなる」ということです。

報奨金の場合、大体1~10%で設定されていて、金額にすると7万~20万円の間になることが多いのではないかと思います。

 

稀に、報奨金が高く設定されていて、1棟受注すると50万円前後もらえるような計算になる会社も見かけますが、基本給がかなり低いです。

年収として考えた時には、400~600万円位の中にいる人が圧倒的に多いはずです。

 

かなり優秀な成績な人達の年収では、600~1200万円位まではいました。

これくらい貰えると夢がありますが、それに見合った忙しさもあります。

 

5.住宅営業の実際の給与明細

最後に、私が中途採用で採用された時の給与明細内訳を記載しておきますね。

30代で住宅(請負)営業経験無しの中途採用で入社し、初めての報奨金をもらった時のものです。

入社して間もない頃の手取りですので、ミニマムの年収基準として参考になると思います。

求人サイトの募集欄を見る際に比較すると誤差が起きにくいと思いますよ。

給与明細
基本給:245,300円
扶養手当:5,000円
残業手当:26,113円
資格手当:30,000円
報奨金手当:80,000円
通勤手当:16,390円

この月の総額は、402,803円で、ここから社会保険や雇用保健料、所得税、厚生年金、健康保険料等を差し引いた手取り額になります。

346,315円です。

 

因みに、この年(入社1年目)の年収は、総額で4,736,665円でした。

夢があるのか、ないのか、微妙なところですよね。

別記事でも年収について取り上げていますので、参考にしてみてください。

参考記事

「不動産営業の年収と歩合が当てにならない理由とは?」

「不動産仲介営業の歩合1年分を公開」

 

6.まとめ

住宅営業の場合、初年度はあまり活躍することができない人が多いと思います。

覚える事が多いので、数件の契約しかできない人もたくさんいます。

住宅営業として活躍しようと考えている人は、この記事内容を目安に検討してみてください。

この記事を通して、住宅営業の給与について、大凡のイメージを掴んでいただけていたら嬉しいです。

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